1. トップ
  2. 恋愛
  3. レディー・ガガ、オーストラリアの「コロナ制圧を象徴する光景」を祝福

レディー・ガガ、オーストラリアの「コロナ制圧を象徴する光景」を祝福

  • 2021.1.31
  • 1164 views

新型コロナウイルスの新規感染者数の減少が著しいオーストラリアで目撃された、“希望に満ちた光景”にレディー・ガガが反応。世界の残りの地域で暮らす人たちにも、希望を捨てずに頑張ろうと呼びかけた。(フロントロウ編集部)

コロナの“抑え込み”に成功したオーストラリア

日本を含め、新型コロナウイルスが今まさに猛威を振るっている国の人々にとっては、非常に羨ましい事実だが、オーストラリアやニュージーランドといった、夏季を迎えた南半球の国々では、新規感染者の減少が著しく、ほぼパンデミック以前の日常へと戻りつつある。

オーストラリアでは、2020年4月頃に一度、国内における感染拡大に歯止めがかかったかと思われたものの、第2派の到来により、7月から新規感染者が急増。7月下旬から8月初旬にかけてピークを迎えたが、ロックダウンやソーシャル・ディスタンスの強化を経て、11月に5カ月ぶりに“新規感染者ゼロ”となった。豪政府発表のデータでは、1月29日の新規感染者は6名。週平均は6名となっている。

画像: 2021年の元日、メルボルンのフェデレーション・スクエアで新年を祝う大勢の人々。
2021年の元日、メルボルンのフェデレーション・スクエアで新年を祝う大勢の人々。

ソーシャル・ディスタンスのルールも以前よりも緩和され、地域によっては、大規模音楽イベントやスポーツイベントなども再開。もちろん、マスク着用や手洗いといった基本的な感染防止策は継続しているものの、「密閉」「密集」「密接」の“3つの密”がそろってしまうことから、避けるようにと言われてきたライブハウスやクラブでの夜遊びを楽しむこともできるようになった。

レディー・ガガが「希望に満ちた光景」に反応

シンガーのレディー・ガガは、コロナ禍でアルバムを発表したアーティストの1人。

ガガにとって、キャリア通算6作目となる『クロマティカ(Chromatica)』は、当初2020年4月10日のリリースを予定していたが、世界中に蔓延し始めた新型コロナウイルスの影響を危惧し、その約1カ月半後の5月29日に延期して発売された。

画像: レディー・ガガが「希望に満ちた光景」に反応

本来なら、『クロマティカ』を引っ提げて世界ツアーを行なっていてもいい頃だが、パンデミック禍ではバーチャルパフォーマンスにとどまっており、ガガは残念ながら、まだ大勢のファンたちの前で収録曲を生披露したことはない。

そんな背景があるなか、あるガガのファンアカウントが、先日、オーストラリア・メルボルンにある人気のゲイバー「サーキット・バー」で『クロマティカ』の収録曲「リプレイ(Replay)」に合わせてダンスする人々の姿を収めた動画を紹介。

「COVIDフリー(新型コロナウイルスからの解放)に成功したオーストラリアでは、ゲイたちがクラブに行って『クロマティカ』に合わせて踊ってるよ」というコメントが添えられたこの動画には、ほぼ満員のクラブで、ノリノリでダンスをする人々の楽しそうな姿が映し出されている。

すると、このツイートをガガ本人が引用。「バイバイ、コロナ、ハロー、ダンシング。やったね、オーストラリア! 私も嬉しい!」とコメントし、続けて、「世界の残りの国の人たちのために祈ってる。私たちだって、きっともうすぐみんなで踊れる日がくるから」と現在もパンデミックに日常を奪われ、ウイルスの恐怖と戦っている人々にエールを送った。

まだまだ終わりが見えないコロナとの闘いだけれど、人々が協力し合い、厳しい局面を乗り越えることができたら、オーストラリアやニュージーランドのように、また以前のような日常が戻ってくると信じたい。ガガが拡散に協力した“希望に満ちた光景”が、近い将来、また“ごく普通の光景”になる日を願って。(フロントロウ編集部)

元記事で読む
の記事をもっとみる