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企画展「Walls&Bridges 世界にふれる、世界を生きる」東京都美術館にて開催!

  • 2021.1.4
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企画展「Walls&Bridges 世界にふれる、世界を生きる」が、2021年7月22日(木)から10月9日(土)までの期間、東京都美術館にて開催されます。

人生の“壁”を制作活動に昇華させた5名の人物にフォーカス

「Walls&Bridges 世界にふれる、世界を生きる」は、自らを取り巻く“障壁”を展望を可能にする橋へと変え、芸術活動の糧へと昇華させた5人の作り手にフォーカスする企画展。絵画、彫刻、写真、映像といったそれぞれ異なる分野のアーティストである5名の、不思議な親和性のある作品が一堂に集まります。

東勝吉

東勝吉は、83歳から制作活動を始めた風景画家。木こりを引退した後、老人ホームで暮らしていた際に本格的に絵筆を握り、大分県由布院の風景画の制作に没頭。99歳で亡くなるまでの16年間で100余点の水彩画を描いています。

増山たづ子

生前「カメラばあちゃん」の愛称で親しまれた、増山たづ子。故郷の岐阜県旧徳山村と村民を記録するため、還暦を過ぎてから写真の撮影に挑戦。彼女の没後、ダム建設によって消滅することとなる村の様子を、10万カットにも上る写真で後世へと伝えられています。

ジョナス・メカス

ジョナス・メカスは、リトアニアの農家に生まれ、難民キャンプを転々とした後ニューヨークに亡命する多難な人生を歩んだ映像作家。貧困と孤独の中、中古の16ミリカメラで身辺の撮影を始めた数々の「日記映画」を残しています。

シルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田

イタリア・サレルノ出身のシルヴィア・ミニオ=パルウエルロ・保田。彫刻家であった夫・保田春彦を支え、家事と育児に専念しつつも、寸暇を惜しみ彫刻と絵画の制作に勤しむ。敬虔なクリスチャンであった彼女は、切実な祈りそのものでもあった制作という行為に真摯に取り組み、数々の作品を生み出しています。

ズビニェク・セカル

チェコのプラハに生まれたズビニェク・セカルは、反ナチス運動に関わり投獄、強制収容所での日々を経た後にアーティストとなった経歴の持ち主。40歳を過ぎて取り組んだ彫刻作品は、過酷な半生の経験に根付く複雑な感性が生きた独創的な様相を呈しています。

イベント情報

  • イベント名:企画展「Walls&Bridges 世界にふれる、世界を生きる」
  • 催行期間:2021年07月22日 〜 2021年10月09日
  • 住所:東京都台東区上野公園8-36 東京都美術館 ギャラリーA・B・C
  • 電話番号:03-3823-6921
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