1. トップ
  2. グルメ
  3. 【サロン・デュ・ショコラ2021】チョコレートエキスパートが選ぶ注目ブランド4選

【サロン・デュ・ショコラ2021】チョコレートエキスパートが選ぶ注目ブランド4選

  • 2021.1.19
  • 1179 views
サロン・デュ・ショコラ2021
出典:saita-puls.com

サロン・デュ・ショコラ2021イートイン概要

今回会期を2021/1/21〜1/25、1/28〜2/3と分けて行われる、世界最大級のショコラの祭典、【サロン・デュ・ショコラ】の2021東京。
その第一部は【TASTE OF CACAO—広がる、楽しむ、カカオの世界—】第二部は【THE ARTISANS〜最高峰ショコラティエの技〜】となっています。

具体的に第一部では、原産国のカカオ豆からBean to Bar、さらにその先のショコラ、ガトー(お菓子)、料理まで広がっていく「カカオ」を楽しむ世界をより広く紹介してくれる回となっているようです。
チョコレートブランドとしては、カカオ豆から厳選し、加工するクラフトチョコレートのブランドが多数参加。海外の注目Bean to Barブランドも多数登場。
さらに例年人気となっている、アマゾンカカオの太田哲雄シェフの一皿を始め、普段は思っても見ないような使い方で、スパイスやスーパーフードとしての、また「食材」としてのカカオを楽しむこともできます。
第二部の期間中も、お酒とのマリアージュでカカオ産地ごとの違いを楽しむプランも提供されています。

【サロン・デュ・ショコラ2021 開催概要】
会期 :〈Part1〉⇒2021年1月21日(木)〜1月25日(月)
〈Part2〉⇒2021年1月28日(木)〜2月3日(水)
場所 :伊勢丹新宿店 本館6階 催物場
事前予約:公式サイトより事前予約
:〈Part1〉⇒2021年1月9日(土)午前11時00分〜
〈Part2〉⇒2021年1月16日(水)午前11時00分〜
公式HP :https://www.salon-du-chocolat.jp/
オンライン販売:1/3より販売中。公式サイト参照
※開催実施や時刻については、随時公式HPよりご確認ください。

太田哲雄シェフをはじめ「お料理」に変わるカカオは必見!

第一部では、食通には言わずと知れた世界屈指の星付きレストラン「エル・ブジ」や「アストリッド・イ・ガストン」等に勤務され、現在はアマゾンカカオの普及に尽力されている太田シェフも出店。
水にこだわり、昨年のサロン・デュ・ショコラ期間中は、水を汲むためにわざわざ長野から水を担いで往復されていたほど。
アマゾンのカカオを、1つ1つご自身の手でお菓子やお料理に変えていかれるシェフは固定のファンも多く、驚きに溢れる一皿には毎年行列ができています。

今年はすし崇さんとのコラボレーションで【アマゾンカカオ寿司2,750円(カカオ果肉でマリネした信州野菜、カカオ漬け信州サーモン、信州イワナを使用)】や【アマゾンカカオと湧き水のジェラート1,320円(アマゾンカカオを練り上げ、信州の湧き水で伸ばした冷たいスープとカカオジェラート)】を展開。さらに今年は日本の食材を使い、フランス料理を基本としたボーダレスな料理で人気の【will o' wisp】の光安北斗シェフが【ミートボールサブ1,001円(オマール海老のアメリケーヌソースを絡めたミートボールにカカオと焦がしバターを加えたパンでサンド)】を提供。

第二部期間中は、シャンパーニュと料理のマリアージュで4年連続ミシュランの星を獲得する【L'orgueil】加瀬史也シェフも【マリアージュセット〜ロゼ〜2,750円(苺ショートケーキのアイスクリームにホワイトチョコレートトッピング×果実感の強いロゼシャンパーニュ)】【マリアージュセット〜ブラン〜2,750円(ガトーショコラにバナナ・ヘーゼルナッツ×甘く香ばしいアロマのシャンパーニュ)】など注目のシェフが逸品を提供予定!
チョコレート好きだけでなく、お料理が好きな方も見逃せません。

カカオお酒のペアリングが見逃せない!

