【鹿児島・長島】この時期お勧めの水遊び。シーカヤックで長島の海を楽しみました！

母国ハンガリーは水がキレイで豊富な国です。信じられないかもしれませんが、ヨーロッパの国では珍しく蛇口から出る水道水を直接飲めます。ハンガリーを流れるドナウ川はヨーロッパで二番目に大きな川で、家族でよく遊びに行きました。母が水辺で日光浴をする中、私たち子供たちは浮き輪で泳いだり、川に石を投げたりして遊んだものです。

鹿児島も水に囲まれ、海・川・湖がキレイな場所で水遊びがいつでもできます。今回、比較的感染リスクが低い屋外レジャー、シーカヤックを楽しむため鹿児島県長島（ながしま）にある蔵の元港（くらのもとこう）周辺を探検してきました。水遊びは最高ですね～！

ようこそ長島へ

熊本県天草と鹿児島本土とも近い長島は鹿児島県の北西部に位置し、温暖な気候と青く美しい海に恵まれた場所です。今回の出発点は長島北部にある蔵の元港です。そこにはフェリー乗り場やグラスボートと夜の海ほたるツアーで有名な民宿えびす屋を始め、南蛮船寄港跡手洗所やわら等で作られたゴリラ像、正一位白髭稲荷大明神など観光スポットが盛りだくさん。

蔵の元港にある民宿えびす屋のそばにある緑地広場で二人乗りのシーカヤックを組み立てることにしました。フェリー乗り場のすぐ近くですので、大きな音とともに出入港するフェリーが身近に見られるのも面白いです。緑地広場は誰にも邪魔されず広いスペースで作業に集中してあっという間にシーカヤック組み立てが完了しました。

（※シーカヤックは私物です）

緑地広場から海へ

出港したフェリーを追うようにシーカヤックで緑地広場を後にし、海岸沿いにコースを西へ進みました。沖で潮に流されないように頑張ってシーカヤックを漕ぎ、少しくたびれましたが、目の前に広がる青い海に感動したとたんその疲れが一瞬吹っ飛ばされました。鹿児島の海には不思議な力がありますね？！

しばらく漕ぐと左側に岸から釣りを楽しむ人たちが見えてきて、何隻の釣り船も目の前で通り過ぎて行きました。それを見て主人もシーカヤックから釣りをし始めたのです。

おすすめポイント

その１： 岸辺の洞窟と岩たち

長島に数多く点在する小さな岩や洞窟があります。船で探検することが不可能な場所なので、ここはシーカヤックならではの楽しみがあります。洞窟に入ると不思議な動物の声や見たことがない海の色を新発見できました。洞窟の中の空気感は独特なものですね！

その２： 海の透明さに感動

箱メガネを持って行くと手軽に海底の様子を観察できます。ピンクや青の熱帯魚を見つけることができました。鹿児島の綺麗な海を満喫しましょう！

その3：「ウィズコロナ」での遊びが可能

新型コロナウイルスが再拡大する中での今年の冬。長島の海まで車で行くと人と会うことなく移動できます。ドライブの後はコロナウイルス感染リスクが低い開放的な環境が待っています。人と交流するのが大好きな私ですが、今はしばらく我慢ですね。そこはソーシャルディスタンスも簡単に保て、安心度がアップします。家族だけの自由な時間が楽しめます。

その４： 良い運動

日ごろ運動不足を感じていたので、ちょうどいいエクササイズが出来ました。翌日の筋肉痛が少し心配かな～！？

全てのシーズンを通して海の素晴らしさを感じることができます。 さ、青い海での小さな冒険があなたを待っていますよ～！

今回のシーカヤック遊びは、「港則法」を守り、①事故を防ぐために、ほかの船を回避すること ②港内でカヌーを浮かべたままにしたり、係留させてはならないことという基本ルールを守って行いました。