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老後の夫婦が仲良く過ごすためにやってはいけないNG行動3選

  • 2021.2.7
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厚生労働省発表のデータによれば、2019年の時点で日本人男性の平均寿命は81.41歳、女性が87.45歳で、65歳で退職しても先は長いことが想像できます。定年後の長い人生を夫婦で仲良く過ごすには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか?やってはいけないNG行動を3つご紹介します。

■お互いの趣味や行動を干渉しない

まず気をつけたいのが、お互いのやることを干渉する言動です。相手の趣味に対して、「そんなのやめときなよ」「どうせ長続きしないのに」などと口出しするのは控えたほうがよいでしょう。言われたほうはイラっとし、お互いの関係も悪くなりかねません。

毎日の行動についても同じです。「また出かけるの?」「誰と会うの?」といった発言があまり目立つと、言われたほうとしては「自由にできない」「干渉されている」と感じるかもしれません。お互いを信じて、それぞれの自由を尊重するようにしましょう。

■老後資金と必要経費をあやふやにしない

お金の管理をあやふやにするのも、やめたほうがよいでしょう。たとえば老後資金を夫のみが、毎月の生活費を妻のみが把握している場合、老後の資金計画やお金の流れについて、どちらも全体像が見えていない状況となります。そのため「生活費が足りないのにくれない」「相手が無駄遣いしすぎなのでは」といった不満につながりかねません。

老後生活を夫婦で楽しむには、今後何にどの程度のお金が必要なのかという見通しを立てることが大切です。そのためにまずは、老後資金や毎月の生活費について、夫婦で情報を共有しておくことをおすすめします。

■相手に理想を押し付けない

もうひとつやってはいけないことが、「こうあるべき」という理想を相手に押し付ける言動です。たとえばお互いが担当する家事に口出ししたり、勝手に1日の予定を決めてそれを強要したりといった言動は、ケンカのもとになりかねません。

長年連れ添った夫婦でも、価値観や習慣の違いは当然あるものです。お互いある程度妥協をすることが、長い老後生活を楽しく過ごすポイントと言えるでしょう。

■夫婦といえども他人だと心得て

たとえ夫婦でも、お互いのすべてを理解しているわけではありません。「夫婦といえども別の人間」だと心得て、お互いを尊重することを忘れなければ、定年後の長い人生も無理なく仲良く過ごせるはずですよ。

文・西島さくら

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