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「これはまずい」急な下腹部痛からの寒気、めまい、息切れ【生理体験談】

  • 2021.1.9
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健康には自信があった私。でも、急な下腹部痛に見舞われて、基礎体温をつけてみたら、ある病気が判明。将来は子どもが欲しいと思っていた私は、このことをきっかけに体質改善をしたというお話です。

急な下腹部痛に「これはまずい」と感じた

20代半ばのころのことです。当時私は、看護師として忙しく働いていました。人一倍夜勤もこなし、健康診断でも特に異常はありませんでした。


そんなある夏の日、その日は仕事は休みで、家でのんびり過ごしていたところ、急に下腹部に痛みが走りました。すぐにトイレにかけこむと、出血。ちょうど生理がくるころだったので、すぐに「生理だな」と思ったのですが、今まで感じたことのない程の腹痛と多めの出血で、寒気とめまい、息切れまで……。

これはまずいと身の危険を感じた私は、床をはいつくばってやっとの思いでベットにたどり着き、痛み止めをすぐに飲んで休みました。

基礎体温を測ってみたら、ガッタガタ!

このような重い生理症状が出たことに、「これは何か病気かも」と心配になり、私は基礎体温を測ることにしました。測定を続けて基礎体温表のグラフを見ると、線はガタガタで、本来は低温相と高温相の2相になるはずなのに、よくわからず。

受診しなければと思いつつも、仕事も多忙であったことでなかなか受診に踏み切れず、ようやく婦人科を受診したのは重い症状が出た約3カ月後でした。

婦人科では超音波検査などをおこない、持参した基礎体温表を見てもらいました。そして、指摘されたのは、排卵している月とそうでない月(無排卵周期症)がある、ということでした。超音波で見たところ、卵巣は問題ないので、ストレスや不規則な生活による身体的負担からくる無排卵周期症だろうと言われました。

食事、睡眠、温活。身近なことで体質改善!

将来、子どもが欲しいと思っていた私は、夜勤の回数を減らしてもらい、食事の内容や睡眠時間の確保、温活など、体質改善をすることにしました。

食事面については、お惣菜などの摂取を控え手作りする、バランス良く摂取する、温野菜やしょうがなど代謝を良くするようなものを摂取するよう心がけていました。また、日勤の日も早いと21時ごろには就寝するなどで、睡眠時間をしっかり確保。そして、私は末端冷え性でもあるので、夏でも絹でできた腹巻きや靴下を履く、ハーブティーを飲むなどして温活をしました。

そのおかげか、結婚後、半年で妊娠。今では生後2カ月になる娘がいます。あのとき、自分の体の異変にすぐに気付き、そのままにせず対応したから、今の自分がいるのだと思います。気になる症状があるときには、恥ずかしがらず婦人科に受診することは大切だなと身をもって感じました。

監修/助産師REIKO

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文/Fあーちゃん

ベビーカレンダー編集部/ムーンカレンダー編集室

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