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田口浩正、答えは“台本”にしかない「これ面白いと思いながら演じたい」

  • 2021.1.14
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田口浩正さん
田口浩正さん

映画「おとなの事情 スマホをのぞいたら」に出演する俳優の田口浩正さん。同作は、年に1度集まっている3組の夫婦と1人の独身男性は今年も楽しい時間を過ごすはずでした。しかし、ある参加者の発言をきっかけに、それぞれのスマホに届く全てのメールと電話を全員に公開するゲームをすることに…イタリア映画をリメークしたコメディー映画です。田口さんは園山零士役で出演します。

オトナンサー編集部では、田口さんに単独インタビューを実施。台本の感想や役作り、スマホの使い方などを聞きました。

「常盤貴子さんが受けてくれた」

Q.台本を読まれていかがでしたか。

田口さん(以下敬称略)「面白かったです。リアルな会話劇になっていたので、出演するにあたり、脚本の面白さを崩さないようにしたいと思いました。本の面白さが伝わればいいなと思いました。すぐ事務所に電話して出たいと言いました」

Q.演じた役と似ているところはありましたか。

田口「ツッコミが入るような役ですが、あんなことはしていません(笑)すごく人間的で魅力的な人たちが集まっています。みんな、何かしらひどいですが(笑)」

Q.劇中のように、スマホにかかってきた電話はスピーカーホンで出て、メールも全員に見せなければならないことになれば参加されますか。

田口「メンバーによります。普通の友達なら平気じゃないですか。距離感が近くなればなるほど参加したくないですが、適度な距離感だと大丈夫だと思います。笑えればいいと思います」

Q.スマホの主な使い方を教えてください。

田口「スマホは2年くらい前から使い始めました。ずっとガラケーでいいと思っていましたが、今はスマホが手放せないですね。事務所から、『地図やセリフの変更などを送るのにファクスの感熱ロール紙がないからスマホにしてくれ』と言われ、変えました。電話はあまりかけなくなり、LINEが主体です」

Q.役作りにしたことはありますか。

田口「とにかくセリフを入れることと、感情が揺れている役なのでセリフと感情を合わせることです。時間がかかりましたが、リハーサルを何度かしてつかんでいきました」

Q.常盤貴子さんと夫婦役ですが、関係性作りのためにお話はされましたか。

田口「こうしようという話はしませんでした。芝居を変えると常盤さんもリアクションが変わるので、それを受けて、また僕の演技を変えたりして楽しかったです。僕が芝居を投げて、常盤さんが受けてくれたという感じでした」

Q.役者論を教えてください。

田口「台本をいかに自分の中で消化しつつ楽しめるか、今回は特にそうでした。答えは台本にしかないです。楽しく、これ面白いと思いながら演じられるのがいいですね。役者論と言われるときついですが(笑)」

Q.2020年を振り返っていかがですか。

田口「これの撮影中にコロナが発生しました。コロナが終息したとき、何をしていたかと振り返ったら、この仕事が始まったときだなと思い出せます」

映画「おとなの事情 スマホをのぞいたら」は全国公開中。

オトナンサー編集部

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