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【ふれあい通り】「中華楼」

  • 2021.2.6
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野菜農家さんたちが多く通う店 カラフルなヨーロッパ野菜が中華料理に!

JR北浦和駅西口から徒歩5分。北浦和西口銀座商店街(通称:ふれあい通り)にある「中華楼(ちゅうかろう)」は、まだスーパーであまり見かけない珍しいヨーロッパ野菜を使ったカラフルな中華料理が楽しめるお店です。 と言っても、ドレスアップして出かける“お洒落中華”ではなく、いわゆる街中華スタイルの気楽なお店です。

出典:リビング埼玉Web

先代が浅草の中華楼で修業していた縁からのれん分け。北浦和に開業し、なんと60周年を迎えたのだそう。

地元で愛されるそのわけは、 食べる人の好みに合わせる自在さ
出典:リビング埼玉Web

2代目の店主、菊地 克己さんにお話を伺いました。 菊地さんは、同じメニューでも食べる人(お客さん)によって辛さの加減や調味料、スパイスの量を変えて、赤ちゃんから年配の方まで美味しく食べてもらいたいと料理しているのだそう。 「例えばマーボー豆腐でも、辛さは唐辛子なのかハバネロなのか、激辛なのか全く辛くないのか、、、香辛料から作る自分は、相手の好みに合わせて料理することができます。常連のお客さんも多く、子供の頃は甘口麻婆だった子供が、大人になって激辛になり、さらには子どもが生まれて、またその子の為に甘口麻婆をつくる時など、手がかかるけどそれが嬉しいんですよね」

さいたま市で栽培が盛んな ヨーロッパ野菜を取り入れています
出典:リビング埼玉Web

菊地さんは、中華では珍しく、ヨーロッパ野菜をメニューに多く取り入れています。 季節によって入荷状況は違いますが、厨房にこの日並んでいたのはカタローニャ、リーキ、カリーノケール、カリフローレ(白・紫)、ビーツ、バターナッツ、シャドークイーン、ノーザンルビーなどなど。鮮やかな色が食欲をそそりますよね。

もともとは野菜の種や苗を出荷する「トキタ種苗」という会社から、新種の野菜を農家さんに育ててもらうため、自宅で簡単に食べられるレシピ開発をしてほしいという依頼を受けたのがヨーロッパ野菜との出会いなのだそう。 今ではすっかり、生産者さんとのパイプもできて、つい最近も、野菜農家のサミットの後、ヨーロッパ野菜の生産者の皆さんが自慢の野菜を持ち寄って、中華楼に集合したらしいですよ。

人気№1は「ヨーロッパ野菜炒め」
出典:リビング埼玉Web

人気ナンバー1の「ヨーロッパ野菜炒め」を作っていただきました。 赤、白、緑、紫、黄色、ピンクなど食欲をそそる野菜炒めからは、ほのかにガーリックの香りもしてきます。いただいてみると、野菜の種類によってシャキシャキ、プリプリなどの食感や、ほのかな甘さ、苦み、良い意味の青臭さなどシンプルな味付けの中で、それぞれのお野菜の味が主張しています。これ美味しい!!! この他、ヨーロッパ野菜を使った「五目焼きそば」や、ビーツを使った真っ赤な「ビーツタンメン(レッズ飯)」なども人気なのだそう。

最後に菊地さんからメッセージ。 「美味しいお野菜を食べて、心と体をいやしてくださいね。中華楼では麺類以外のお料理は、テイクアウトにも対応しています。評判の餃子や春巻きなど定番メニューもありますので、ぜひ一度お越しください!」

公式HPでは、ヨーロッパ野菜を使ったお料理動画も公開されています。 気になる方はチェックしてみてね~

★中華楼★ ○住所 さいたま市浦和区常盤10丁目9-13 ○TEL 048-831-1616 ○営業時間:昼 11:30~14:00、夜 平日17:15~21:00、土・日曜、祝日17:15~21:00 ※緊急事態宣言中は酒類19:00まで、ラストオーダー19:45、営業20:00まで ○定休日 水・木曜 http://xn--fiqr97dmws.com/index.html

※新型コロナウイルス感染拡大予防のための緊急事態宣言発令中は、営業時間等が変更になる場合があります

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