末期の脳腫瘍を公表したザ・ウォンテッドのトム・パーカー、腫瘍が著しく縮小したことを報告

末期の脳腫瘍を患っていることを公表したザ・ウォンテッドのメンバーであるトム・パーカーが、手術によって腫瘍が縮小したことを報告した。（フロントロウ編集部）

末期の脳腫瘍を公表したトム・パーカー

「Glad You Came」などのヒット曲で知られるボーイズグループ、ザ・ウォンテッドのメンバーであるトム・パーカーは2020年10月、脳腫瘍を患っていることを公表。

トムは妻で俳優のケルシー・ハードウィックと共に英OK! Magazineとのインタビューに応じて、「ステージ4の（悪性腫瘍である）膠芽腫で、末期だと言われた」ことを打ち明けた。

「悲しいことに僕は脳腫瘍と診断されて、既に治療も受けている。よく考えた末に、隠し通して秘密にすることよりも、インタビューで詳細を伝えて、自分たちなりの方法でみんなに事実を伝えることに決めたんだ」とトムは当時、インスタグラムへの投稿で述べている。「僕らはあらゆる治療法を探っていくつもりだよ。ツラい闘病になるけど、みんなからの愛やサポートがあれば、僕らは打ち勝つことができる」。

トム・パーカーが現在の容態を報告

回復が待ち望まれていたなか、トムが今回、インスタグラムへの投稿で現在の容態について報告。家族と共に撮影した心あたたまる写真と共に、最新のMRI検査の結果をファンに伝えた。

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トムは「火曜日（1月5日）にMRI検査を受けて、今日結果が届いたのですが、腫瘍が著しく縮小していました」と、腫瘍のかなりの部分が取り除かれていたことを明かした上で、「治療の良い反応が出ています」とファンに報告した。

続けて、トムは「素晴らしいNHS（国民保健サービス）には感謝してもしきれません。皆さんが大変な時期を過ごしていると思いますが、最前線での皆さんの働きに感謝しています」と、新型コロナウイルスの感染防止に最前線で取り組んでいる医療従事者たちに感謝のメッセージを投稿。妻や子供、友人たちへの感謝を続けて綴った後で、ファンに向けて「皆さんの愛や光、ポジティビティが僕を元気づけてくれています。すべてのメッセージに目を通していますし、とても力が湧きます」とメッセージを寄せた。

トムは2020年10月に妻のケルシーとの間に第2子となる男の子が誕生している。（フロントロウ編集部）