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彼のマザコンが発覚… 女性が「婚約中の彼との別れを決めた」切実すぎる理由3つ

  • 2021.1.6
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婚約まで至っていても、女性側が別れを決意するパターンは決して珍しくありません。今回は複雑怪奇な人間模様分析を得意とするメンタル心理カウンセラーの並木まきが、婚約中の彼と別れを決めた女性たちの切実な理由に迫ります。

文・並木まき

1:過干渉な義母の存在

「結婚の話が出るまでは、元婚約者の義母に会ったことがなかったのですが、結婚の挨拶に行ったときに初めて会って以降、やたらと私たちのことに口出ししてくるようになりました。結婚式場から、私の料理や掃除の仕方、洋服の好みに至るまで口うるさく指示をしてくる義母に対し、かなり疲弊しました。

そんな義母の態度に悩み、元婚約者に相談をすると、まさかのマザコンも発覚。『嫁に来るんだし、母さんの言う通りにやれよ』と言い放たれ、愕然としましたし、一気に彼への愛情も失せました。

さんざん悩みましたが、マザコンの夫との生活も難しそうだし、過干渉な義母の存在も耐えがたいと思い、実家の両親と相談した結果、こちらから婚約破棄をしました」(34歳女性/不動産)

婚約前に相手の親に会うカップルは、意外と少ないかもしれません。

いざ結婚となり、顔を合わせてみたら強烈な違和感を覚えた……となれば、こちらも結婚を考え直す原因になりやすいでしょう。

2:お金の問題

「婚約していた彼のお金の遣い方に疑問が残り、婚約解消をしたことがあります。何かに遣うわけでもないのに、月末になるとお金がないと言い出し、私にご飯代や日用品の買い物代などを出させる人でした。

派手な生活をしている様子はなかったけれど、浪費癖があるようで、何に使っているのかを尋ねても、よく分からなくて……。ただ、結婚したらお金の価値観はとても大事になると思ったので、悩んだ挙句に入籍するのをやめました。結婚してからも、お金のことで揉めるのが目に見えていたからです。

実は、婚約破棄をしたのは結婚式場を予約した後だったので、そのキャンセル料は私が支払うことになったんです。しかし、結婚は一生ものなので、あのときに思い切って婚約破棄をして良かったと思っています」(29歳女性/美容関係)

結婚が具体化するまで、それぞれの本当の“懐事情”は見えにくいのも事実。

しかし、入籍前に見過ごせないほどの違和感を覚えたのであれば、結婚についてもう一度考えてみるのをおすすめします。

3:他に好きな人が現れた

「自分でも“ありえない”と思いますが……。3年間付き合っていた彼氏からプロポーズされ、ウキウキだった婚約期間中に、職場に転勤してきた男性にまさかの一目惚れ。相手も私に惚れていたようなのですが、そこからが苦悩の日々の始まりで……。

婚約している立場で浮気をするわけにはいかないので、相手の男性にも事情を説明し、一度は想いを断ち切ろうとしたのですが、私もその人も、どうしてもお互いを諦めることができず、私はそんな気持ちのまま結婚するわけにもいかずで、私から婚約破棄を申し出ました。

隠し事をしたくなかったので、事情はすべて当時の婚約者に話しました。『むしろ浮気をしてくれたほうが、諦めがついたし慰謝料を請求できたのに……』と言われたのが印象に残っています。

婚約破棄後、一目惚れの相手との交際をはじめ、今も順調に続いています」(34歳女性/IT)

結婚が決まっていても、雷に打たれたかのような運命の出会いをしてしまう人も存在します。

自分の気持ちを騙して結婚をするよりも、一度立ち止まって、自分の本心に正直な道を選ぶのも正解なのかもしれません。

一度は婚約まで至ったものの、なんらかの事情によって結婚には至らない男女もいます。

違和感に目をつむってゴールインしても、その先で離婚にいたれば幸せへの遠回りに。違和感が強烈であるときほど、立ち止まる勇気も必要と言えるのではないでしょうか。

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