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世界中で注目を集める「昆虫食」。未来を支えるスーパーフードを気軽に体験しよう

  • 2021.1.24
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お台場の日本科学未来館にて、2月28日(日)までの期間「未来食フェア~昆虫~」が開催されている。昨年話題となった無印良品のコオロギせんべいをはじめとして、近年世界中で注目を集めている「昆虫食」について、ミュージアムショップやカフェ、レストランで気軽に味わうことができるイベントだ。初めてでは中々手を出しづらいと考える人でも、挑戦しやすいメニューが提供されているため安心して参加できる。これからの食の最先端になるかもしれないニューフードを、この機会にぜひ体験したい。

日本でも古くから「イナゴの佃煮」など、地方を中心に馴染みのある伝統食として食べられている昆虫。近年では国連食糧農業機関(FAO)から、「栄養豊富で育てるときの環境負荷も小さく、食糧問題解決への糸口」として昆虫食を推奨されたことをきっかけとして、国際的にも関心が高まっているジャンルだ。

現在、そんな昆虫食を気軽に体験できるイベントが、日本科学未来館で開催されている。今回は常設展や企画展などの展示としてではなく、ミュージアム内のカフェ「Miraikan Cafe」、レストラン「Miraikan Kitchen」、ミュージアムショップ「Miraikan Shop」にて開催されているため、事前予約がなくとも入館可能(1/24時点)。お台場に出かけた際の寄り道がてら訪れることもできる。

ラインナップされているフードは、カレーなどのその場で食べられるものから、スナックなどの持ち帰りにぴったりなものまでさまざま。

昆虫の形そのままのフードももちろんあるが、私たちが想像するいわゆる昆虫食とは一味違ったものも多く、ソフトクリームの上にチョココーティングされた昆虫をトッピングしたスイーツや、コオロギの粉末をまぶしたおつまみせんべいなど、昆虫の形が苦手な方でも挑戦しやすいフードが幅広く揃っている。

食べ物だけでなく、他にもぬいぐるみやキーホルダーをはじめとしたグッズ、書籍など100種類以上のアイテムが今回のイベントでは用意されている。書籍の中には『昆虫食入門』『地球と食の未来』などのビギナー向けのものも取り扱いがあるため、イベントをきっかけに昆虫食に興味を持った際には、一冊お持ち帰りをして知識を深めていくことも楽しめそうだ。

これからの未来益々注目され、食のスタンダードになるかもしれない昆虫食を身近に味わえる絶好のチャンス。イベントを楽しみながら昆虫食に触れることで、世界の食糧問題についても関心を深められる良い機会になるはずだ。

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