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なんでこんなときに限ってお父さんが。でも…【生理を隠し続けた#13】

  • 2021.1.28
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現在、『少年サンデーS』で「清楚なフリをしてますが」を連載中のマンガ家・倉地千尋さん。ご自身の体験をもとにして、「生理を隠し続ける女の子の漫画」を、Twitterで公開しています。

主人公は、小学校6年生の女の子、月一せいこ。

生理は決して恥ずかしいものではないけれど、初潮を迎える時期の女の子には、大人になるということへの葛藤や恥じらいなど複雑な感情があります。また、彼女と家族、親友、同級生の男の子、保健室の先生など、周囲の人々などとのやりとりを通じて、「どうすれば、子どもに生理が恥ずかしくないものであるということを理解してもらえるのか」についても、考えさせられる作品です。

今回は第13話。体育の授業中、生理痛で倒れてしまったせいこちゃんを、お父さんが迎えに来てくれたところからです。

少し前までは、無条件で大好きだったお父さん。なのに、今はなぜだか冷たい態度をとってしまう自分……。体だけではなく、成長による気持ちの変化にも、せいこちゃんは今はまだついていけていない様子です。それでも、お父さんのやさしさをちゃんと感じて、「ありがとう」と言えるせいこちゃん。素敵ですね。

生理は恥ずかしいものではないけれど、せいこちゃんのように知られたくないという思いが強い子もいるようです。せいこちゃんのような女の子の気持ちを、やさしくフォローできるような世の中でありたいですね。


著者:イラストレーター 倉地千尋

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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