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【paku☆chanの“立体眉”論】“元から美眉感”が作れる“立体眉”レッスン!

  • 2021.1.26
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今ドキ眉は、形じゃなくて立体感!

教えてくれたのは…

ヘア&メイクアップアーティスト

paku☆chan

抜群のセンスとテクニックで宇野実彩子さんをはじめ、多数のアーティストや女優からラブコールの絶えない人気者。今回、長年の研究の末編み出した自然にかつ確実に美人度を上げる立体眉メソッドを教えてくれた。

「眉メイクに悩む人の多くは、形だけを気にしすぎているんです。地眉をいかしながら立体感を足す眉メイクなら、簡単に“もとから美眉感”がつくれます」

たとえ完璧なフォルムに仕上げたとしても、毛の量の強弱が感じられない眉はのっぺり見えるしあか抜けません。毛の濃いところと薄いところを意識して眉の立体感を高めれば、もとから美眉を装えますよ。

\地眉いかしの立体眉は4エリアに分けて強弱つければ、簡単!/
地眉いかしの立体眉は4エリアに分けて強弱つければ、簡単!

エリア 1:眉頭は超弱ゾーン
もっとも軽い力を意識する。根元の地肌が透けて見えるように仕上げるエリア。

エリア 2:毛が一番密集して生えている部分は弱ゾーン
地肌には色をのせず、毛に色を絡ませて柔らかさを出すエリア。

エリア 3:毛流れの境目は超強ゾーン
毛が密集している部分と急に毛量が減る部分の境目をなじませるため、地肌に色をのせるエリア。実際の眉色に近いグレーみを帯びた“締め色”を使うと◎。

エリア 4:眉尻にかけてやや強ゾーン
生えている毛は活かしながら、足りない部分を描き足すエリア。

眉の立体感、意識したことありますか?

鏡で眉を下から見ると眉頭から徐々に毛量が増え、3の超強ゾーンを境に減るという毛量の強弱が一目瞭然!

鏡で眉を下から見ると眉頭から徐々に毛量が増え、3の超強ゾーンを境に減るという毛量の強弱が一目瞭然!

地眉いかしだから誰でも似合う!あか抜け立体眉のつくり方 全プロセス

形をガラリと変えるワケではないのに、印象が激変! 眉本来の強弱バランスを活かしてあか抜ける、paku☆chan流眉メソッドの全プロセスを公開!

用意するのはこちら
アディクション アイブロウ ブラシ
アディクション アイブロウ ブラシ

¥3500/アディクション ビューティ

ほどよい硬さと幅が絶妙。プロにも愛用者の多い名品ブラシ。

KOBAKO スクリューブラシ
KOBAKO スクリューブラシ

¥1200/貝印

毛流れが一瞬で整うコシのあるブラシ。パウダーをつけすぎたときの微調整にも。

セルヴォーク インディケイト アイブロウパウダー
セルヴォーク インディケイト アイブロウパウダー

07 ¥3500

ピンクのニュアンスを持つ濃すぎない色たちは、眉に柔らかな表情を与える名品パレット。

THREE アドバンスドアイデンティティ アイブラウペンシル
THREE アドバンスドアイデンティティ アイブラウペンシル

04 ¥3500(セット価格)

リアルな毛が簡単に描ける六角形の芯を採用。地眉になじむアッシュ系カラーも秀逸。

&be アイブロウ マスカラ
&be アイブロウ マスカラ

モーブブラウン ¥1300/Clue

速乾で耐水性、耐摩擦性に優れ、一日中毛流れや色をキープ。

\まずは自分の眉を観察/

起点となる“毛流れの境目”を把握しよう

起点となる“毛流れの境目”を把握しよう
立体眉の要は毛の密集地帯と毛量がぐっと減る眉尻にかけてのエリアとの境目の処理。ここを起点に自然な厚みを出すことが重要。

STEP 0:スクリューブラシで眉に空気を含ませて、整える

下→上、上→下(1)、眉尻→眉頭(2)など、 色々な方向にブラシで毛を動かしてから毛流れに沿って整える(3)。スキンケアの油分や余分なファンデが落ちて、毛が空気を含んで立体的に。

STEP 0:スクリューブラシで眉に空気を含ませて、整える
STEP 1:毛流れの境目に眉パウダーで色をつけてなじませる

境目の毛量の差をなじませるため、ブラシにパレットの①と②を1:1で取り、境目の地肌にスタンプを押すようにトントン。その後ブラシを小刻みに左右に動かしなじませる。

STEP 1:毛流れの境目に眉パウダーで色をつけてなじませる
トントンと地肌に色をおくイメージで
STEP 2:眉尻に向かって、毛があるところにパウダーで色をのせる

パレットの①と②を1:2の割合でブラシに取り、眉尻方向に毛流れに沿って動かす。ブラシは地肌には触れず、毛だけに色をのせる意識で。

STEP 2:眉尻に向かって、毛があるところにパウダーで色をのせる
ブラシが地肌に触れないギリギリの力加減で
STEP 3:毛が密集しているところから眉頭に向かって、毛に色を絡ませるようにパウダーをのせる

パレットの②と③を2:1の割合で取り、毛の表面だけを軽〜くなでるようにブラシで小刻みに動かして、色ムラをなくす。

(45°)地肌につくから× (90°)毛だけに色がつくから◎
ブラシの角度に要注意!
STEP 3:毛が密集しているところから眉頭に向かって、毛に色を絡ませるようにパウダーをのせる
表面をなでるようにさわさわする
STEP 4:毛流れの境目から眉尻に向かってペンシルで毛を足すように細く短いストロークで描く

毛流れの境目〜眉尻にアッシュ系ペンシルで肉づけ。ペン先を小刻みに動かして短い毛を一本一本描き込むつもりで。

STEP 4:毛流れの境目から眉尻に向かってペンシルで毛を足すように細く短いストロークで描く
眉尻は必ずスクリューでぼかす
眉尻は必ずスクリューでぼかす
STEP 5:眉マスカラでさらになじませる。(1)は毛に絡むよう上下に、(2)・(3)は毛流れに沿って動かす

毛の密集地帯はブラシを毛の内側まで絡ませて色づけし柔らかく(1)。その他は毛流れ通りに(2、3)。地肌に色がつくのはNG。

マスカラはティッシュオフしてから使う

撮影/田上浩一(人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/paku☆chan(THREE PEACE) スタイリング/程野祐子 モデル/松原菜摘(VOCE専属) イラスト/ちばあやか 取材・文/中川知春

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