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「鯆」って何だっけ…?読めそうで読めない難読《魚偏》漢字

  • 2021.2.15
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みなさんは、「鯆」という漢字の読み方がわかりますか?魚偏を持つ漢字は、難読漢字が多いことが周知されていますよね♪今回は、魚偏にフォーカスを当てて、難読漢字を4つ集めてみました。あなたはいくつ読むことができるか、ぜひ挑戦してみてください!

(1)「鯆」

「鯆」の読み方は、「いるか」と読むのが正解です!音読みでは「フ」、「ホ」と読むこの漢字は、「いるか」や「かわいるか」という意味を持つ漢字で、そのままその読み方ができるんです♪「いるか」は水族館でも人気の、みなさんもよく知る哺乳類ですよね!「いるか」はクジラ目ハクジラ亜目に属する動物の中で、特に小型の種に対する総称のことです。「かわいるか」も同じくハクジラ亜目に分類される動物ですが、その名の通り川や河口近くの海など、淡水から汽水域にかけて生息しています。

(2)「鱚」

「鱚」の読み方は、「きす」と読むのが正解です!主に海水に生息する魚類で、キス科に属する種類の総称になっています。キスの多くの種類は、日本では食用として親しまれています。そのため、釣りをするのにも人気のある魚になっています。「きす」は、キス科の種類のひとつである「しろぎす」の別名でもあるとされています!かつては東京湾での釣りが人気だった種類で、海の汚染によって絶滅危惧種となってしまった「あおぎす」という種類もいるんです。

(3)「鯏」

「鯏」の読み方は、「あさり」と読むのが正解です!日々の食卓に並ぶことの多い「あさり」は、潮干狩りでも人気の貝ですよね♪二枚貝であるアサリ属に対する総称で、お味噌汁や酒蒸し、和え物として食べられることが多いです。「鯏」にはいくつかの読み方があり、「あさり」のほかに「うぐい」という読み方があります。「うぐい」とは、コイ科の淡水魚のことで、つまり「鯏」というひとつの漢字が2つの生き物の意味を持っているんです!

(4)「鯎」

「鯎」の読み方は、「うぐい」と読むのが正解です!先ほどご紹介した「あさり」の漢字も、「うぐい」と読むことができましたよね。「うぐい」の漢字表記として一般的に使われているのは「鯎」になります。また、「石斑魚」と書いて「うぐい」と読むこともできます。ひとつの魚に複数の表記があったり、さらには「あさり」と「うぐい」のように同じ漢字で違う読み方をするものもあったりと、とても難しいですよね。

あなたはいくつ読めましたか?

魚偏の漢字が多く並ぶと、何が何だかわからなくなってしまいそうですよね。みなさんは今回いくつの漢字を読むことができたでしょうか?読めなかった漢字は、これを機会に覚えてみてくださいね。

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