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キミノマワリ。涙と笑顔で3人が卒業「見つけてくれてありがとう」

  • 2020.12.31
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「入榮透生・柊より・山本章加 卒業公演」を開催したキミノマワリ。 撮影=高田雄一
「入榮透生・柊より・山本章加 卒業公演」を開催したキミノマワリ。 撮影=高田雄一

【写真を見る】泣き止まない小椋あい彩の元に他のメンバーたちが集まる

アイドルグループ・キミノマワリ。がライブ「入榮透生・柊より・山本章加 卒業公演」を12月30日に東京・SELENE b2で開催した。

2018年11月2日のライブでデビューしたキミノマワリ。は、現在は山本章加、小椋あい彩、桜木美久、入榮透生、柊よりの5人で活動。この日の公演は、卒業する入榮、柊、山本の3人によるプロデュースで開催された。

キミノマワリ。の新メンバーはすでに発表されており、1月3日(日)から新体制での活動を開始する。

オープニングから涙…

ライブはデビューライブでも披露した「12月32日」でスタート。3曲を歌い上げステージが明転すると、すでに泣きじゃくる小椋の姿が。これに入榮が「もう(ライブ)終盤の顔(笑)」とツッコみ、山本も「花が真っ赤になってる」と笑う。

入榮は「まだ言わないでおこうか…」と「卒業」というワードは出さず、「年末なのにありがとうございます」とファンに感謝を伝え、なんとか明るく進めようとするが、柊の目にも涙。しんみりとしたムードをかき消すように4曲目へ。

「カタルシス」「プリズム」「まっさら」「soar」と、自分たちの思い出の振り返るように、発売順にパフォーマンスしていく。

「キミノマワリ。入榮透生・柊より・山本章加 卒業公演」より
「キミノマワリ。入榮透生・柊より・山本章加 卒業公演」より

さらに、3曲を披露し、本編最後の曲は1曲目の「12月32日」と同様、デビューライブでパフォーマンスした「君の隣」。メンバーがステージを降りると、デビュー前の稽古から節目のライブなど、グループの活動を振り返る映像が流された。

新型コロナウイルス感染防止のため声を出すことができないファンが、アンコールを求める手拍子を送る中、Tシャツに着替えたメンバーたちが再びステージへ上がり、「ナヤメルオモイ」を熱唱。

グループの振り返り動画を作った柊は「恥ずかしかった。これがういういしいってことだなって思った」とデビュー前の自分たちの姿を見た感想を語ると、入榮は「恥ずかしいって思えることが、成長したってこと」とフォローする。

また、小椋が「透生ちゃんが好きって言ってくれたから、ツインテールにした」とこの日の自身の髪形について触れ、入榮は「最後まで媚びていくスタイル」と爆笑した。

「キミノマワリ。入榮透生・柊より・山本章加 卒業公演」より
「キミノマワリ。入榮透生・柊より・山本章加 卒業公演」より

卒業3人のあいさつ

その後、入榮、柊、山本が卒業のあいさつ。

柊は「(卒業した白崎)ゆなちゃん、(斎木)まことちゃんも含めて、おかしな人たちだったなって思います。悪口ではなく褒め言葉です。この変な人たちと一緒にいるのが好きでした。卒業する実感が今も湧いてないです。ですが、この人たちと会えなくなると思うと、寂しくて寂しくて寂しくてしょうがないです。もう一緒にライブはできないんだね。一緒にするライブが好きでした。卒業しても遊んでください」とメンバーへ思いを告白。

「そして、ファンの皆さん。ボクがこの人生でアイドルになりたいと思ったのは5歳の時でした。アイドル以外にやりたいことは一つもなくて、アイドルじゃない自分がコンプレックスで、流れに身を任せて生きてきました。今は自称ではなくてアイドルになれたと思っています。ファンの皆さんが見つけてくれて、応援してくれて、好きになってくれて、ボクはアイドルになることができました」とファンに感謝を伝えた。

また、入榮は「何もできなかった自分を本当のアイドルにしてくれたのは、今見てくれているみんながいたからだと思っています。自分一人じゃ何もできないし、ここにも立ててないと思う。ありがとうございます」と感謝。

「今は卒業しちゃった二人も含めて、この7人でいれたから今ここに立てているし、最初は人見知りで、みんなコミュ障で、打ち解けられるか心配だったんですけど、本当に今は…仲が良いよね?(笑) このメンバーで立てることが幸せでした。実感がないというか、明日もまた同じメンバーと、今いるみんなとライブができるんじゃないかって思ってしまうですけど、卒業するって決めたのは自分なので、これからも前を向いて歩いていくので、キミノマワリ。と入榮透生をどうか見守っていてください」と、今の心境を吐露。

「美久ちゃんとあい彩は私たち卒業するメンバーと、卒業しちゃって今いないメンバーの分も、キミノマワリ。の音楽を守っていってほしいなと思っています」と、活動を続ける二人にエールを送った。

