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恵比寿マスカッツの派生ユニット・ATM 解散という結果に至った“苦労系アイドル”たちの今の思い<ATM連載 最終回>

  • 2021.1.29
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恵比寿マスカッツの派生ユニット・ATM ※提供写真
恵比寿マスカッツの派生ユニット・ATM ※提供写真

【写真を見る】ATM・松本ゆん、悲しみを吹き飛ばすパワフルな泣き顔(写真右から2番目)

恵比寿マスカッツから、ひときわ貧乏なメンバーを選抜して新曲を提供、自らの手でお金を稼いでもらうという成りあがりプロジェクトとして誕生した新ユニット・ATM。メンバーは、石岡真衣、藤原亜紀乃、松岡凛、小林ひろみ、白藤有華、まいてぃ、松本ゆんの7人。さまざまな試練を乗り越え奮闘したが、生放送でのユニット対決の結果、解散する事になった。そんなメンバーへ、現在の気持ちを聞いた。

ATMとしての約半年間を振り返る

新曲音源を選ぶ様子
新曲音源を選ぶ様子

7月21日・8月4日の「恵比寿マスカッツ 真夜中の運動会」(毎週火曜夜11:00-11:30、ABEMA SPECIAL 2チャンネル)で行われた「新ユニットメンバー選抜貯金残高総選挙」から始まった同ユニット。プロデュースを手掛けたのは森三中・黒沢かずこ扮する相沢香澄プロデューサー(あいざわ・かすみ)。

通称“ピーヒャラ”と呼ばれる曲をもとにメンバー自身が歌詞や振り付けを作るも、陽気な曲調がユニットイメージに合わない事などから一度白紙に。そんなATMだったが無事に新曲も決定、「徒花」(あだばな)という楽曲タイトルでMV撮影も実施した。

その過程で、三上悠亜のソロ、吉澤友貴を中心とした新ユニット・紅蠍、リーダー・桃乃木かなが率いるMOMOROCKとの“ユニット大戦争”が勃発。1月26日の「マスカッツThe NIGHT!~生放送4時間SP~」(夜10:00-深夜2:00、ABEMA SPECIAL 2チャンネル)で生投票が行われ、決着…優勝を手にしたのはソロの三上悠亜、一方、惜しくも2位となり優勝できなかったATMはこの日で解散を命じられる結末となった。

「マスカッツThe NIGHT!~生放送4時間SP~」の模様 (C)AbemaTV,Inc.
「マスカッツThe NIGHT!~生放送4時間SP~」の模様 (C)AbemaTV,Inc.

WEBザテレビジョンでは収録現場などに潜入し、ATMの成長の過程を放送と連動しながら、その舞台裏も合わせてリポートしてきた。本記事はその最終回として、各メンバーにこれまでの活動を振り返ってもらい、今の率直な気持ちを聞いた。

番組ではメンバー同士の衝突が取り上げられる事も多く、MVにもその様子が取り入れられた。『咲いても実を結ばない花』という意味を持つ「徒花」(あだばな)がタイトルとなった代表曲のMVは、メンバーの苦労ぶりを盛り込んだ歌詞とドキュメンタリー性の高い映像に仕上がっており、衝突後の認め合う場面や等身大の彼女たちの姿にはグッとくるものがあった。

そんなATMは少しでも自分たちや楽曲を知ってもらいMVを見てもらおうと、ユニット独自のTwitterアカウントを開設して各メンバーがツイートしたり、また対決に備えてInstagramでリレー生配信を行ったりと奮闘したが、“ユニット大戦争”では惜しくも2位に。放送後には各メンバーが2位という結果についてSNSなどで思いを明かしていたが、約半年という長い期間費やした末に解散に至ってしまったATMでの活動を通して、彼女たちが得たものとは――。

石岡真衣『私はラッキーなグループに入ったなっ』

「残念ながら1位になれず昨日(1月26日-27日の放送)で解散になってしまいました。中間発表では1位で期待しちゃっていたから、なおさら落胆も大きかったです。

この日の為に、毎日配信やTwitterでATMリレーをしたり、毎日ダンスレッスンをしたりとやれる事は全てやってきたんですが、ソロの三上悠亜ちゃんに負けてしまいました(;_;)。生放送終わって楽屋で『どうしたら三上悠亜に勝てるんだー!』って大泣きしてたけど…よく考えたらこんな強い相手が、自分のグループ(恵比寿マスカッツ)のエースだなんて、私はラッキーなグループに入ったなっ(・∀・) て今は前向きな気持ちでいます(笑)。

この半年間、メンバー全員ATMに全力で活動して来たからこそ泣けるくらい悔しい気持ちになれたんだとも思います!

