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買う前によく考えて!整理収納のプロが実際に買って失敗した「収納グッズ」3選

  • 2021.1.27
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おうち時間が増えたことで、モノが増え、収納グッズを買い足した人も多いのでは? 整理収納アドバイザー・コーチングののぞみさん自身、今までいろいろな収納ケース、収納棚を購入してきたそうですが、暮らしにあわず結局処分したモノや買いなおしたモノ、収納の一部を変更したモノがいくつかあるんだとか。

そこで今回はのぞみさんに、実際に買って失敗した収納グッズとその対処法を教えてもらいました。

1:隙間収納の高さに注目する

隙間収納
出典: GATTA

冷蔵庫と壁の隙間に入れているストッカー。元々は6段あり、高さが145cmでした。ですが、一番上の引き出しは私の身長からは引き出しの中身が見えなくて、とても取り出しにくかったのです。

目線から腰の位置の範囲が取り出しやすく、しまいやすい“収納のゴールデンゾーン”といわれています。ゴールデンゾーンより上の位置だったので、上から見て中身が確認できないととても使いづらく、奥のモノも取り出しにくくなってしまいました。なので、一番上の引き出しを取り外して、現在は5段(120cm)で使用しています。

隙間収納や引き出し収納は、自分の身長に合わせたゴールデンゾーン内のケースや棚を選ぶと、モノを出したりしまったりする負担が減りますよ。

2:収納ケースは掃除しやすさで選ぶ

カゴ
出典: GATTA

籐のカゴに小物を入れるとナチュラルでおしゃれですが、筆者宅にはあいませんでした。籐のすきまにほこりが入り込んでしまい、とても掃除がしにくかったからです。食材を入れてこぼれてしまってもふき取りにくく、布や洋服を入れてもひっかかってしまうことがありました。

また、段ボールや紙製のケースもやめました。紙製は湿気を吸うので、中のモノにカビが生えるなどの可能性があります。長期保存する場合には、段ボールのまま置いておくことは避けたほうがベター。

そこでカゴ収納にシフト! カゴ収納の場合は、内側に布が敷いてあるモノだと洗濯することができます。また、ポリエチレンケースだと汚れてもすっきりと拭き取れるので掃除がしやすいです。ケース自体も手入れがしやすいモノがおすすめ! インテリア重視か、手入れの簡単さ重視かで、モノの素材は選びましょう。

3:棚にあわせて収納ケースを選ぶ

カゴ
出典: GATTA

真っ白な収納ケースに統一し、ラベリングをして中身が見えるようなおしゃれな棚収納をしていたこともありましたが、中身が見えないとモノの存在を忘れてしまうことが筆者は多くありました。

開き戸の中の棚に入れる収納ケース(冷蔵庫内、キッチンの吊り戸棚など)や普段来客が目にしないような場所で使用する場合(トイレの戸棚、洗濯機の上の棚など)は、半透明や穴が開いているケース選んだほうが中身を一目で確認できるので、在庫管理や次に使うときにも分かりやすくなります。逆に、オープンな棚には真っ白で見えない収納のほうがおしゃれ!

収納する棚の場所にあわせて、真っ白なケースにするか、見やすい半透明にするかを決めたほうがいいでしょう。

子どもが大きくなったり、引っ越しをしたりと、暮らしは毎年変わっていきます。モノが増えたら収納グッズを購入して収めれば、お部屋はすっきりするだろうと思いがちですが、収納グッズはおしゃれなモノ、話題のモノが自分の家にフィットするとは限りません。

家族の身長にあわせて収納を検討し、何をどのくらい入れるのかまずは量を絞ることも大切です。「なんとなく便利そう」「安いからこれでいいか」と買ってしまわないよう、今の暮らしにあわせてじっくり検討してみてくださいね。

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