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ママのアイデア満載! 子どもの食中毒を防ぐ「お弁当作り」のポイント

  • 2015.6.9
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【ママからのご相談】

幼稚園年少の女の子のママです。5月からいよいよお弁当が始まりました。6月に入り、これから梅雨の時期に入るとお弁当を持たせるのが少々不安です。 子どもを食中毒から守るためにお弁当づくりで工夫した方がよい点はありますでしょうか?

●A. 蒸し暑くなる季節のお弁当づくりは、熱と水分に注意しましょう。

ご相談ありがとうございます。フリーライターのmikiです。

愛情こめて作ったお弁当でお子さんが苦しい思いをしてしまったら、とても悲しいですよね。湿度が高くなる梅雨の時期は、食中毒の原因となる菌が増えやすく、注意したい時期でもあります。そこで、毎日お弁当を作っている先輩ママたちにお弁当づくりのコツについて教えてもらいました。

●食中毒の敵は水分! 細菌を増やさないお弁当づくり

厚生労働省のWebサイトによると、家庭の食事が原因の食中毒は全体の20%近くを占めています。

また、同サイトには、

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細菌がもし、まな板に付いていたとしても、肉眼では見えません。しかし、目に見えなくとも簡単な方法をきちんと行えば細菌による食中毒を予防することができるのです。

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と書かれています。つまり、細菌を増やさないよう注意すれば、食中毒を防げるわけです。

●先輩ママが実践している食中毒予防法

先輩ママたちに、“お弁当を作る上で、食中毒を予防するために工夫していること”を聞いてみました。

・『お弁当は冷ましてからふたを閉める』(全員回答)

・『作り置きのおかずは一度熱を通してから詰める』(30代ママ)

・『ご飯は、酢飯にする』(30代ママ)

・『市販されているお弁当用除菌シートを詰める』(20代ママ)

・『野菜はキッチンペーパーで水分をふき取る』(40代ママ)

・『ふたの上に保冷剤を置いている』(30代ママ)

・『生ものは入れない。すべて火を通す』(30代ママ)

・『おにぎりはラップで直接包む。手で握らない』(30代ママ)

・『熱がこもりやすいおにぎりは、おかずと別にする』(20代ママ)

皆さん熱と水分には細心の注意を払っているようです。中には、『冷凍野菜をそのまま入れたらお昼を食べるころには水分でいっぱいになっていた』という失敗談も。水分の多さを考えると、冷凍したまま詰めるのは避けた方がいいのかもしれません。

●調理中も衛生面に注意!

また、食中毒予防の基本となるのが調理中の衛生面。調理前の手指の消毒は大前提として、包丁やまな板の消毒、お弁当箱の徹底した洗浄など常に衛生面に気を配ることが大切です。

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神経質になりすぎる必要はありませんが、幸せなお弁当が作れるようにご紹介したポイントを意識してみてはいかがでしょうか。ただでさえ嫌な梅雨のジメジメ時期ですが、子どもの喜ぶ顔を思い浮かべながら、お弁当づくりを頑張りましょうね!

【参考リンク】

・家庭でできる食中毒予防の6つのポイント | 厚生労働省

●ライター/miki(フリーライター)

幼稚園に通う4歳の男の子を育てるフリーライター。新聞記者を経て、フリーランスに。情報誌やインターネット、専門誌などで、これまでにアーティストのインタビューや教育記事、コラム、農業まで幅広く取材、執筆。子どもが大好きで、学習塾で小学生から高校生まで指導した経験も。また、転勤族の妻として東京、鹿児島、福岡などで暮らし、現在は宮城県在住。これまでに10回以上の引越し経験も持つ。ファッションとグルメと旅行を愛するママです。

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