1. トップ
  2. ライフスタイル
  3. 【2021年】郵送で奉納できる全国各地のユーモア絵馬8選!新年の願いをお気に入りの一体に込めて。

【2021年】郵送で奉納できる全国各地のユーモア絵馬8選!新年の願いをお気に入りの一体に込めて。

  • 2021.1.4
  • 2417 views

お守り、絵馬、御朱印などの授与品は、本来は寺社にきちんと参拝していただくべきもの。しかし、なかなかお参りできない今、寺社とのご縁を繋いでおければ、心強く過ごしていけそう。今回は郵送で奉納できる、全国各地の絵馬をご紹介します。12月28日(月)発売 Hanako1192号「幸せをよぶ、神社とお寺。」よりお届け。

鹿島台神社(かしまだいじんじゃ)の 「ナギーとナミー」/宮城
東京大神宮(とうきょうだいじんぐう)の 「干支絵馬」/東京
湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)の 「開運絵馬」/東京
荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)の 「目的達成絵馬」/神奈川
差出磯大嶽山神社(さしでのいそだいたけさんじんじゃ)の 「疫病退散絵馬(ヨゲンノトリ)」/山梨
弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)の 「からす絵馬」/兵庫
猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)の 「佐瑠女神社 願かけ絵馬」/三重
日和佐八幡神社(ひわさはちまんじんじゃ)の 「ちょうさ・うみがめ絵馬」

1.鹿島台神社(かしまだいじんじゃ)の 「ナギーとナミー」/宮城

明治42年に合祀した14社の神様を祀る。お絵描き祈願絵馬「ナギーとナミー」はそのなかの伊邪那岐命(いざなぎのみこと)と伊邪那美命(いざなみのみこと)をモデルにしており、夫婦神である2柱に親しみを込めてこの名前に。目標とする職や志望校の制服を描いたり、シールなどを貼るのも。思い思いにアレンジして。願いは裏面に。メールで受付、初穂料各500円。
0229-56-2386

2.東京大神宮(とうきょうだいじんぐう)の 「干支絵馬」/東京

“東京のお伊勢様”と親しまれ、縁結びの神社としても名高い。2020年より授与をはじめた「干支絵馬」は、日本画家・東園基昭(ひがしぞのもとあき)氏のデザイン。東園氏は窓に見立てたさまざまなモチーフのシルエットの中に、古典に由来する紋様を描いた作品で知られており、2021年は干支の丑に梅を大胆にあしらった。HPの専用申込書にて受付、初穂料1,000円。
03-3262-3566

3.湯島天満宮(ゆしまてんまんぐう)の 「開運絵馬」/東京

学業や資格についての願いごとがあるなら、“天神様”として親しまれる学問の神様・菅原道真公に祈願しよう。全国から学業成就のために訪れる人があとを絶たない同社の絵馬には、牛に乗る菅原道真公の姿が。元日からは干支の絵柄に切り替わるので、そちらもお楽しみに(無くなり次第終了)。添えられたペンにも御利益がありそう。現金書留で受付、詳細はHPに。初穂料1,000円。
03-3836-0753

4.荏柄天神社(えがらてんじんしゃ)の 「目的達成絵馬」/神奈川

鎌倉市の自然豊かな神社。つぶらな瞳の鳥は、御祭神の菅原道真公と縁が深い鷽(うそ)。絵馬には天神社・天満宮独自の神事「鷽替え」に則って、“ウソをマコトに変える”祈りが込められているそうだ。目的を達成するまではそばに置き、達成後に右目を描き入れて返送を。お礼参りなら、達成の報告と次の目標も書いて送ろう。現金書留で受付、詳細はHPに。初穂料2,000円。
0467-25-1772

5.差出磯大嶽山神社(さしでのいそだいたけさんじんじゃ)の 「疫病退散絵馬(ヨゲンノトリ)」/山梨

古今和歌集でも詠まれている山梨県の景勝地「差出の磯」に鎮座し、晴れた日は富士山や甲府盆地を一望。大山祇神(おおやまづみのかみ)など7柱の神々を御祭神とし、健康・厄除けの御利益があるとされる。頭が2つあるヨゲンノトリは、かつて江戸時代にコレラが大流行した際に市川村(現山梨市)の名主が記した日記に描かれていた挿絵。特設HPから受付、初穂料1,000円。
0553-22-0081

6.弓弦羽神社(ゆづるはじんじゃ)の 「からす絵馬」/兵庫

伊弉册尊(いざなみのみこと)など3柱の根本熊野三所大神を祀り、神使の八咫烏(やたがらす)を由縁に勝利祈願の神様としても愛されている。日本サッカーにゆかりがある神戸市御影にあることからサッカーファンの参拝者も多く、絵馬もサッカーボールらしい丸型に。八咫烏が矢に乗った絵柄には“目標まで一直線に導く”という意味がある。メール・電話で受付、初穂料800円。
078-851-2800

7.猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)の 「佐瑠女神社 願かけ絵馬」/三重

伊勢市に鎮座し、物事をもっともよい方向へ導くとされる“みちひらき”の神様・猿田彦大神を祀る。しゃれたひし形の絵馬は境内社の佐瑠女神社(さるめじんじゃ)のもの。上品な桃色で描かれた、御祭神である天宇受売命(あめのうずめのみこと)の御神紋・舞鶴がかわいらしい。芸能の御利益を司るため、技芸の祈願をする際はこちらへ。電話とメールで受付、初穂料500円。
0596-22-2554

8.日和佐八幡神社(ひわさはちまんじんじゃ)の 「ちょうさ・うみがめ絵馬」/徳島

ウミガメの産卵で有名な美波町の大浜海岸沿いに佇む。安産や交通安全の御利益のほか、県内随一の規模を誇る秋祭りでも有名な神社だ。お祭りのちょうさ(太鼓屋台)など同社にゆかりのあるモチーフをあしらったイラストは、同じ町出身の画家・橋本シャーンさんが奉納。どこかほっとするタッチが旅のスケッチを中心に活躍した橋本さんらしい。HPで受付、初穂料500円。
0884-77-2474

新年の祈願は郵送でも。全国の魅力的な絵馬が集合。

自分好みにカスタム!

ニューノーマルと呼ばれる今、絵馬を郵送で奉納できるのもありがたい。とはいえ直接足を運べないからこそ、受ける前に自宅から神社に向かって参拝することも忘れずに。神使や御祭神が描かれた絵馬は、書き入れながらどこか見守られている気分になるのも不思議な魅力。全国各地のラインナップを見れば、きっと相性がいい神社と出合えるはずだ。各社とも返送すれば奉納してくれるので、じっくりとしたためよう。またお参りに行ける日を楽しみに、新たな年の願いを託さねば。

Navigator…MARIKO(マリコ)

マリコ/モデル。ファッションや美容など幅広い方面で活躍するモデルでありながら、神社検定1級を持つ神社好き。Hanako.tokyoで神社に関する連載を持ち、自身のインスタグラム(@marikozaemon)にも注目が。

※掲載品は送料別です。
(Hanako1192号掲載/photo : Natsumi Kakuto text : Kahoko Nishimura, Wako Kanashiro)

元記事で読む
の記事をもっとみる