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4人のジブリヒロインから学ぶ。令和の恋愛必勝法

  • 2021.1.4
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令和に入り、女性の生き方はさらに多様性を増し、幅広くなっています。男性に守られ、エスコートされるヒロインはもう過去のもの……? いつの時代も、私たちの心をとらえてはなさないジブリヒロインから学ぶ、恋愛必勝法とは?

1.『耳をすませば』月島雫

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世にヒロインは数あれど、若干14歳で「結婚してくれないか!」とプロポーズされる女性は、なかなかいないのではないでしょうか。実はこの告白シーン、当初の設定では「好きだ!」のみだったのだとか。

それがプロポーズに変わった理由は、雫がバイオリン職人を目指す聖司の夢を支え、自分も共に夢を追う決心をしていたからだそう。

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物語のクライマックスで、雫を自転車の後ろに乗せて、聖司が坂道で自転車をこぐシーンがあります。苦しそうに坂を上る聖司に、自転車を降りた雫がかけた言葉は……。

「お荷物だけなんて、ヤダ! 私だって役に立ちたいんだから!」そして、自転車を押して、ふたりで坂を上るのです。

男性は夢を追う生き物と言われがちですが、一方で、「支えてもらいたい」「認めてもらいたい」と願う繊細な存在でもあります。「私だけを見て」と聖司に依存するわけではなく、自分も夢を抱きながら「あなたの夢を応援したい!」という姿勢を見せた雫。

パートナーに依存せず、共に生きることは、令和の恋愛を生き抜くうえで欠かせない要素です。

2.『崖の上のポニョ』ポニョ

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え? ポニョ!? と思った方も多いと思います。実は中国で、ポニョの「ある台詞」が大人気だとか。

それは「草介、好き〜!」というポニョの言葉です。好きという気持ちをはっきりと伝えられない中国の若い人たちのなかで、ポニョの台詞を真似て「◯◯、好き〜!」と告白することが流行っているのだそう。

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大人になればなるほど、ストレートに「好き」という回数は減っていきますよね。SNS上の「いいね」で好意を伝えることができても、本当の「好き」は、言葉にしなければ伝わりません。いつの時代も、どんな国でも「好き」という思いをはっきり伝えることは、恋愛を円滑に進めるために最も大切な要素です。

3.『風の谷のナウシカ』ナウシカ

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誰もが認めるジブリ映画のヒロイン・ナウシカ。風の谷の長であり、腐海に沈もうとしていた世界を救ったナウシカは、老若男女のみならず、虫や風にまで愛されています。

ナウシカの恋愛必勝法は「自ら選択すること」。物語の後半、風の谷が制圧され、トルメキアのクシャナによって、ナウシカは人質として、軍に随行することになりますが、その際も「みんな聞いて」と、涙を流す風の谷の人たちを説得し、自らの意志で人質になることを選びます。

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人生は選択の連続。ですが私達は、恋愛はもちろん、仕事やプライベートでも「〇〇のせいで……」と、誰かや何かのせいにしがち。

「あの男のせいで、あの女のせいで……」というのはご法度。

ナウシカのように、常に自らの選択を信じて生きる女性でありたいものです。

4.『もののけ姫』エボシ御前

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『もののけ姫』のヒロインはサンですが、『DRESS』では、エボシ御前を令和のヒロインとして取り上げたいと思います。

タタラ場を開き、女性たちを守り、病を背負った人にも仕事を与え、帝や侍と対等に渡りあう彼女はまさに、美しき理想のリーダー。仕事に、プライベートに、全力で向き合いたい! そんな女性たちが、最も憧れるのはエボシ御前なのではないでしょうか。

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「賢しらに僅かな不運を見せびらかすな」

この台詞の裏に、エボシ御前が経験してきた、無数の苦労と苦悩が垣間見えます。女性の「美しさ」の中には、外見的なものだけでなく、内側からにじみ出る経験や教養が含まれています。まさにエボシ御前が醸し出す「美しさ」は内面からにじみ出るもの。

「モテたい!」という気持ちで外見を磨いても、それは一過性のものです。人生100年時代の令和の恋愛で大切なのは、経験を重ねることで生まれる「内面の美しさ」を、磨いてゆくことではないでしょうか。

■恋愛必勝法をヒロインから学ぶ

自分の意志をしっかりともち、媚びずにまっすぐ生きるジブリヒロインたち。令和の時代を勝ち抜く恋愛必勝法を、彼女たちから学びましょう。

あなたは、どんなヒロインになりたいですか?

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