今年多く登場するのが、お酒とカカオのペアリング。
カカオはワイン同様に産地や品種で大きく味わいも違い、さらに豆の段階でお酒同様発酵段階があるため、そもそも嗜好品としてもお酒に近く、味わいも非常に相性がいいと言われていますが、なかなかそこに特化しているお店やプロに出会うことはできません。

そんな中専門で取り組まれる同社は稀有。是非ペアリングを味わって、自分だけでなくパートナーや仲間とともに取り入れたいですね!
日本酒唎酒師でもある筆者が注目しているのは、「自分に贈ろう! 一枚のチョコレートと1杯のひと時!」をテーマにカカオ豆にこだわり、自家製のチョコレートとお酒のペアリングが楽しめると話題のbar & chocolate CACAOTAILの【カカオテール1,760円(ウィスキーとコロンビアチョコレート。シグニチャーカクテル)】や【パルミジャーノ・レジャーノのチョコレートサラミ1,100円(パルミジャーノチーズの塩気とコロンビア産トゥマコ73%)】です。

第二部ではアシェットでセールとシェリー酒のペアリングを行いミシュラン一つ星も取得する【Le Sputnik】の【Voyage〜コロンビアへの旅〜2,640円(赤い果実感のあるカカオハンターズのシエラネバダ64%チョコレート×バラのパウダーアイスを合わせて)】も気になります。

Bean to BARの充実にも注目!

とにかく多くのBean to Barブランドが揃うのも嬉しい。
中でも筆者が毎年購入してしまうのが、エクアドルにて、カカオの木からこだわりの農法で育てている【PACARI】。
カカオの豊かな風味を生かしたtree to barは2012年から8年連続インターナショナルチョコレートアワードで金賞を受賞するほど優れた風味で人気。
また、カカオの風味だけでなく、より互いが引き立つようなジャスミンなどのフレーバーも取り入れ、印象深いチョコレートが多数。
王道のBean to Barをさらに掘り下げたtree to barであるというだけでなく、もう少し単純にチョコレートを楽しみたい! リラックスしたい! という方にもオススメのブランドです。

さらに、今年気になっているのはイタリアの【Karuna Chocolate】。
Bean to Barの中でもシングルオリジンと言われる、特定産地・品種(カカオには実は多くの品種があり味わいが全く違います)を絞った内容での生産し、特にカカオが持つ果実感に注目して作っているというこのブランド。
インターナショナルチョコレートアワードでも多数の賞を受賞しているそうで、イタリアというとモディカチョコレートのように古くからある製法や、特産のヘーゼルナッツと合わせて作るジャンドゥイオットなど、独自のチョコレート文化を持つ国で愛されるBean to Barがどんなものか気になっています。

チョコレートマニアに人気のnel CRAFT CHOCOLATE TOKYOもサロン・デュ・ショコラ初登場!

2019年、日本橋浜町に創業したBean to Barの手法を用いたチョコレート専門店nel CRAFT CHOCOLATE TOKYO。村田シェフはワールドチョコレートマスターズ優勝シェフ水野直己氏に師事しスーシェフを務めたのち、2014年よりフランスやルクセンブルクなどのパティスリーに勤務された経歴の持ち主でもある。2019年チョコレートショーピースコンペティション優勝。
市販のクーベルチュールでは表現の幅に限界があるということで、カカオ豆からチョコレート作りに取り組まれています。
販売されているショコラの主役は全てカカオの風味。でもハイカカオであれば良いということではなく、カカオの風味が柔らかく伝わるように調整されています。
会場では店舗でも人気のかき氷【カカオ金時】も登場! ぜひ味わいたい逸品です。

おしまいに

例年だと海外から来日しているシェフも楽しんでいる、サロン・デュ・ショコラ東京のイートイン。
ショコラ原料として向き合うブランドもあれば、料理の原料としてカカオに向き合うブランドも揃っています。
ギフトとして贈り物にするだけでなく、ヘルシーな食事として、また日々取り入れるものとしてカカオを知るよい機会になると思います。
ワインのようにテロワールを楽しむこともできる、カカオの世界の奥深さにぜひハマって見てください!

元記事で読む