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ビューティ業界でも脱炭素化!海外で話題の「カーボンニュートラル」とは

  • 2021.1.19
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近年、海外のビューティー業界でも二酸化炭素(CO2)の排出を削減する「脱炭素化」の動きが活発化。コスメを選ぶ“新たな基準”として注目を集めている。(フロントロウ編集部)

コスメを選ぶ“新たな基準”

ふだんコスメやスキンケア製品を購入するとき、みなさんはどんな基準で選んでいるだろうか。動物実験を行なっていない、天然由来・オーガニックな原料のみを使用しているなど、選ぶときの決め手や、使用するコスメを別ブランドへ変えるときのきっかけは人それぞれあるはず。

画像: コスメを選ぶ“新たな基準”

そんななか、海外ではコスメを選ぶときの“新たな基準”として、二酸化炭素の排出を減らす「カーボンニュートラル(Carbon Neutral)」が注目を集めている。

カーボンニュートラルってなに?

カーボンニュートラルとは、地球温暖化の原因の1つとされる二酸化炭素(以下、CO2)の排出を削減することで、大気中のCO2濃度を安定(=カーボンニュートラル)させる考え方のこと。

社会や企業における生産活動において、排出されるCO2の量をできるだけ減らす、またはやむをえず出てしまうCO2の排出分を排出権の購入(※)や植樹などによって差し引きし、実質的に「ゼロ」を達成することで、持続可能な社会を実現することを目的としている。

※排出取引とは:各国家や各企業ごとにCO2の排出枠を定め、排出枠が余った国や企業と、排出枠を超えて排出してしまった国や企業との間で取引する制度のこと。

美容業界でもカーボンニュートラルが活発化

近年、ビューティ業界でもカーボンニュートラルの動きは高まっている。たとえば、英コスメブランドのHIGHRは、原材料の調達から梱包まで、生産ライン全体でCO2排出量を大幅に削減。

創設者であるモリー・ハート氏は「カーボンニュートラルの取り組みとして、当社では(製品の)研究開発にできるだけクリーンな再生可能エネルギーを使用し、不必要な(CO2の)排出を削減している」と説明。実際に、製品を保管・出荷する倉庫の運用に“太陽光発電”を使用しているだけでなく、製品を作るプロセスで発生するゴミ袋や手袋、社員が使うコーヒーフィルターに至るまで対策しているそう。

一方で、ハート氏は「これを実現するには、非常に複雑なプロセスが必要で、会社全体での協力が不可欠。だからスタートアップ企業が(この分野で)リードできているんだと思う。もし何千人もの従業員がいて、何十年も仕事をしているような企業であれば、すぐにカーボンニュートラルを実行するのは事実上不可能に近いだろう」とも語っている。

「カーボンニュートラル」化粧品を購入するメリット

カーボンニュートラルを実現すると、どうしてもコストがかかるため、従来の化粧品よりも値段が高くなることが多い。しかし、地球の環境を壊さず、次の世代へと豊かな自然をつなぐことを考えると、これらの化粧品を購入するという“小さなアクション”が、いずれ大きな飛躍をもたらすかもしれない。

同じくカーボンニュートラルを掲げる、英ソープブランドKANKANの創業者であるエリザ・フラナガン氏は「私たちは何年もの間、畜産業やファストファッションなど、品質やケアよりも価格を優先することで市場を開拓してきた」とコメント。続けて「美容も同じ。私たちの財布の中には大きな力が秘められている。現代の消費者がその力を認識していると信じている」と語った。

ビューティ業界で新たに注目される「カーボンニュートラル」。コスメや化粧品を購入するときのひとつの基準として意識してみるのもいいかも。(フロントロウ編集部)

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