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最悪な結納エピソード…… お互いの 親との結納でまさかの事実が判明【後編】

  • 2021.1.3
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結納は、幸せな家庭を築くための、幸せな一歩であることが多いでしょう。しかし、結納時にトラブルが発生するケースもあります。

優子さん(35歳・仮名)も、結納時に予期せぬトラブルに見舞われた女性のひとりでした。今回は、優子さんの体験談をご紹介していきます。

前編では、婚約者の彼が、実は借金まみれになって離婚した過去があったことが結納の席で知らされました。後編では、そんな彼と幸せに生きていくために優子さんがした決断をご紹介していきます。


競馬に奢り癖。借金はまだ残っている

私はその後、結納の席で何を喋ったのか、どうやって家まで帰ったのか覚えてないくらいショックを受けました。
優しくて、面白くて、かっこよくて、スマートで、エリートな彼が、まさか、借金に追われていたなんて。借金が原因で離婚していたなんて。信じがたい事実でした。
彼からは、その日、電話がかかってきました。「黙っていて、ごめん。本当のことを話したら優子に嫌われてしまうと思うと怖くて言えなかった。お金のことで優子に迷惑はかけないから」と彼。
私は、なぜ彼が借金を作ってしまったのかを聞きました。すると、彼は、競馬にはまってしまったこと、後輩などに景気良く奢ってしまう癖があることを告白しました。
そういえば私も、デートでは一切財布を出したことがありませんでした。奢ることで男らしさを誇示したり、いいかっこをしたりする癖が、彼にはあるようでした。
そして、きっとその癖は、簡単には治らないだろうということもわかっていました。現に、彼は、借金の返済が残り100万円ほどあるにも関わらず、私を高級レストランに頻繁に連れて行っていたのですから。
「一時は自己破産寸前まで借金が膨らんだと言いますが、ここ数年はコツコツ返済しており、100万までに減ったのだ」と彼は言いますが、いつまた浪費癖が発動するかはわかりませんでした。

お金の管理は私がする。カウンセリングも受けてもらう

私は、彼と結婚したら、自分が苦労することになるだろうな、と思いました。それでも彼と結婚したいのか? 答えは簡単にはでませんでした。でも、数週間考えた結果、もう彼なしの生活は考えられないと思い、彼と結婚することを決めました。
ただし、お金の管理は全て私に任せてもらうこと。お金を使いすぎてしまったり、ギャンブルに依存してしまったりする理由を探るためカウンセリングを受けてもらうことを彼に約束させました。
彼は最初、カウンセリングを受けることを猛烈に拒否していました。
自分は病気じゃないんだから、と。でも、年収一千万もあるにも関わらず、奢りまくって、ギャンブルに手を出して、自己破産寸前までいくなんて、心に何か問題があるとしか私には思えませんでした。
彼は、私が、「カウンセリングを受けないなら結婚は白紙にする」と告げたことによって、しぶしぶ重い腰を上げ、カウンセリングに通いだしてくれました。
私たちは、予定していた通りに、結婚する予定です。
結婚後に彼の浪費癖が再発する可能性もゼロではないと知っています。
でも、私は、彼と支え合っていこう、と決めたのです。結納の際は意外な彼の姿を知り、ショックを受けました。でも、今となっては、結婚前に知ることができてよかったと思っています。
結婚後に、借金や浪費癖のことを知った場合、今以上にショックだったでしょうから。
今来 今/ライター


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