そして、山本は「7人で始まったキミノマワリ。でメンバーに恵まれていて、みんな優しくて面白くて、どこか性格が似ていて、私が勝手になくてはならない存在だと思って。こんなに大好きなグループで、一生続けようと思っていたところから消えてしまうこと、こんなにも毎日一緒にいたこの人たちとバラバラになるのが不思議だし、なりたくなかった」と、現在の本音を語る。

「歌も踊りもゼロからのスタートで、何も分からなくて、自分らしさとか得意なこととか必死に2年間探し続けて、少しだけ(ゼロから)イチに近づけたのかなって思います。それに2年間活動して応援してくれる人がすごく増えました。初期の頃は本当に0人の時もあったし、自分が愛知から通っていた時とかは、自分がいなくてもみんな困らないだろうし、いない方がいいと思っていた時もあって。でも、続けていればいつかは応援してくれる人がたくさん見つけてくれるかなと思って、2年間頑張りました」と、悩んでいたことを告白。

「こんなにも応援してくれる人がたくさん増えて、2年間無駄なことなんてなかったんだなって思います。みんなの表情、思いを一秒でも長く受け取りたかったのでここまで続けていられました。キミにとって前向きじゃないかもしれないし、受け入れられないことかもしれないけど、キミたちに支えられて、キミたちがいたから、今こうして前向きな卒業をすることができます。キミたちに出会えて良かったです。アイドルにしてくれて本当にありがとうございます」と感謝した。

山本が悩んでいたことを知った柊は「いない方がいいなんて思ってたの? そんなことないよ~」と号泣する。

「キミノマワリ。入榮透生・柊より・山本章加 卒業公演」より
「キミノマワリ。入榮透生・柊より・山本章加 卒業公演」より

ダブルアンコールで幕

続いて、桜木、小椋からの言葉だが、桜木は「しゃべれません…、しゃべれません…」と涙が止まらず。

すると小椋が「しゃべれる!」と語り始めるが、「でも、何をしゃべっていいか分からない。私たちは最近、新メンバーと新体制のお披露目に向けてレッスンしていて、そのレッスン中にみんなが残っていたらここを歌っていたんだろうなぁとか、踊っていたんだろうなとか、すごく考えちゃって。これからの活動も頑張っていかないといけないんだけど、もうみんながいないんだというのを感じちゃって、集中できないときもある」と複雑な心境を明かす。

続けて「LINEとかみんな淡白だし、女の子ってもっと『大好き』とか『今日楽しかった』とか送るものだと思うから、全然なくて。女の子は『かわいい、かわいい、だいすきー』って。何も言わないじゃん、みんな」と突然の暴露。

「いつもみんなに助けられて活動できていて、(これからが)不安しかないし、やめないでほしいし、卒業を2年くらい延期していいよって思ってたし。でも、みんなもいろいろ考えて悩んでいたのも知ってるから、みんなのこれからもずっと応援してます。だいちゅきだよー」と言葉を送った。

そして、桜木は「この日が来るのは1カ月より前から分かっていたけど、ずっと実感がなくて、みんなでライブができないんだって思うと悲しくて、本当にみんなのこと大好きなのに…。2年以上、大変こともあったし、つらいことも楽しいこともうれしいことも、一緒に過ごすことができて、すごい幸せだったし、本当に大好きしか出ない。いつもありがとうございました」と、3人に感謝を伝えた。

アンコールも残り2曲。しかし、小椋は「やったらみんないなくなっちゃうし、やらなくていいよー。でも、時間押したら会場大変だから…やるぅ!」と自らに活を入れるが、涙が止まらない。

入榮が「(次は)彼女が泣いていたら始められない曲だから…」と苦笑。全員で小椋を慰め、ようやく歌唱へ。

全国流通盤1stシングル収録曲である「ヒマワリ」「ほうき星」を歌い上げた。

アンコールを終えてもファンの手拍子は止まず、ダブルアンコールへ。5人で歌う最後の曲は「取り返しがつかない私たち」。5人は涙を流しながらも笑顔で全力パフォーマンス。入榮、柊、山本はファンに別れを告げた。

「キミノマワリ。入榮透生・柊より・山本章加 卒業公演」より
「キミノマワリ。入榮透生・柊より・山本章加 卒業公演」より

キミノマワリ。「入榮透生・柊より・山本章加 卒業公演」セットリスト

◇12月30日(水)東京・SELENE b2

M01 12月32日

M02 カタオモイ=導火線

M03 マイパラダイム

M04 カタルシス

M05 プリズム

M06 まっさら

M07 soar

M08 敗北の少年

M09 ギアスター

M10 きみという場所

M11 君の隣

<アンコール>

M12 ナヤメルオモイ

M13 ヒマワリ

M14 ほうき星

<ダブルアンコール>

M15 取り返しがつかない私たち

ダブルアンコールを終え、この5人では最後となるキミノマワリ。ポーズ
ダブルアンコールを終え、この5人では最後となるキミノマワリ。ポーズ
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