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自分の生活しやすさを大切に。1K26.5㎡、一人暮らしのインテリア

  • 2021.2.9
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自分の色が足しやすい空間。

東京から大学時代に住んでいた京都へ戻ってこられたまちれもさん。今のお住まいは予算やエリアなど必須としていた条件をクリアしながら、お部屋づくりをされる上でプラスのポイントがあったそう。

「内覧をした際に、2面採光で日当たりの良さが好印象でした。加えて壁や床が白く、癖のない物件だったので、好きなインテリアを加えていきやすいと思ったんです。」

テレビ台付近には、絵本のイラストなどがディスプレイされています。

「母親が保育士ということもあり、子どもの頃から絵本のイラストが好きでした。この部屋でも全体の雰囲気に影響を与えすぎない範囲で飾っています。」

WARMGREYTAILのタペストリーは、最近、購入されてお気に入りだと話すアイテムの1つ。イラストも色合いもとっても可愛らしいですね。

真っ白なキャンバスのようなお部屋に、加える色合いも意識。

「お部屋の中には、青や黄色や植物のグリーンなどみずみずしい色合いを入れられるよう意識をしています。」

「昨年から観葉植物に関心を持ち始めました。最初はユーカリを購入したのですが、1ヶ月ほどで枯れてしまって。そのあと色々調べて室内でも育てやすい植物を見つけ、今は3つほど育てています。」 全体的に爽やかな色合いが印象的なまちれもさんのお部屋。何を購入するかはもちろん、自分の好きな色合いを邪魔せず活かせるお部屋選びが重要なポイントですね。

オープン収納で物の出し入れを行いやすく。

まちれもさん自身、多くものを持ちすぎない生活がベースにあるということでリビングにも収納棚は全く見当たりません。

「今はお部屋の生活を充実させたいという思いがあって、アイテムを増やしていますが、基本は物数が少ない生活を送ってきました。そのため、いかに自分が生活しやすい空間を作れるかを考えることが多いです。」

住まいの収納スペースもキッチンとリビングの間にある空間の1箇所のみ。

「引き出しを開ける動作は面倒だなと思っているので、基本的には引き出しの付いている家具は買わないようにしています。収納をオープンにしておくことで物の居場所も把握しやすくなるので便利です。」

収納グッズ自体を基本買わないようにすることで、逆に物の数を増やさずに、生活しやすい量で過ごせるという狙いもあるのだとか。

自分の生活のしやすさを重視すること。自分にとって必要なものを見極めることが、まちれもさんのようにスッキリとしたお部屋に繋がっていくんですね。

手放すものと手放さないものを決める。

まちれもさんのお住まいにあるものは、どれも自身のお住まいに合うかを考えて購入されたものたち。 ただし、購入時には「長く使い続けるもの」と「手放しても良いもの」という2つの軸を意識しながらものを選んでいるのだそう。」

「長い目で考えた時に、家族が増えたり、住まいが広くなった時でも使えるものは手放さないものとして購入。今の住まいで使うのに十分なものは手放すものとして購入することが多いです。」

ワークスペースには今後の仕事も考えて、こだわって探したというunico マノアダイニングテーブルがありました。

「自宅で仕事をするため大きなデスクが欲しく、かなり探し回りましたね。unicoのサイトで見つけ、色味、質感、大きさを確かめたかったので実際に店舗に行き確認して購入しました。少々高かったですが、満足行くものに出会えてかなり気に入っています。」

逆に、手放しても良いかもと思われている黄色の座椅子は楽天で購入。

「価格としては高い物ではないですが、部屋のアクセントになっていて、とてもキュートで自分好みのインテリアです。次の引っ越しの際には、手放すと思いますが、少なくとも今の部屋とは相性抜群で買ってよかったです。」

「リビングが納得いく状態になったら、次はキッチンも整えて行きたいと思っています。」 予算もある中で、どこから順番に、またどこにより力をかけてお部屋作りをしていくか。 ライフステージによって必要なものも変わってくるので、改めて考えておきたいポイントでした。

今のお部屋は、住み始めてまだ半年も経っていないというまちれもさん。そのため、これから部屋作りを頑張りたい箇所がたくさんあるそう。 「前の住まいからのアイテムで、収納スペースは整えきれていません。そのため、いらないものは捨てて、ときめくものを増やしていきたいと思います。」

「また、今持っているアイテムは、間に合わせで購入したものもあり、全てにこだわりがあるものではありません。そのため全て自分がこだわりを持って選んでいるものにしたいですね。」 自身の世界観と生活のしやすさの両軸を大切にしつつ、お部屋の充実に向け、日々見つめ直されているまちれもさん。 理想の住まいに向けて、今後、今の空間がどんな風に変化していくのか。またぜひ、その変化を伺ってみたいお部屋でした。

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