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野菜や食材が生む新たな可能性《FOOD TEXTILE》が織りなす環境にやさしいカラーリング

  • 2021.1.25
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野菜や食材が生む新たな可能性《FOOD TEXTILE》が織りなす環境にやさしいカラーリング
出典 FUDGE.jp

 

食品廃棄の問題に取り組むサスティナブルなプロジェクト

食品会社や飲食店、農園などの製造過程で出る野菜や食材の残りかす=残渣(ざんさ)。
本来は処分されていくだけだったこの残渣に光を当てたのが、
《FOOD TEXTILE(フードテキスタイル)》というプロジェクトだ。

食品企業から提供される残渣を、特許も取得しているという特別な技術で染料化し、
カフェのユニフォームやファッションアイテム、ノベルティなど、
さまざまな形で新しい商品として生まれ変わらせている。

商品の染色には、天然染料を90%使用。自然由来のやさしい色合いであると同時に、
色の丈夫さを証明するテストにもクリアしているため、
色落ちしにくく長く使い続けることができるのも大きな魅力。

肌なじみも抜群のカラーアイテムを楽しむことが、
環境活動に思いを寄せるきっかけにもなる。

野菜や食材が生む新たな可能性《FOOD TEXTILE》が織りなす環境にやさしいカラーリング
出典 FUDGE.jp


色の原料となる残渣を提供するパートナー企業は、「キユーピーグループ」、「カゴメ」、
「猿田彦珈琲」、「タリーズコーヒージャパン」、「生活の木」など。

野菜や果物、ハーブ、飲料の残渣から染料を抽出した“FOODCOLOR”を施したアイテムは、
限りなく素材に近い色合いに仕上げられている。

 

<お問い合わせ>
豊島 052-204-7531 foodtextile.jp

photograph:Masahiro Tamura[Freaks]
edit&text:kiitos. re-edit:Ayumi Oguma

kiitos. vol.17より抜粋

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