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【目ウロコジャーナル】重視すべきは毛流れ&立体感!春の眉は“棒モノ”でサッと整えよ

  • 2021.1.28
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“棒モノ”がきてる!?春の眉は毛流れ&立体感が肝

美容ライター

穴沢玲子さん

顔の下半分が隠れている状態で人と話すと、言葉や表情の伝わりにくさに驚いてしまうことがある。そんなコミュニケーション力の低下を補おうと、マスク着用時はノーマスク時に比べて目まわりの筋肉がかなり活発に動いていることが、資生堂の研究で明らかになった。思い返せばこの一年で、顔の上半分の重要度は急上昇。リップやチークで盛れないぶん、アイメイクを濃くしたという人も多かったのではないだろうか。

じゃあアイゾーンのフレームである眉はどうかといえば、春新作のラインナップを見るに“棒モノで簡単に”へシフトしている様子。マスカラで毛流れを上方向に整えつつペンシルで隙間を埋めて、太くも細くもないナチュラルアーチ眉にするのが、今っぽく仕上げるコツのようだ。オイルリッチでありながらオイルを吸収しにくいパウダー配合で、ベタつきもなくぼかしも簡単なTHREE、なぎなた芯ゆえにふんわりとした仕上がりも可能なRMKなど、“描いた線くっきり”にならないペンシルが続々登場。さらに根元からしっかり立ち上げることができ、セットが長続きするコスメデコルテのマスカラも出るし、眉は立体感を重視すれば間違いなさそう。

毛流れを上向きに矯正するために海外ではブロウラミネーションなんて眉パーマも流行っているけれど、マスカラやワックスで眉頭〜眉山の毛を上〜斜め上に整えるだけでグッとあか抜けた印象になるから、お試しあれ。

しかしこのナチュふさ眉、そもそも毛が薄かったり少なかったりする人はかなり不利。毛量に不安があるなら、まつ毛だけでなく眉毛の毛根にもアプローチする目元用の総合美容液を投入し、トータルケアしてもいいかもしれない。

口元が隠れていても存在感のあるアイゾーンにしたいけど、アイシャドウやアイライナー、マスカラで目ヂカラを出すのはちょっと……とためらう大人こそ、眉に力を入れるべき。“毛”を意識したメイクで表現豊かな顔立ちを目指したい。

目ウロコジャーナル

〈左から〉
A:RMK アイブロウペンシル 全3色 ¥3800(セット価格)/RMK Division
なぎなた芯と極細芯を一本にセット。ぼかしが簡単にできるスクリューブラシも秀逸の使い心地。

B:パーフェクティング アイセラム 30ml ¥12000/パリスドット
毛髪にハリとコシを与えるアナツバメ巣シアル酸配合。アイゾーンのリフトアップ効果もあって、まさにトータル美容液。

C:アドバンスドアイデンティティ アイブラウペンシル 全5色 ¥3500/THREE
鋭い角となだらかな曲線をあわせ持つ六角形の芯なので、どんなデザインも思いのまま。

D:ブロウ スタイリングクリーム 全4色 ¥3000/コスメデコルテ
独自開発のブラシが眉頭の地肌にピタッとハマり、根元から毛を立ち上げる。仕上がりが長持ちするのも美点。

撮影/吉田健一

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