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藤原竜也&竹内涼真、超過酷な水中アクションも「励まし合って乗り越えた!」『太陽は動かない』撮影現場に潜入

  • 2021.1.7
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事務所の先輩、後輩でもある藤原竜也と竹内涼真が、吉田修一のサスペンス小説を映画化した『太陽は動かない』(3月5日公開)でバディ役で初共演を果たした。“秘密組織のエージェント”としてスリリングな世界を生きる男を演じた彼らが、肉体を鍛えて挑んだという激しいアクションも大きな見どころ。そこで、MOVIE WALKER PRESSでは本作の撮影現場に潜入!勢いよく海水が入り込んでくるコンテナ船から脱出しようと奮闘する…という超過酷な水中アクションシーンを2人で励まし合って乗り越えるなど、藤原と竹内の熱い絆を目撃した。

【写真を見る】傷だらけの竹内涼真を助けようとする藤原竜也。9時間も水に浸かって撮影!

スタッフからも驚きの声!水中シーンで大熱演

秘密組織のエージェント、鷹野(藤原)と相棒の田岡(竹内)。“24時間ごとに本部へ定期連絡しなければ、心臓に埋め込まれた爆弾が爆発する”という危険を常に抱えながら、2人が各国のエージェントたちとの命がけの頭脳戦を繰り広げる姿を描く。監督は、「海猿」シリーズや「暗殺教室」シリーズの羽住英一郎が務めた。

【写真を見る】傷だらけの竹内涼真を助けようとする藤原竜也。9時間も水に浸かって撮影! [c]吉田修一/幻冬舎 [c]2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
【写真を見る】傷だらけの竹内涼真を助けようとする藤原竜也。9時間も水に浸かって撮影! [c]吉田修一/幻冬舎 [c]2020 映画「太陽は動かない」製作委員会

2019年7月、記者が訪れたのは、コンテナ船の貨物倉庫を舞台とした水中アクションシーン。敵に捕らえられ、鎖でつながれた田岡。鷹野が鎖を外して彼を助けようとするが、貨物倉庫にはどんどん海水が侵入し、水中に潜りながら大奮闘するという場面だ。都内の撮影スタジオにセットが組まれ、貨物倉庫が再現された。

鷹野と田岡も次第に足元、首、顔も水に浸かっていくという肉体的にもハードな場面となるだけに、スタッフも掛け声をかけながら水量を調整し、「ドドドド」という音と共に水が投入されるごとにチームの緊張感と集中力が高まっていくのがこちらにもビシビシと伝わる。羽住監督もウエットスーツを着込み、水のなかに入って演出をしていたのが印象的だ。

鷹野は水に潜り、必死の形相で田岡を助けようとするが、なかなか鎖は切れない。諦めようとする田岡、叱咤する鷹野…。彼らの絆が感じられるシーンとなり、水のなかで藤原と竹内が見せた熱演は迫力満点!スタッフからも「これはすごいシーンだな」と驚きの声がもれていた。

「久々に堪えました(苦笑)」(藤原)、「竜也さんと励まし合った」(竹内)

実は水が苦手だという藤原竜也 [c]吉田修一/幻冬舎 [c]2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
実は水が苦手だという藤原竜也 [c]吉田修一/幻冬舎 [c]2020 映画「太陽は動かない」製作委員会

藤原と竹内は、なんと9時間も水に浸かっての撮影となったこの日。厳しい撮影となったが、撮影の合間には2人が談笑するひと幕も。ずぶ濡れとなっていた彼らはタオルを頭からかぶり、時にジョークを飛ばすなど、息の合った姿を見せていた。

羽住監督は「極限状況に追い込まれるシーンが多かったので、ボロボロになりながらも力を失わない、生命力のある目力に撮影しながら圧倒されていましたが、撮影の合間に戯れあっている2人の目が少年のようだった」と語っている。

「精神的にも体力的にもキツかった」という [c]吉田修一/幻冬舎 [c]2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
「精神的にも体力的にもキツかった」という [c]吉田修一/幻冬舎 [c]2020 映画「太陽は動かない」製作委員会

実は水が苦手だという藤原は、役者魂で過酷なシーンを乗り切った。この日の感想について、藤原は「久しぶりにキツいという言葉も発せられない状況での撮影でした」とコメント。「船のなかのセットでしたが、火花も散って、水の流れも速くて、冷たくて、足もつかない。水に潜りながらも、田岡の腕に巻かれた鎖をほどかなければいけない。ハンマーや斧を探しては、“これじゃないあれじゃない”とやるわけですが、久々に堪えました」と苦笑いを浮かべつつ、「堪えましたが、終わった後の達成感や爽快感はありましたね」と充実感もたっぷり。

緊張感と笑顔あふれる、メリハリのある撮影現場 [c]吉田修一/幻冬舎 [c]2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
緊張感と笑顔あふれる、メリハリのある撮影現場 [c]吉田修一/幻冬舎 [c]2020 映画「太陽は動かない」製作委員会

「ワンカット撮り終わるごとに、『いままでの仕事のなかで、何番目に入るくらい辛い?』と竹内くんに聞いていました。それぐらい辛かったんだと思います」という藤原だが、竹内は「精神的にも体力的にもキツかったので、竜也さんと励まし合いながらやっていました」と切磋琢磨したことを告白。「滝のような水が落ちてくるなかで、撮影スタッフさんの技術に惚れ惚れしながらやっていました。撮影中は鎖で腕をしばられていたのですが、スタッフさんがしっかり勉強されたのか、本当に取れなくて。身動きの取れない状態で、上から水が落ちてくるって、結構パニックになるなと思いました」と率直な想いを打ち明けていた。

「田岡と鷹野の姿に、熱いものが込み上げた」(羽住監督)

果たして脱出できるのか? [c]吉田修一/幻冬舎 [c]2020 映画「太陽は動かない」製作委員会
果たして脱出できるのか? [c]吉田修一/幻冬舎 [c]2020 映画「太陽は動かない」製作委員会

またこの日は、原作者の吉田も撮影現場を見学。過酷なシーンに挑んでいる藤原と竹内の肩を叩いて激励し、3人で会話を弾ませていた。藤原によると、「吉田先生は『すごい撮影をしていますね』とおっしゃっていました。吉田先生の原作スケールに合うセットでシーンを再現していて、非常に興奮されていたように見えました。喜んでくださっていたと思います」とのこと。吉田からの言葉は、なによりの励みになったことだろう。

「全編、吹替えなしでアクションシーンを撮りたいので身体を鍛えてくれ」とオーダーしたという羽住監督は、「クランクインまでに、見事に身体を作り上げてきてくれました」と藤原と竹内の意気込みに感謝。

水中アクションシーンでは、「原作を読んだ時に、普段は後輩の田岡に対してクールに接している鷹野ですが、実は幼少期に失った弟を田岡に重ね合わせているのではないかという印象を持っていました。撮影中、足もつかなくなるほど水位が上がってきたなかで、田岡を抱きしめながら助け出そうとする鷹野の姿を見た時には、思わず熱いものが込み上げてきてしまいました」と涙が出てきたという。

先日行われたイベントで、藤原は「一人だったら乗り越えられていないんじゃないかな?年齢関係なく、2人だったからできたと思う」と語っていた。藤原竜也と竹内涼真が、全身全霊を注いで完成させた最強タッグ。スクリーンにお目見えする日が、いまから楽しみだ。

取材・文/成田 おり枝

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