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ひと足早い春の訪れ。「春を感じる器フェア」で華やかな食卓を

  • 2021.1.26
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銀座の蔦屋書店では、益子で製陶するよしざわ窯と、作家・伊藤丈浩の器を紹介する「春を感じる器フェア」を1月29日(金)より店頭、オンラインストアで開催する。フェアに先立ち、オンライン限定で先行予約も受付中。柔らかい景色を感じさせる花や蝶、ボタニカルなモチーフの器が集まっている。新しい器を手に入れると、いつもとは違うレシピにトライしたくなったり、丁寧にテーブルコーディネートしてみたくなったり、気分も前向きに一新される。待ち遠しい春を、まずは食卓から感じてみよう。

益子で人気の器が銀座に

伝統技術を守りながらも、現代的なデザインを取り入れ、新しい挑戦をしている職人の工芸品を中心に発信している銀座 蔦屋書店。今まで店舗のみのフェアになることも多かった日本の工芸作家の作品を、昨年より店頭だけでなくオンラインでも提案している。
今回は、益子で製陶するよしざわ窯と、作家・伊藤丈浩による春らしい器を紹介。花や蝶、美しいボタニカルのモチーフなどをあしらった器など、春らしい作品を取り揃えている。

(左)蝶々のブローチ皿 1,100円(右)鳥と雲の皿 1,210円(ともに税込)Harumari Inc.

SNS上も大人気のよしざわ窯は吉澤泰久、理恵の夫婦を中心に、約30名のメンバーが働く益子の窯元。石膏型を使って板状の粘土から器を作る「たたら」という手法で繊細で可愛らしい器を作っている。あたたかみのあるマットの質感が特徴で、アンティークな色合いでどのような食卓でも取れ入れやすいと評判だ。

(左)取っ手付き花器(右)マグ (価格未定)Harumari Inc.
益⼦での製陶⾵景Harumari Inc.

一方、益子で製陶している作家・伊藤丈浩は、個展では売り切れが続出するほどの人気作家。独特のソーダ釉や、花器の上半分にだけ掛かった釉薬など、作陶時の偶然がそのまま器の美しさとなって形づくられており、すべて1点ものといえる器たちだ。また、マグの取っ手は装飾的で春のボタニカルを連想させる。360度さまざまな表情がある魅力的な器と、一期一会の出会いを楽しみたい。

切り替えるきっかけがないと、ついつい“いつものまま”で過ごしてしまいがちな、料理や器。でも、せっかく四季を感じる日本にいるなら、その時々の食材、色合いを満喫したい。まだまだ待ち遠しい春に思いを馳せつつ、食卓から華やかな雰囲気を取り入れよう。

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