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グッチ 2016年クルーズコレクション - 過去から現代に、ロマンティックを譲り受けて

  • 2015.6.5
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グッチ(GUCCI)が、2016年クルーズコレクションをニューヨークで発表した。アレッサンドロ・ミケーレによる2回目のウィメンズショーは、メンズコレクションも織り混ぜ、ファーストショーの延長線上にあるストーリーを描いているよう。さあ、レトロロマンティックな物語の幕開けだ。

ドレスルックが続く今シーズンは、ジェンダーレスを提案した2015-16年秋冬コレクションと比べると女性的な要素が強いように見える。前身頃にボタンを並べたミニワンピースや流れるようにレースを配したマキシドレス、カラーブロッキングが特徴的なノースリーブドレスなどが展開。デコレーションでも、フェミニニティへのアプローチはつづき、胸元の大きなリボンや波打つようなフリルが装いに華やかさを届けている。

母や祖母から譲り受けたワードローブのインスピレーションは、懐かしさを運んできた。パープルやイエロー、レッドなど力強いカラーが飛び交うなか、花や鳥の大きな刺繍、アイキャッチな幾何学模様、マルチカラーのボーダーが登場。時折差し込んだ蛇やトラ、トンボのモチーフはエキセントリックで刺激的。リッチなファーも赤や青に染め上げ、ユニークな世界観を構築していく。

グッチのシグネチャ-GGモチーフやグリーン・レッド・グリーンの大胆な配色のストライプ“ウェブ”はミケーレが再解釈し、モダンなデザインにブラッシュアップ。“ウェブ”がレースドレスやメタリックカラージャケットの袖や襟元を縁取り、GGモチーフベルトが肌が透けるほど薄手のワンピースのウエストマークを施していく。フラワープリントも写実的なものもあれば、エキゾチックな刺繍となったものまで、バリエーション豊富なラインナップ。

ミケーレによる小物遊びは引き続き、継続。ベレー帽や大きなアイウェアが繰り返し登場し、新生グッチの存在感を印象づけていた。

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