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【レシピあり】優しい甘みがおいしい!話題の「発酵あんこ」をおうちで作ってみよう

  • 2021.2.7
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炊飯器で作れる!おうちで「発酵あんこ」作りにチャレンジ

近年、健康意識の高まりとともに注目を集める「発酵食」。

コロナ禍でおうち時間が増えたことで、糠漬けや甘酒、塩麹など、自分自身で「発酵食」を作って楽しむ方も増えてきています。

そんな中で、最近注目を集めているのが、砂糖を使わずに小豆と米麹を合わせて作る「発酵あんこ」。過去のおうちごはんの記事でも、その楽しみ方のアレンジをご紹介させていただきました。

今回は、炊飯器を使った「発酵あんこ」の作り方をご紹介します。

発酵させるのにちょっぴり時間はかかりますが、ポイントさえ押さえればおうちでも手軽に作ることできます。

一度作ってみたらそのおいしさにハマること間違いなし!

今回は、絶賛発酵あんこにドハマり中で、毎朝発酵あんこを食べているまい姉が作り方をご紹介したいと思います。

【レシピ】炊飯器で作る発酵あんこ

材料(作りやすい分量)

・小豆……250g
・米麹……250g(小豆と同量)
・塩……小さじ1/2弱
・水

作り方

1. 小豆をさっと水洗いし、鍋に小豆の3倍量の水と共に入れて火にかける。沸騰したら差し水を加え、再度沸騰したら弱火にし、5分ほど煮たらザルにあげて煮汁を捨てる。(渋抜き)

2. 小豆を鍋に戻し、再び小豆の3倍量の水を加えて火にかける。沸騰したら、中火~弱火にして豆の芯が柔らかくなるまで煮る。(目安は1時間~1時間半ほど)

▲途中アクが出てきたら取り除きます

▲豆が煮汁の表面から出ないよう、水分が減ってきたらに足しながら煮てください

3. 芯までやわらかく煮あがったらザルにあげ、60℃まで冷ます。このとき、煮汁は捨てずにとっておく。

▲指で軽く押してつぶれるくらいのやわらかさになればOK

※※ここまでは、一般的な小豆の煮方と同じなので、ご家庭それぞれの方法でおいしく小豆を茹でてくださいね!※※

4. 炊飯器のお釜に3の小豆と米麹を加え、全体をよく混ぜる。

煮汁を加えて全体がとろっとするくらいの水分量に調整したら、保温状態の炊飯器にセットする。湿らせた布巾を二重にしてかぶせてお釜を覆い、蓋を開けたまま10時間ほど置く。
※可能であれば、途中何度かかき混ぜ、布巾を濡らしなおすと発酵しやすい。

5. できあがったら塩を入れてよく混ぜて完成。
※塩は甘みを引き立てるために入れます。量はお好みで調整してください!

発酵が進む温度にしっかりと保って放置!

作り方のポイントは、茹でた小豆と米麹を混ぜ合わせたら60℃の温度にしっかりと保つこと! 温度が高すぎても低すぎても発酵しなくなってしまうので、しっかりと発酵が進む温度に保つことが大切です。

炊飯器を使えば、上記の作り方で60℃前後に保つことができるので、しっかりと発酵させることができます。ヨーグルトメーカーや発酵器ど、その他の温度を保つことができる調理家電などでも、もちろんおいしく作れます!

やさしい甘みがおいしい

冷蔵での保存期間の目安は1週間ほど。少しずつ発酵が進むので、食べきれない場合は冷凍しておき、食べるときに自然解凍するのがおすすめです。

▲塩パンに発酵あんことバターを挟んでトーストで焼くのもおすすめ。塩パンの塩気とやさしい甘みの発酵あんことの相性が抜群です!

もっと甘みが欲しい! という方は、米麹の量をさらに増やしてみてください。

使う米麹によっても味わいが変わってくるので、いろいろ試してみるのも楽しいかも!

筆者は毎朝トーストに発酵あんこをたっぷりとのせ、その上にバターをのせてトーストで焼いて食べています。やさしい甘みなので、たっぷりとあんこをのせてもぺろりと食べれちゃうし、腹持ちがかなりよいので満足感もあっておすすめです!

お砂糖を加えるあんこもおいしいですが、実際にあんこを煮るときの砂糖の量を見て「こんなに砂糖を使うのか……」と思ったことがある方も多いはず。その点、発酵あんこは砂糖を使わずとも米麹の自然な甘みで、ヘルシーにおいしいあんこが楽しめるので、カロリーがちょっと気になるなという方にもおすすめです。

気になる方は、ぜひおうちで発酵あんこ作りにチャレンジしてみてくださいね!

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