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初の著書発売!元Egirls【山口乃々華】が語る今のホンネとは?

  • 2021.2.11
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Check! 1

2020年E-girls解散ラスト1カ月はすごく幸せな時間でした

まず、CanCamとJJの合同表紙、そしてその撮影風景をViViとRayの公式YouTubeで配信するという、赤文字4誌合同の大きなプロジェクトは、すごく心に残っています。店頭でCanCamとJJが本棚に並んでいるのを見かけたり、どこもかしこもE-girlsがいるように感じられて、本当に幸せなラスト1カ月でした。撮影時期はかなり大変なスケジュールだったけれど、もともとE-girlsは多忙な仕事をみんなで力を合わせて乗り越えてきたから、最後にまたそういう空気感を味わうことができたのはすごく思い出深いですし、ありがたい気持ちでいっぱいです。そして、解散したけれど、ずっと私のなかにはE-girlsとして生きた血みたいなものが流れていて、それはほかのメンバーも同じはず。みんなが“E-girls”であり続ける、という気持ちが私を支えてくれています。これでおしまいではなく、E-girlsがずっとわたしを支え続けてくれる存在であるといいなと思っています。

Check! 2

初の書籍は「やった!よかった!」という気持ちでいっぱい

2月4日に発売した初の著書『ののペディア 心の記憶』は、2019年から女性ファッション誌『GINGER』のWEBサイトで連載していたエッセイを文庫化したもの。心に留まっているキーワードについて【あ】から50音順にひもといていくという内容なのですが、この連載のお話をいただいたときの率直な感想は「わぁ、本当に仕事になった!」という驚きが大きかったです。うれしかった一方で、これからとんでもなく大変なことが始まるのかもしれないと思って、不安な気持ちも入り混じっていました。実際に、何を書いたらいいのかどんどんわからなくなっていった時期もあり、すごく焦りましたし、どうしよう、わからないと一日中、悶々とする日もありました。でも、それがやっとできあがって、編集部の方にOKをもらって、1テーマ終わったときの達成感は格別でした。今夜は美味しくお酒が飲める!と(笑)。なんだかんだ楽しみながら、やらせていただいたと思っています。

©『ののペディア』/幻冬舎

中でも一番のお気に入りは、「き」の回のテーマ「季節」です。春夏秋冬について書いたのですが、私にしては珍しく、するすると、最初に思い描いていた通りに書けた感覚があって、心地良くて。季節に対する感覚は、何歳になっても変わらない気がしているので、これから先もずっと大切にしていきたい文章に仕上がったと思っています。そして、そんなWEB 連載の書籍化。この話をいただいたときの気持ちは、「うわ、本当ですか! やった! よかった!」(笑)。書籍化できたらいいなとずっと思っていたので、本当にうれしかったです。WEBで公開された内容以外に、文庫化に際して特別に書き下ろしたエッセイも収録されているので、連載をすべて見ていただいた方も、楽しんでいただける内容になっています。また、なかなか外に出て遊ぶことがむずかしい今、私は、外に出ることはもちろん楽しいけれど、“読み物”の中にもわくわくする世界がたくさんあると思っています。今は情報収集のときだと思ってSNSに熱中するのもよし、今まで手をつけられなかった長編小説をゆっくり読んでみるのもよし。その中で、『ののペディア 心の記憶』は、疲れた頭をちょっと休ませてくれるような、ほっと一息つくときにぴったりな本に仕上がっていると思います。お風呂に浸かりながらとか、ご飯を温めながらとか、お湯を沸かしている間とか(笑)。ちょっとした時間を使って少しずつ読んでいただいて、みなさんの生活の中に溶け込めたらうれしいなと思っています。

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著書『ののペディア ここの記憶』未公開カットをチラ見せ

©『ののペディア』/幻冬舎

©『ののペディア』/幻冬舎

©『ののペディア』/幻冬舎

infomation

タイトル/『ののペディア 心の記憶』
著者/山口乃々華
発売日/2021年2月4日
価格/本体710円+税
発売元/株式会社幻冬舎

山口乃々華(やまぐち ののか)

3月8日生まれ、埼玉県出身。2011年にLDH主催の「VOCAL BATTLE AUDITION 3」を経て、2012年発売の「Follow Me」よりE-girlsとしてデビュー。2014年から女優業もスタートし、映画『イタズラなKiss THE MOVIE』シリーズ、ドラマ・映画「HiGH & LOW」シリーズやHulu版「崖っぷちホテル!」、2020年夏には「私がモテてどうすんだ」にヒロイン役で出演する等、活動の幅を広げている。

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