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「銀魂」映画、空知先生からの“最後の手紙”を全文公開「僕は、たぶん泣いちゃうでしょうね」

  • 2021.1.9
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1月8日より公開中の映画『銀魂 THE FINAL』キャスト陣である杉田智和、阪口大助、釘宮理恵ら9名と、監督の宮脇千鶴氏が、1月9日に新宿バルト9で行われた公開記念舞台挨拶に登壇した。

【画像】入場者特典の「炭治郎&柱イラストカード」

『銀魂 THE FINAL』 公開記念舞台挨拶
『銀魂 THE FINAL』 公開記念舞台挨拶

本作は、「週刊少年ジャンプ」で連載され、2019年に大団円を迎えた人気マンガ「銀魂」(著:空知英秋/集英社)のラストをベースにしたアニメ映画。舞台挨拶はこの日に2回実施される予定だったが、緊急事態宣言発令検討を受け、1回目は中止、2回目は無観客・ライブビューイングのみでの実施となった。

イベントに出演したのは、声優の杉田智和、阪口大助、釘宮理恵、高橋美佳子、千葉進歩、中井和哉、鈴村健一、石田彰、立木文彦、宮脇千鶴監督に加えて、丑年にちなんだ牛模様のエリザベス。

牛模様のエリザベスも登場し、プレス陣からの大量のフラッシュを浴びた
牛模様のエリザベスも登場し、プレス陣からの大量のフラッシュを浴びた

主人公・坂田銀時役を務めた杉田をはじめ、映画の感想を聞かれたキャスト陣が「15年間やってきたアニメの集大成」と口をそろえるように、この映画はアニメ銀魂の“最後のバカ騒ぎ”といえるもの。アフレコの感想を聞かれると、杉田は高杉晋助役の子安武人が「大切なシーンだから、何回もやりたくないよね」と自分だけに聞こえる声で呟いたというエピソードを紹介。「攘夷志士の関係値と似ていて、みんなバラバラに見えて、心のどこかで互いを信用し合っている」と話したうえで、“演技の圧がすごい”という子安や桂小太郎役の石田彰との収録の思い出を語った。

『銀魂 THE FINAL』場面写真
『銀魂 THE FINAL』場面写真

宮脇千鶴監督は、舞台挨拶の場に緊張しながらも「大変なこともたくさんありましたけれど、そのたびに、キャストの方々はもちろん、みなさんにすごく助けてもらって。ここまで辿り着けてよかったと思っています」と話してくれた。

また、「今だからこそ言える『ごめんなさい』と『ありがとう』」というテーマでは、神楽役の釘宮が「当初は『下ネタなんて絶対言いたくない!』と思っていたのに、どんな汚い言葉も放送禁止用語も、台本に書いてあればさらりと呟けるように…。ピュアな時代の自分に『ごめんなさい!』と言いたいです」と思いをぶつけたり、映画『鬼滅の刃』にも出演している石田が「映画としては『鬼滅の刃』が当たっていいなーと思っているので、ごめんなさい。『銀魂』がんばれ!」と話すに対し、杉田が「『エヴァ』も控えてますしね」とあいづちを打ったりするなど、「銀魂」らしいトークが繰り広げられ、笑いを呼んでいた。

『銀魂 THE FINAL』 公開記念舞台挨拶
『銀魂 THE FINAL』 公開記念舞台挨拶

そして、神威役の日野聡からの自身も出演する『鬼滅の刃』に絡めたサプライズメッセージに続いて、原作者である空知英秋先生からの“最後の手紙”が到着。「銀魂」アニメイベント恒例の釘宮による代読が行われた。以下に全文を掲載する。

“最後の手紙”を渡しに訪れた空知先生
“最後の手紙”を渡しに訪れた空知先生

「とうとうこの日が来てしまいましたね。幾度も“終わる終わる詐欺”を繰り広げてきたこのアニメも、まもなく本当の終わりのときを迎えます。心の準備はできたでしょうか?泣いてさよならするのも、笑ってさよならするのも自由。みなさんそれぞれの『らしい』と思うやり方で、彼ら、彼女らとの最後の逢瀬、楽しんでもらえたらと思います」

「え、僕ですか?僕は、たぶん泣いちゃうでしょうね。心待ちにしつつも、この日が来なければいい、そう思ってもいたから。けれど、涙をふいて、きっとこう言うと思う。『さらば、シンジ、レイ、アスカ。さらば、全てのエヴァンゲリオン』。『シン・エヴァンゲリオン劇場版』、1月23日(土)ロードショー。みんな、絶対観に行こうな!」

「え、違う?“庵野(秀明)”じゃなくて、“アホの英秋”の方のヤツ?いやでも、どっちのヒデアキも“終わる終わる詐欺”やってるけど。すみません、そっちの方のヤツは、特に言うことないです。たぶん、英秋のアホの仲間たちが、全部、映画にブチ込んでくれているので。なので僕らは、『銀魂』は、さよならも言わなくていいですよね。きっと、またいつかどこかで。ありがとうきびウンコ。アホの英秋」

最後にメッセージを聞かれた宮脇監督は、「今日、この状況でも(ライブビューイングを)観にきてくださったお客様に本当にお礼を言いたいのと、これだけの柱(笑)がキャスト陣がそろっているなかで、エラい人たちもきっと、みなさんが(映画を)観られる状況を長く保ってくれるんじゃないかと期待しております」と、映画のロングランを祈願した。

“侍の魂をかけた、最後のバカ騒ぎ”と銘打たれた映画『銀魂 THE FINAL』
“侍の魂をかけた、最後のバカ騒ぎ”と銘打たれた映画『銀魂 THE FINAL』

アニメ銀魂の歴史が幕を開けたのは、原作連載開始から2年後の2006年。それから2018年にかけての実に12年間の間、放送のない時期を挟み、夕方から深夜に枠を移しながらも、4期にわたって放映された。第4期が終了した翌年の2019年、完全新作が制作されることが明らかに。原作のラストをベースにした、アニメ銀魂史上3作目となる映画『銀魂 THE FINAL』が1月8日より公開された。

公開日の8日(金)0時には、公式Twitterアカウントの呼びかけにより、「#銀魂は永久に不潔です」をつけて一斉にツイートし、トレンド1位を目指す企画が実施。見事1位を獲得し、朝8時時点で10万件を超えるツイートを集めた。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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