最後に投票してくれたファンの皆さんありがとうございました!ATMのクラウドファンディングにこっそり協力してくださったザテレビジョン記者さんも本当にありがとうございました!」

藤原亜紀乃『この“七色の虹”がもっともっと輝けたら』

「2位という結果は本当に悔しかったですし、悲しかったです。私は絶対に1位だと思っていたし、やれるだけの努力はメンバーとしてきたつもりでした。でも王者はすごかったです。

正直悔しい気持ちでいっぱいです。もっと何か出来たのではないか、まだ解散しない方法があるのではないか、と探してしまいます。でも結果は結果。ちゃんと受け止めて、またマスカッツのメンバーとして頑張りたいです。

このユニットを通して、7人のメンバーそれぞれの色がちゃんと見えた気がします。自慢のリーダー石岡さん、芯の強すぎる小林さん、仕事へのカッコ良さを見せつけた松岡さん、顔が面白くてダンスを一緒に盛り上げてくれた松本さん、面白い視点で道を作る白藤さん、とにかく優しくて柔らかいまいてぃ。本当に素敵な仲間たちです!これからは、マスカッツの一メンバーとして、この“七色の虹”がもっともっと輝けたら素敵だなと思います!!」

松岡凛『幸せで最高すぎる半年間でした』

「まずは今回こういう機会を設けていただき本当にありがとうございました。私はマスカッツに入って5年目で、今までユニットがたくさんありましたが、ここまでユニットを番組メインで取り上げていただくのが初めてでした。

だからこそ、このチャンスを無駄にしたくないって気持ちがすごく強く、今回集まったメンバーで絶対結果を出したいって本気で思いました。今回結果は2位でしたが、結果よりこの7人でここまで思いっきりがむしゃらに走り抜けられた事、ATMに入って自分自身、今まで5年間メンバーに頼りっぱなしで自分のダメな所もメンバーに指摘してもらい、改めて自分の甘さを感じました。

恵比寿マスカッツに5年いますが、今までで1番心に残った半年間でした。これからもこの気持ちを忘れずに、恵比寿マスカッツの一員として活動していきたいって思いました。

今回ATMを応援してくださったファンの皆さん本当にありがとうございました。ATMは解散しますが『徒花』はこれからも皆さんの中で流れ続けてくれるといいなって思ってます!7人じゃなかったらきっとここまで最高な物はできなかったと思ってます!本当にATMのメンバーありがとう!そして恵比寿マスカッツとしてこれからもよろしくねっ!幸せで最高すぎる半年間でした」

“ピーヒャラ”の振り付け披露の様子
“ピーヒャラ”の振り付け披露の様子

小林ひろみ『今では最高の仲間です!』

「皆さま、約半年間ATMを応援し支えてくださり本当にありがとうございました!マスカッツに加入し1番濃い半年間でした。

メンバーとは何度もぶつかって、心が折れそうになった事もありました。でもぶつかる度に相手の気持ちを思いやる事、リーダーの優しさ、強く生きてきた私に足りなかった物に気付かせてくれました。

今では最高の仲間です!

両親やファンの方々への感謝の気持ちも今まで以上に強くなり、今回は1位をとって恩返しは出来なかったけど絶対に応援していてよかったと誇りの娘になれるよう、初心を忘れず頑張っていきますのでよろしくお願いします!いつか絶対咲いてやる!!」

白藤有華『今は心に穴が空いた気分です』

「最初の収録から自分の貯金残高を出すという事だったのですが、私にとってチャンスだったので心して望んだ収録でした。番組内では何度も総合演出のマッコイさんに叱られて何もできない自分に日々悩んでいました。

前に出る事もできずずっとメンバーを後ろから見る日々、そんな私にやってきたチャンス。全力で挑み自分の素で笑い。勝ち取ったユニット。渡された楽曲に1週間以内で歌詞をつけなければならない。やった事もない事で何もできず。日々深夜のZoom会議に勤しんでいました。私にとってのMAXで挑んで本当に辛い日々でした。

発表する日になって自分の精一杯で挑んだ結果の白紙。正直につらくて。もう同じ事の繰り返しはいや。ぽろっとこぼした言葉に対してのメンバーからの厳しい言葉に、本当に人間辞めたい。チーム辞めたい。もうマスカッツにいる事もハッキリ言ってつらいかもしれない。収録が終わりその後も実は話し合いがあり、そこでも号泣しながらの話し合いをしていました。

