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冷蔵庫の残り物だけで作る!超おいしい副菜5選&冷やっこのアレンジレシピ10選

  • 2021.1.17
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コスパや健康面から自炊派ガールが急増中!でもみんな、忙しいから時間も手間もかけていられない!〝早く、簡単に、しかも盛れてておいしいごはんが作りたい〟そんな希望にお応えして、超時短テク&レシピをレクチャーします。料理を手早く作るためには〝買い物テク〟と〝つくりおき〟が成功の秘訣!今回は、冷凍庫の余り物を使った副菜&冷ややっこレシピをご紹介します♡

この記事の目次
教えてくださったのは・・・高木ゑみさん

※紹介しているレシピは、この食材をメインに作れるものばかりですが、レシピ数が多いため、すべてのレシピを作ったときに、この量で足りるということではありません。あくまでこの量は1週間分の目安になります。

MEAT&FISH
1種類を1食で使い切ろうとせずに分けて使う

薄切り肉やひき肉は1食に使う量を調節しやすく、電子レンジ調理や冷凍保存にも向いていて◎。魚は扱いやすい切り身がオススメ。慣れてきたら、野菜同様に旬のものを選んでみて。

【購入したもの】

塩鮭…2切れ

ひき肉(豚または牛・鶏)…200g

豚バラ薄切り肉…200g

STOCK FOOD
日持ちする食品や缶詰・乾物は使い慣れたものを

ハム・ソーセージなどの加工食品や卵は、それだけで1品になる万能食材。長期保存のきく缶詰・乾物類は、いざというときのお助け役。無駄なく使い切るために使い慣れたものを選んで。

【購入したもの】

ヨーグルト…1パック

卵…1パック(6個入り)

ハム…1パック

ベーコン(ブロック)…1本(約250g)

スライスチーズ(とけるタイプ)…1パック

プロセスチーズ…1パック

厚揚げ…1枚

ナッツ…適量

トマト缶…1缶

ツナ缶…1缶

コーン缶…1缶

そうめん…1袋

パスタ(フジッリ)…1袋

次に買った食材をプチ準備!

■下準備は目的を考えず、とりあえず〝切る〟〝茹でる〟!

何に使うかは考えず、洗う、むくなどの水周り作業と、まな板&刃物を使う、切る作業は一気に済ませて。献立は下準備したものから考えるのが早い。色の薄い野菜から切れば、まな板をすすぐ手間もなく、茹でた食材はざるで引き上げれば、鍋のお湯が使い回せて時短。

青ネギの小口切り(日持ち30日)

ハサミならまな板の上で散らばらない

小口切りにした青ネギは、ジッパー付きの袋に入れて冷凍庫で保存。生のまま使う分は冷蔵庫で保存(日持ちは5日程度)。

紫キャベツのマリネ(日持ち7日)

千切りは気張らずスライサーで

千切りにして塩をふって揉み、出てきた水分をしっかり切る。すし酢大さじ2を加え、塩・こしょう少々で味をととのえ、密閉容器に入れ冷蔵庫で保存。

干しきのこ(日持ち7日)

干す=放置!日持ちと味がグンとUP♪

小房に分け、お皿に並べて半日ほど干して、保存容器にイン。冷凍保存なら1カ月持つ。

茹でブロッコリー(日持ち5日)

茹でるのさえ面倒なら電子レンジも可!

小房に分けて沸騰した湯で1分茹でる。水気を切り、キッチンペーパーを敷いた保存容器に逆さにして詰め、冷蔵庫で保存。

茹でじゃがいも(日持ち4日)

どうせ火を通すものだから加熱しておく

洗って皮をむき、1個ずつラップで包んで電子レンジで約3分ずつ加熱する。冷ましてから保存容器に入れ、冷蔵庫で保存。

茹でパスタ(日持ち4日)

いちいち茹でるのが時間のムダ

フジッリやペンネなど好みのパスタは、表示通りに茹でる。水気を切ってサラダ油少々をまぶし、保存容器に入れて冷蔵庫で保存。

玉ねぎのみじん切り(日持ち4日)

スライサーを使えば目も痛くならない

キッチンペーパーで水気を吸い取り、保存容器に入れ冷蔵庫で保存。加熱して使用する分は、冷凍庫なら1カ月程度持つ。

茹でたまご(日持ち3日)

他の食材を茹でた残り湯で茹でると楽

茹でたあと、粗熱を取って保存容器に入れ冷蔵庫で保存。ブロッコリーやパスタを茹でたあとの湯で茹でればさらに時短。

■時短ツールを味方に付ける

日々、さまざまな便利ツールを試している高木さんにとって、下準備に欠かせないのがこの2点。「下準備でもっとも手間のかかる〝切る〟作業をあっという間に終わらせてくれます」

包丁で切りにくい食材もザクザク

野菜や肉、魚から、アツアツのピザなど包丁では切りにくいものも、キッチンはさみなら簡単。まな板いらずで、洗うものも最小限。

スライサーは質重視で1つで完結させる

高木さんが「3代目」というKing of スライサーは、ドイツ製のTNS3000。32通りものカットとレモン絞り器を兼ねたデザイン。

■冷蔵庫の中は、用途別にトレーにまとめる!

