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「おちょやん」“運命の人”成田凌、登場!佐藤健、吉沢亮、松坂桃李…朝ドラ“イケメン”相手役を振り返る

  • 2020.12.26
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天海一平(成田凌) (c)NHK
天海一平(成田凌) (c)NHK

【写真を見る】成田凌と似ている“イケメン子役”と話題に!幼いころの一平(中須翔真)

“朝ドラ”こと連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月~金曜の振り返り)第4週「どこにも行きとうない」は、主人公・千代(杉咲花)のもとへ父・テルヲ(トータス松本)が8年ぶりに現れ、借金返済のために、悪い噂のある料理屋に働きに出てほしいと頼んだ。朝ドラ史上最低最悪の父ではないかとの声もあがっているテルヲの再登場で不穏な空気がたちこめる一方で、千代ののちの夫となる・天海一座の俳優・一平(子ども時代・中須翔真/青年期・成田凌)が成長して登場しドラマに華やかさが増した。これで主たる役者がそろった感がある。今回は朝ドラの主人公の相手役について、フリーライターでドラマ・映画などエンタメ作品に関する記事を多数執筆する木俣冬が解説する。(以下、一部ネタバレが含まれます)

「おちょやん」第19回より 急遽、千代(杉作花)が代役をやるはめになり大慌て (c)NHK
「おちょやん」第19回より 急遽、千代(杉作花)が代役をやるはめになり大慌て (c)NHK

成長した一平、成田凌登場

千代と一平の、お互い、口は悪いが、気が合っているような雰囲気が漂い、なかなかいい感じだった第4週。とくに、一平が千代のためにテルヲを説得に行くエピソードと、千代と一平がひょんなことからはじめて共演するエピソードが印象に残った。

「おちょやん」第19回 芝居に身が入らない一平(成田凌) (c)NHK
「おちょやん」第19回 芝居に身が入らない一平(成田凌) (c)NHK

年季が明けてもこのまま芝居茶屋岡安で働くことにした千代だったが、放蕩な父テルヲのせいで、料理屋で働かなくてはならなくなった。ご寮人さんシズ(篠原涼子)のはからいで、天海一座の公演が千秋楽を迎える7日後まで働けるようになったのもつかの間、一座の芝居が不人気で、急遽、打ち切りが決まってしまう。

ふいに訪れた最後の1日、一座の看板俳優・千之助(星田英利)がいなくなり、女形がぎっくり腰になってしまったため、一平が千之助の役を、千代が女形の役をやることに。

千代と一平の仲はすでなんとなくいい感じ

慣れないながらも懸命に芝居する千代によって、一平は「笑かすだけが喜劇と違うてこと」に気づく。もともと芝居があまり好きではなかった一平だが、芝居の面白さに目覚めはじめたのかもしれないというこの先の展開に期待を残した。千代と一平は、家族、主に父からの愛に飢えている者同士。ふたりの絆は今後も強くなっていくことだろう。

「おちょやん」第16回より 天海天海一座が道頓堀に戻ってきた (c)NHK
「おちょやん」第16回より 天海天海一座が道頓堀に戻ってきた (c)NHK

この週の一平は、水もしたたるいい男ふうに登場しながら、その後は、芝居をちゃんとやらずに千之助に怒られたり、憂さ晴らしに芸妓遊びをして、千代に眉をひそめられたり。でも、千代が借金のかたに売られそうなことを心配して、テルヲに掛け合いに行くなどいいところもあって、ダメなところといいところを交互に見せた。

「わろてんか」の息子役から「おちょやん」では相手役に

一平を演じている成田凌は、「わろてんか」(2017年度後期)に、ヒロインてん(葵わかな)の息子・隼也役で出演。葵よりも年上であると話題になったことと合わせて、隼也の悲願「マーチン・ショウ」とはどういうものか?ということにも注目が集まった。

「おちょやん」第19回より 一座がピンチ、一平(成田凌)はどうする⁉ (c)NHK
「おちょやん」第19回より 一座がピンチ、一平(成田凌)はどうする⁉ (c)NHK

それから3年、今度はヒロインの相手役で朝ドラ再登場となった。「エール」(2020年度前期)の主人公・窪田正孝が、「ゲゲゲの女房」(2010年度前期)でヒロイン(松下奈緒)の相手役(向井理)のアシスタント役、「花子とアン」(2014年度前期)のヒロイン(吉高由里子)の幼馴染役と三段階を踏んだこと比べると、早い昇進であるといえる。ちなみに「わろてんか」でヒロインの相手役を演じた松坂桃李は、「梅ちゃん先生」(2012年度前期)でも相手役をやって5年後に再び、相手役を演じた。

松坂桃李、佐藤健、吉沢亮……ヒロイン相手役とあの名シーン

佐藤健
佐藤健

つい先日、2021年度後期作品「カムカムエブリバディ」のヒロイン3人(上白石萌音、深津絵里、川栄李奈)が発表された。朝ドラでヒロインが誰かはとても重要だが、同じくらい大事なのが、ヒロインの相手役だ。ヒロインに共感して見る主に女性視聴者にとって、相手役が魅力的であることで満足感がぐっと上がる。「エール」は相手役が主人公というパターンなのでさておくが、近年の作品を見てみよう。

「スカーレット」(2019年度後期 主演・戸田恵梨香)の相手役は松下洸平。ささやき声で「抱き寄せていいですか」、「キスはいつするのかな」などというソフトなアプローチが受けた。

「なつぞら」(2019年度前期 主演・広瀬すず)は、地元北海道の同士的な相手役に吉沢亮、東京で夫になる相手役に中川大志。若手俳優のなかで演技もビジュアルも申し分ないふたりが揃った。吉沢とは、雪のなかで倒れ込むシーンが青春ラブストーリーそのもの。中川とは、階段から落ちそうになったヒロインの腕を中川が掴むシーンがラブコメふう。

「まんぷく」(2018年度後期 主演・安藤サクラ)は、現在、大河ドラマ「麒麟がくる」で堂々、主演している長谷川博己。布団のなかで「おいで」と妻を抱き寄せる場面に視聴者騒然。

「半分、青い。」(2018年度前期 主演・永野芽郁)は、中村倫也に間宮祥太朗に佐藤健という豪華さ。中村は、花火しながら頬にキス。間宮は雨のなかで踊りながらプロポーズ、佐藤とは、ソファで毛布にくるまれてのキスシーン。ラブストーリーの北川悦吏子の面目躍如、朝ドラではなかなかない様々なラブシーンが描かれた。

思えば、昨今の恋愛ドラマ復活および、キュンブームは「半分、青い。」が火付け役といっても過言ではない。そして昨今の朝ドラはその火付けの意地にかけて(冗談です)、次々とヒロインと相手役にキュンするシーンをつくろうと日夜努力しているようにも感じられる(冗談ですよ)。『おちょやん』の千代と一平には、演劇みたいな劇的なものを期待したい。

「おちょやん」第16回より 千代(杉咲花)と一平(成田凌)はいい話し相手 (c)NHK
「おちょやん」第16回より 千代(杉咲花)と一平(成田凌)はいい話し相手 (c)NHK
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