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鶏肉の優しいだしが野菜の甘味に寄り添う"カリフラワーのまんまる鍋"|冬に嬉しい土鍋使いのススメ⑩

  • 2021.1.25
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丸ごと1個のカリフラワーを使った、美味しくて見た目も楽しい一品です!土鍋を鍋物だけに使っていませんか?土鍋は、コトコト煮込んだり、具だくさんスープをつくったり、ふっくら炊き込みご飯を炊いたり、蒸気を使って蒸し煮も楽しめます。土鍋の可能性がどんどん広がるレシピ、ご紹介します。

鶏肉の優しいだしが野菜の甘味に寄り添う"カリフラワーのまんまる鍋"|冬に嬉しい土鍋使いのススメ⑩

■“カリフラワーのまんまる鍋”のつくり方

挽き肉の帽子をかぶったカリフラワー丸ごと1個が、土鍋の中から現れます。生姜風味でさっぱり味。弱火でことこと、穏やかな土鍋仕事です。


◇材料 (4人分)

カリフラワー:1個(500g)
しめじ:大1袋
★ 挽き肉だね:
・ 鶏挽き肉:400g
・ 長ねぎ:大さじ4(みじん切り)
・ 生姜:小さじ1(すりおろし)
・ 酒:大さじ2
・ 塩:小さじ1/2
・ 胡椒:少々
・ 水:大さじ2
小麦粉:適量
水:4カップ
白ワイン:大さじ3
塩:小さじ1
胡椒:少々
パセリ:大さじ2(みじん切り)


(1)下ごしらえ
カリフラワーは葉があるものは取る。しめじは根元を切り落としてほぐす。

(2)肉だねをつくる
ボウルに挽き肉だねの材料をすべて入れ、手で粘りが出るまでよく混ぜる。

(3)カリフラワーに肉だねをつける
カリフラワーのつぼみの部分に小麦粉をまぶし、挽き肉だねを貼りつける。

カリフラワーに肉だねをつける
カリフラワーに肉だねをつける

(4)煮込む
土鍋に入れて水を加え、中火にかける。煮立ってきたらしめじを加え、白ワイン、塩、胡椒を入れる。蓋をして煮立ってきたら弱火にし、30~40分、カリフラワーがやわらかくなるまで煮て、パセリを散らしてひと煮する。

完成
完成

――教える人

「大庭英子 料理研究家」

「特別な材料や調味料を使わずにつくれる料理」を数多く提案している。長年の経験と知恵から、余分な手間をそぎ落としてつくるシンプルな料理は、「おいしい」と絶大なる定評がある。キッチンにはどこででも買うことのできるポピュラーな調味料が並ぶ。分量や入れるタイミングなど、ちょっとしたコツで、誰もが幸せになれる料理がつくれる、ということを自ら実証中。


文:中村裕子 写真:原ヒデトシ

※この記事は四季dancyu「冬の台所。」に掲載したものです。

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