冷蔵庫の中身の出し入れをスムーズにすることも時短のポイント。そのためには、食材を用途やジャンル別に分けて入れておくことが大事なんです。

朝食に使うものをトレーにまとめて

ヨーグルトにジャム、和食用の梅干しなど、朝食に使うと予想されるものは朝食セットとしてひとまとめに。とにかく何でも1発で冷蔵庫から出す、入れる!

使いかけ野菜をまとめておく!

残った野菜はケースにまとめて、庫内の手に取りやすい位置へ。彼らは副菜作りのスタメン。何が作れるかひと目でわかります。

最後に、冷蔵庫にある食材で作る副菜&冷ややっこの簡単レシピをご紹介♡

「名もない副菜」を作る勇気を持て!

冷蔵庫にある食材を使おうと、ネットであちこちレシピを検索して、あれが足りない、時間がかかるなど、迷う行為も時間のムダ。名前のある料理ばかりにこだわらないで、あるものだけを使って〝何でもないもの〟を作る、その勇気が時短上手への近道なんです。

余った野菜+きのこ・ナッツ・豆類・乾物のどれか×トレッシングでだいたいおいしい!

ドレッシングも調味料と考えれば手元の食材を生かすのが簡単に。うま味の強いきのこや乾物類で食感に変化も。

■きのこときゅうりの和風しょう油ドレあえ

きのこの風味が引き立つ!

きのこ炒めにきゅうりを入れて、和風ドレッシングであえるだけ。お好みでほんの少しラー油を加えたら、ご飯が進む副菜に。

■アボカド&ナッツのごまドレあえ

切ってあえるだけ!

アボカドとお好みのナッツをごまドレッシングであえる。クリーミーなアボカドにナッツの食感とコクが加わり味に深みが出ます。

時間がないときのやっこ十番勝負!

時間がないどころか、何もする気が起きないときは、冷ややっこの出番。冷蔵庫の余り物を駆使するうちに、新しい味にハマる。

ちくわのナムル風やっこ

薄切りにしたちくわと青ネギ少々を合わせ、ごま油小さじ1、しょう油小さじ1とあえて豆腐にオン。

ツナ&キムチやっこ

ツナと刻んだキムチを混ぜ合わせて豆腐にのせ、マヨネーズと青ネギをオン。ピリ辛味がクセに!

塩漬け豚バラやっこ

豚バラの塩漬けをチンして豆腐にのせ、中華ドレッシングをかけ青ネギをオン。おろしにんにくも合う。

納豆キムチやっこ

豆腐にキムチをのせ、付属のタレであえた納豆と青ネギをトッピング。親しみのある味わい。

しば漬け&ザーサイやっこ

しば漬けとザーサイ、大葉を刻んで豆腐にのせ、しょう油をたらす。ごま油を加えると味に深みが。

ポテサラやっこ

ポテトサラダを豆腐にのせ、マヨネーズを少々。最後にパプリカをトッピングすると彩りがキレイ。

イタリア風やっこ

プチトマトと刻みパセリを合わせて豆腐にのせ、オリーブオイルと塩で。軽いカプレーゼのよう。

紫キャベツのマリネやっこ

紫キャベツのマリネとコーンを豆腐にのせ、オリーブオイルと塩で。お好みでパセリを!

コールスロー納豆やっこ

納豆とコールスローを付属のタレで混ぜ、豆腐にのせる。キャベツのシャキシャキ食感がアクセント。

ラタトゥイユやっこ

豆腐の上にラタトゥイユをのせ、粉チーズをふる。はっきりした味わいには木綿豆腐が好相性。

余った食材を工夫すればレパートリーは無限大!料理がおっくうな日は副菜や冷ややっこが大活躍♡

仕事で疲れたときや何も作る気が起きない・・・というときにうってつけなのが副菜&冷ややっこ!冷蔵庫にあるものだけで、実はいろんなアレンジレシピが楽しめちゃうんです♡余り物の食材や調味料を使ってお気に入りの味を見つけてみて!

andGIRL2017年8月号より 撮影/髙杉純 スタイリング/渡会順子 調理/高木ゑみ 取材・一部文/根本ゆみ 撮影協力/UTUWA

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