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【2/5~2/7】今週末何をする?休日を充実させるおすすめモノ・ゴト5選

  • 2021.2.4
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まだまだ寒さが厳しい2月だが、節分、立春と暦の上では春に分けられる。そう思うと、頬にあたる風は冷たくとも、陽射しの中に春の明るさが感じられる嬉しい日も増えてきた。少しずつ、季節は春に向かっているのだ。
さて今週も、束の間のリフレッシュにぴったりのモノ・コト・バショをピックアップ。残り少ない冬を楽しむ気持ちで、今しかできないアレコレに心躍る週末を過ごしたい。

①必見の展覧会「がまくんとかえるくん」。愛おしいふたりの関係に重なる、大切な誰か

加藤久仁⽣「⼀⽇⼀年」2021年Courtesy of the Estate of Arnold Lobel. Frog and Toad Copyright © by Arnold Lobel. ©️Kunio KatoHarumari Inc.

「がまくんとかえるくん」シリーズで日本でも人気の高い絵本作家、アーノルド・ローベルの日本初の本格的な展覧会が、東京・立川のPLAY! MUSEUMで3月28日(日)まで開催されている。誰しもが目にしたことがあるであろう「がまくんとかえるくん」を中心とした貴重な原画やスケッチ約200点とともに紹介するほか、アニメーション作家の加藤久仁生による映像作品も公開中だ。

『ふたりはいつも』(1976)「そりすべり」レイアウト Courtesy of the Estate of Arnold Lobel. © 1976 Arnold Lobel. Used by permission of HarperCollins Publishers.Harumari Inc.

大人になった今改めて読み返すと、懐かしさとともに、幼い頃とはまた違う温かさ、優しさを感じることができる不朽の名作。がまくんとかえるくん、仲良しのふたりの関係を見ていたら、ふと自分と誰かを重ねて思い出すかもしれない。家族や友達など、人とのつながりを愛しく思えたら、観賞後、その誰かに連絡してみよう。小さく芽生えた懐かしさが、優しい気持ちを広げてくれるはずだ。

※新型コロナウイルスによる営業時間の詳細はHPをご確認ください。

②大人な街のミニシアター「YEBISU GARDEN CINEMA」で、休館前最後の映画体験を

2015年3月に開業した、恵比寿ガーデンプレイス内にあるミニシアター「YEBISU GARDEN CINEMA(エビスガーデンシネマ)」。映画を見るだけでなく、映画好きにはたまらないインテリア、ゆったりとした時間が流れるカフェ、ミニシアターとは思えない充実の設備が魅力。この空間そのものを楽しむために何度も訪れたくなる、映画ファンに愛されている映画館だ。そんなYEBISU GARDEN CINEMAが、恵比寿ガーデンプレイス内の改装に伴い、2月28日(日)をもって一時休館をする。

休館前最後に上映される作品は、フラレ・ピーダセン監督の長編2作目、『わたしの叔父さん』。デンマーク・ユトランド半島の美しい農村を舞台に、父娘のように暮らしてきた叔父と姪に訪れた人生の転機を、優しいユーモアを交えながら描く人間ドラマだ。
動画配信サービスなど、家で映画を観る機会が増えた今だからこそ、映画館を訪れる一日はより特別に過ごしたい。YEBISU GARDEN CINEMAはそんな映画ファンの気持ちを満足させてくれるスペシャルな映画館だ。恵比寿の街を訪れ、じっくりと時間をかけて映画館を味わうことで、心を満たす至福の時間を手に入れよう。

③新しいお取り寄せのカタチ。食を愛する「GOOD EAT CLUB」が目指す“エモーション・コマース”

1月21日(木)よりβ版が始動した「GOOD EAT CLUB(グッドイートクラブ)」は国内初のオンラインとオフラインが融合した“食のマーケット&ファンクラブ”だ。日本各地にある名店の味を購入できるだけでなく、飲食店、生産者など食業界従事者や、全国にいる食の嗜好が似ている方々とのつながりを創出できるなど、これまでの単なる売買のためのECサイトと一線を画していると早くも注目されている。

「GOOD EAT CLUB」内では、日本中で食を探求しているTabebito(タベビト)が愛してやまない食をセレクトし、そのこだわりとともにお店や商品を特集記事とともに紹介している。まさに、これまでにないお気に入りの名店や逸品に出会える新しいタッチポイントとなる新サイト。それぞれの熱い想いと共に商品を購入し、語り、お店を応援することができる……これはECサイトではなく、感情に訴えかける“エモーション・コマース”といえるだろう。Tabebitoの体験を垣間見できる楽しさもあり、また、自分の感性では辿り着けなかった、新たな美味しいものとの出会いも楽しめそうだ。

④書籍「366日 風景画をめぐる旅」で1日1点、美しき絵画の世界へトリップ

モネ、ルノワール、ゴッホ、クリムトなどの巨匠たちの名作から、北欧やロシアなどの知られざる作品までさまざまな作品が収録された、1日1点、風景画が楽しめる画集「366日 風景画をめぐる旅」が発売されている。解説は、雑誌『太陽』の元編集長でもあり、美術、映画、音楽、文学、都市論、ファッションなど幅広い分野で執筆を行う海野弘が担当。数行の完結な解説は、時代背景や作者のこと、描かれた意図など、アート初心者にもわかりやすくまとめられている。加えて、作品を目にしたひとりひとりが、それぞれに何かを感じ取ることができる余白を含んだ、絶妙な語り口も魅力。絵画の見方や知識も身につくので、ページをめくるだけで、まるで美術館に行って音声ガイドを聴いているかのように楽しめる。

花が香り咲く春の様子、夏の舟遊びの風景、紅葉が野山を彩る秋、冬の美しい雪景色など、四季折々の美しい風景に出会えるこの画集。毎日1ページずつ、366日かけて旅するように楽しむもよし、今の季節に合ったページを開いて、冬の美しさや春を心待ちにする気持ちを重ね合わせてみるもよし、ランダムにぱっと開いたページから思いがけないインスピレーションを受けるもよし。1日の終わりのリラックスタイムのお供はもちろん、アイデアに行き詰まった時、ぱっと開いたページの作品から、現状を打破するようなインスピレーションを受けることができるかもしれない。

⑤究極の採れたて野菜!青山「紀ノ国屋」で環境問題に貢献する

今週末、スーパーマーケットへ買い出しに行くなら、環境へ配慮した店舗に足を運ぼう。ベルリン発の都市型農場野菜のプラットフォーム、Infarm(インファーム)が日本に上陸している。インファームとは、スーパーの中に“ファーム”を設置することで、新鮮なハーブや野菜をダイレクトに消費者に提供する仕組みだ。つまり、スーパーマーケットで“収穫”ができる。都内では、紀ノ国屋インターナショナル(青山店)、Daily Table KINOKUNIYA 西荻窪駅店、サミットストア五反野店で展開している。

各店舗には、インファームのスタッフが定期的に訪れ、店内で育った野菜を根が付いたまま収穫。生産地から消費地までの輸送距離を最短にすることで、栄養素と風味に満ちた文字どおりの”採れたて“を提供することが可能に。購入後は、2cm程度の水を入れた容器に根を浸し、高温多湿を避けて保存すれば新鮮な状態を保つことができる。このシステムは、食品の食料の安全性や品質を向上させるだけでなく、食品廃棄物の削減につながり、環境問題にも大きく貢献できる。
野菜は生産地から輸送されてくるもの、という固定観念を覆すインファーム。新しい選択肢を持つことは、自分のためにも、地球のためにも、ポジティブな変化をもたらしてくれることだろう。

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