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実は逆効果?みんなが勘違いしがちな「ビタミンC」のウソ2つ

  • 2021.2.18
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シミやしわ、毛穴の悩み、美白などさまざまな肌トラブルに効果があるとされる、美肌の救世主「ビタミンC」。しかし、プロによるとビタミンCは正しく取り入れないと、効果が半減するどころか逆に肌の負担になってしまうという。そんな勘違いされがちなビタミンCにまつわる2つのウソをご紹介。(フロントロウ編集部)

ウソ1.ビタミンCは日中に使ってはいけない

日中にビタミンCを使うと、日光に対して肌が過敏になるとされているけれど、実はこれは勘違い。

米メディアByrdieの調べによると、他の酸性のスキンケア成分とは異なり、ビタミンCには日光に対する感受性を高めるといった報告はないそう。むしろ、ビタミンCには強力な抗酸化作用があり、太陽からのフリーラジカルによるダメージから肌を守るという研究結果が出ているという。

画像: ウソ1.ビタミンCは日中に使ってはいけない

そのため、UCLAサンタモニカメディカルセンターの皮膚科医であるサラ・ホーガン医師は「ビタミンC製品は、UV放射が最高になる朝のスキンケアに取り入れるべき」と米メディアSelfでコメント。さらに日焼け止めと組み合わせることで、より高い効果を発揮するとも話している。

しかし、ビタミンCは光にさらされると効果が弱くなることがあるため、外出前に使うことが重要だとも明かした。

ウソ2.ビタミンCならどれも同じ

一見すると、ビタミンC配合のスキンケア製品はどれも同じように見えるけれど、実はすべての製品が同等に作られているわけではない。「場合によっては、刺激的で使いにくいものもある」と米マウントサイナイ医科大学の皮膚科診療部長のアンジェラ・ラム医師は言う。

とくに、敏感肌の人が“高濃度のビタミンC”を使うと、肌の刺激になる恐れがあるため、どのくらいの濃度が配合されているか確認することが重要なのだとか。

画像: ウソ2.ビタミンCならどれも同じ

ビタミンCの選び方について、ホーガン医師は「ビタミンCの濃度は、だいたい5%未満から30%までの幅がある。乾燥肌や敏感肌の人は、刺激が少ない5%程度の低濃度のものが望ましいけれど、オイリー肌や色素沈着に悩む人は高濃度でも対応できるはず」と説明。

ただし、ビタミンCの濃度は20%を過ぎると効果が横ばいになるため、それ以上高くする必要はないとも語っている。

スキンケアにこだわりを持つ人でも意外と勘違いしやすいビタミンC。正しい使い方や選び方をマスターして、ふだんのスキンケアをさらにアップグレードさせてみて。(フロントロウ編集部)

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