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「プラレールではなくても...」 息子のために手作りされた「サランラップ電車」が素敵すぎると話題

  • 2021.1.24
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「息子のために、約10年前に作ったサランラップ電車達 思い入れが強すぎて捨てられない」

そんなコメントともに投稿された写真が、ツイッターで注目を集めている。

 とっても、すてき(画像はめるママっくす(@LuBUPsAiKOhEtn9)さんから、編集部で並び替え)

こちらはツイッターユーザーのめるママっくすさんが2020年1月12日に投稿した写真。

カラーボックスいっぱいに詰められているのは、20本以上の「電車」。めるママっくすさんが息子のために、サランラップの空き箱で作ったモノで、色とりどりの装飾が施されている。

ヘッドライトなどは、紙を切り貼りしてデザインしたのだろうか。その全体の形が、こちらだ。

 奥に写っている車両は、緑色のラインをまとっている。JR常磐線の電車だろうか(画像はめるママっくすさんから)

年季の入った「電車達」である。きっと、めるママっくすさんの息子が、遊びたおしたのだろう。これらの写真を見たユーザーからは、ツイッターに

「全部力作!!すごいクオリティです」
「なるほど!いいアイデア!」
「素敵...これどんな気持ちで作ったんだろうとか ずっとこれ走らせてる小さい子を想像して私が泣いてる...」
「すごすぎる!捨てなくていいんじゃないでしょうか。将来の息子さんの結婚式に並べましょう」

といった反応を寄せている。

「プラレールではなくても、手作りした電車でもいいのでは」その理由とは...

Jタウンネット編集部は1月15日、投稿者のめるママっくすさんに詳しい話を聞いてみた。

めるママっくすさんは、現在6歳の娘さんと14歳の息子さんを育てる2児の母。今年に入ってブログ仲間が「ペーパークラフト電車」のツイートをしているのを目にし「(私も)サランラップ電車をつくっている」と返信したという。こうした経緯で、その翌日に、写真を撮って「サランラップ電車」のツイートをしたという。

彼女がラップの空き箱で「電車」を作り始めたのは、約10年前のこと。そのきっかけは、息子さんが当時遊んでいたプラレールの遊び方にあったという。

「息子は当時、電源を入れてプラレールを遊ぶわけではなく、寝っ転がって、電車に近い目線で手を使って走らせていました。

これはプラレールではなくても、手作りした電車でもいいのではないかと思いました。それで、息子の好きな電車を作ることにしました。サランラップが当時の息子にもちょうどいいサイズでした」(めるママっくすさん)

作り方は、サランラップの空き箱に画用紙を貼り、土台をつくる。折り紙で「窓」や電車のパーツを切り貼り。外装が完成したら、その上から透明のビニールテープを貼って、部品が取れることを防いだそう。

彼女は、これまでに80個程度の「サランラップ電車」を作り、現在は38本残してあるという。

 電車は手前から「189系」「阪急 9000系」「E231系 常磐線風」だという。

「これまで作ってきたサランラップ電車には、新幹線や西武、中央線、山手線、総武線、カシオペア、貨物電車などがあります。オリジナルもあります」(めるママっくすさん)

ちなみに、今は作っていないのだろうか。

「現在は作っていません。(息子の)幼稚園時代に作っていました。息子は小学生低学年位までは遊んでいました」

彼女の投稿には「捨てないでいて欲しい」などの声もあがっている。反響への感想を聞いてみると、

「1日5いいね位の弱小アカウントで、1万3千いいねをいただき、驚いています。

残して欲しいと多数コメントをいただいたので、息子が独立するまでは残す予定です」

と答えた。

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