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アラサー&アラフォー花嫁必見! イタイと思われないための”大人婚”マナー

  • 2015.6.3
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結婚が決まり、「式ではこんなことをしたい!」と夢いっぱいのアナタ。しかし、年齢が上がると、その年代ならではの配慮も求められます。今回はそんな花嫁さんのために、素敵な大人婚のためのヒントを紹介!

●純白じゃなくていい! 自分に似合うベストのドレス選び

「ふわふわのスカートで、リボンとフリルがたくさん」というドレスは、20代後半以降になると厳しいことがほとんど。好きなデザインで選ぶのではなく、似合うものを選ぶのが鉄則です。徹底的に試着して、運命の一着を見つけましょう。

●まずはドレスの「生地」をチェック!

肌の色にもよりますが、大人の女性には、純白よりもアイボリーやゴールド寄りの色味のほうが似合いやすい傾向があるそう。素材はふんわりとした軽いものよりも、しっとりとした質感のものが大人の女性らしい雰囲気を演出できます。とはいえ個人差があるので、信頼できる友人にアドバイスしてもらったり、パーソナルカラー診断やパーソナルスタイリストなどプロの手を借りるのもよいでしょう。

●ドレスの「形」は年齢・体型に似合うものを吟味

プリンセスラインは可愛すぎてキビシイ…とはいえ、大人っぽければなんでもいいわけではありません。スレンダーラインやマーメイドラインは、ふくよかな人には不向き。年齢はもちろん、体型にも合うドレスを選びましょう。誰にでも似合いやすいのはスッキリとしたAラインですが、同じAラインでも、ボリュームが少し異なるだけで印象が違ってきます。体型に地震がない人は、露出の量を控えめにしたり、二の腕をカバーする袖口が広がっているデザインを選ぶのもおすすめ。

●小物はトータルコーデを意識してチョイス

たとえば総レースのゴージャスなドレスを選んだらヘアスタイルはすっきりさせるなど、バランスを意識するのが大事。アクセサリー類は、ティアラ・イヤリング・ネックレスの3点セットを勧められがちですが、全部つけると大人の女性にはボリューム過多になることもあります。シンプルなピアスを合わせる、いっそネックレスはしないするなど、ドレスのデザインに合わせて自由にコーディネートして。

●装飾は洗練された雰囲気こだわって。料理は特に上質のものを!

大人婚は、すべてにおいて“量より質”を意識しましょう。テーブルクロスや装花を選ぶときは、すっきりとした印象になるよう細心の注意を払ってください。

受付では、ウェルカムベアなどの可愛らしすぎるアイテムは避け、思い出の品や写真を飾る場合も最小限に。ウェルカムボードやペーパーアイテムなどは、よほど腕に自信がある人でないかぎり、プロに任せたほうが無難です。とくにキケンなのは腕前が未知数の友人。手作り感あふれるアイテムは、若いカップルなら「可愛い」で済みますが、大人になるとイタイと思われてしまいます。手作りで安く済ませたいなら、ごくシンプルなものにすればOK。

一方、こだわりたいのは、料理と飲み物。料理は披露宴の印象を大きく左右します。とくに大人婚の場合、出席する友人たちは結婚式を何度も経験しており、チェックも厳しいもの。必ず料理の試食をしておきましょう。2人のリクエストによるオリジナルメニューやこだわりの一品などがあれば、シェフに説明してもらうのもいいですね。お酒も、質の良いものをバラエティ豊かにそろえると「さすが、わかってる!」と言ってもらえます。

●あらゆる年代・層のゲストが楽しめる気配りを

アラサー・アラフォーになると、招く親族や恩師、上司の年齢も高くなりがち。また、友人は子供連れで来る人も多くなるでしょう。足腰の弱い人や車椅子の方への配慮、アレルギーの有無などに気をつけましょう。持病がある方や赤ちゃん連れには、休憩できる控え室があると安心です。

会場は、アクセスが良く設備が充実していることが絶対条件。駅から離れた隠れ家的な小さな教会での挙式、気に入った披露宴会場が狭いからといって立食形式にする、暑い・寒い季節のガーデンウェディングなど、ゲストを無視した会場選びはNGです。自分たちのこだわりではなく、ゲストへの配慮を優先しましょう。

演出も、「全員が喜びそうなこと」を厳選して。未婚女性を人前にさらすことになるブーケトスなどもってのほか! 騒ぐだけの友人の余興も、ばっさりカットして構いません。長時間屋外に出る演出も、ゲストにとって負担になりそうなら避けてください。ジャズやピアノの生演奏をBGMに、普段なかなか会えないゲストとゆっくり歓談するなど、シンプルな過ごし方がおすすめです。

人生経験を積み、いろいろな結婚式に出席してきたであろう大人の結婚。「さすが!」と言われるように準備してくださいね。

<文/島田彩子>

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