家に帰ってから松本ゆんちゃんから心配の電話がありましたが、怖くて出られず無視してしまいました。他の収録できていたメンバー、リーダーに相談したりして心を落ち着かせたりしました。その騒動の放送後ファンの皆さまからの辞めないでという本当にたくさんのコメント。私にとっての活力になりました。

新しい曲もいただき必死に考えたダンスにフォーメーションを覚え込み、1位になる事をまっすぐ考えて公式Twitterを作ったり生配信をして煽ったり、自分たちなりにさまざまな努力をしました。生放送での投票。ATMならきっと大丈夫。そう信じて見守っていましたが、やっぱり王者・三上悠亜さんに負けてしまい。悔しいですが納得です。やっぱり人生そう簡単にはいかない事を痛感しました。

今は心に穴が空いた気分です。ATM解散したんだという事に対してまだ頭の中の整理ができておらず、また活動があるのでは?新曲のダンスはどんなのにしよう?…などふと考えてしまいます。とても悔しくて寂しい結果ですがこの厳しさも私の人生なのかなと思ってこれからも精進しようと思います。とてもいい思い出でした。ありがとうATM」

まいてぃ『ATMのメンバーでいられた事を誇りに思っています』

「まず、1位になれなかった事で解散となってしまいATMを応援してくださっていた皆さまや、こうして取り上げてくださっているメディアの皆さまに申し訳ない気持ちです。最初は番組の企画で結成されただけのグループだと思っていたのですが、メンバーみんなが本気でぶつかり合ったり考え合ったりしている環境の中で過ごしていて、私も気づいたらATMというグループがかけがえのない居場所であり、特別な存在になっていました。

みんなでたくさん悩んで、たくさん泣いて、笑って、この年になって本当の青春を味わわせていただきました。なので、グループを作ってくださったマッコイさんや、お忙しい中率先して時間を割いてプロデュースしてくださった相沢香澄さん(森三中・黒沢さん)には、本当に心から感謝の気持ちでいっぱいです。こんなに貴重な経験をさせていただけた事、ATMのメンバーでいられた事を誇りに思っています。

ただそういったお世話になった周りの方々に成果として恩返しできなかった事が、唯一とても悔しいです。表向きでは『これを機にこれからも頑張っていきます!応援してくれてありがとうございました!』なんて言ったけど、正直まだ前向きにはなれていないですね。次頑張るとかではなくて、今回1位じゃないとだめだったので…。

まぁでもそれこそ、くよくよしていても何も変わらないので早く前を向けるように頑張りたいと思ってます。ATMでの活動は勉強になる事ばかりだったし、曲も消えるわけではないので、ATMでの経験をこれからの人生に生かしていけたらいいなって思っています!改めて、半年間関わってくださった皆さま本当にありがとうございました!!」

松本ゆん『大人になってこんな思いが出来るってなかなか無い』

「約半年間ATMのメンバーとして活動してたくさんの方々にすごく支えられて、応援していただけているのを改めて実感し、感謝の気持ちでいっぱいです!

最初は正直不安でした。私は自分の気持ちを言葉にして伝える事が上手く出来ないので、思った事があっても意見を全く言えずにいました。メンバー同士でぶつかり合い、本音を言い合う事が出来てからは、たくさん涙も流しましたが自分の中ですごくスッキリしました。

全員やる気があっても最初の頃はMAXの度合いが人それぞれで、ユニット大戦争が決まってからは全員のヤル気度が同じぐらいに気付いたら増していった気がします。毎日夜遅くにリモート会議、ダンス練習の日々で常にATMの事ばかり考えてました。

だからこそ絶対1位になって、いろんな人を見返したい!!その気持ちが強かったです。2位という結果を聞いた時は頭が真っ白になり、本当に悔しくて…悔し過ぎて涙が止まりませんでした。でも大人になってこんな思いが出来るってなかなか無い事ですし、こんな環境にいる事が出来て幸せです。正直今も悔しいと思ってしまうのが本音ですが、『より一層頑張ろう!!』って思えました!すごく良い刺激をもらえ、良い経験が出来たのでマスカッツのメンバーとしてこれからも頑張っていきたいと思います。そして、いつか“実を結びたい”と思います!!」

ATMのMV撮影の模様
ATMのMV撮影の模様
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