1. トップ
  2. バイデン夫妻、43年の結婚生活を経て思う夫婦円満でいるために必要なこととは?

バイデン夫妻、43年の結婚生活を経て思う夫婦円満でいるために必要なこととは?

  • 2021.2.12
  • 344 views

1月に就任したジョー・バイデン米大統領とジル夫人は、ホワイトハウスでの新生活をスタートしたばかり。だが、オバマ政権時代に副大統領夫妻として世間の注目を浴びた8年間の経験から、大統領とコミュニティ・カレッジで英語を教えるファーストレディのバイデン博士は2人とも、政治に関わることが夫婦関係にどのようなストレスを与えるものか、よく理解している。

就任後ホワイトハウスで初めて受けた『ピープル』誌のインタビューで、夫妻は43年にわたって結婚生活を維持してきた秘訣について、率直に語った。

バイデン大統領によれば、それは詰まるところ、揺るぎない強さとサポートであるとのこと。ジル夫人はしっかりとした自分の軸を持っているという。

25ans Wedding

「結婚はフィフティ・フィフティだと言いますが……70対30にしなければならないこともあります」

「ありがたいことに、私が本当に落ち込んでいるときには妻が手を差し伸べてくれ、彼女が本当に落ち込んでいるときには、私がそうすることができます。私たちは本当に、お互いを支え合ってきました」

「プレッシャーを受ける家族についてのあらゆるデータを見ましたよ。ですから、彼女が仕事を続けてきてくれたことは、よかったと思っています」「彼女が教育者であることは、非常に重要なことです。まだ息子たちが小さかった頃に結婚しましたから、そのときには2年間休みましたが(大統領は前妻の死後、ジル夫人と再婚した)」

「とても大切にしていることが彼女にはあり、自立していながらもお互いの夢を共有していることが重要です」

大統領のこうした言葉を受け、ジル夫人は次のように語った。

「あらゆることを一緒に経験してきました──人生の浮き沈み、もちろん、悲劇や喪失も」「人は打ちのめされたその場所で強くなるとも言われます。私たちは、そう在りたいと思っています」

25ans Wedding

大統領は、もちろんお互いの存在がなくても仕事をすることはできるが、「それでも一緒にいる方がいい」と述べている(ジル夫人はファーストレディの仕事に加え、ノーザン・バージニア・コミュニティカレッジの教授としての仕事も続ける)。

「それぞれ仕事をすることはできたでしょうが、今のようにはいかなかったでしょう」「私は、公人としての生活を続けていなかったと思います」

「本当に重要な時期に、ジルに出会いました。ジルは私の家族を元に戻してくれました。家族を結びつけてくれたのはジルです」「出会ってすぐに、彼女と結婚したいと思いました」「ケンカや言い争いをすることがないというわけではありませんが」

この発言にジル夫人は、笑いながらこう返した。

「結婚して43年です。ケンカの原因になることも、もうそれほど多くはありませんよ」

「私は幸運」とも語ったバイデン大統領。仲の良い夫妻の姿が見られることも、大統領が目指す国民を「癒すこと」につながるかもしれない。

Photos: Getty Images From ELLE

元記事で読む
の記事をもっとみる