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年金生活にまさかの落とし穴!話し合いをしなかった夫婦の後悔

  • 2020.12.26
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老後の年金生活について、夫婦できちんと話し合っていますか?準備万端と思っても、思わぬところで落とし穴にハマってしまうかもしれません。いくつかエピソードをご紹介するので、今後を考える参考にしてみてください。

■生活水準を落とせない妻

Tさんのお宅では、ご主人がお金を管理していました。ご主人が仕事をしているうちは収入もそこそこあったので、Tさんが高い買い物などをしても、特になにも言わずお金を出してくれていたそうです。

ところが貯金と年金で生活するようになってからは、「人生長いし、さすがに今まで通りでは先々に不安がある」ということで、ご主人も節約をすすめるようになりました。けれどTさん自身は、急に節約と言われてもなかなか生活水準を落とせず、そのことでご主人と喧嘩になることも増えたそう。

最終的には「早いうちから老後について話し合い、認識を共有しておけばよかった」とお互いに反省したようです。

■老後資金2,000万円以上準備するも…

2019年に金融審議会が発表した「高齢社会における資産形成・管理」によれば、平均的な退職後の夫婦の場合、30年で2,000万円の貯金が必要とされています。「老後資金2,000万円」は一つの目安にされていますが、2,000万円は大きな額ではあるものの、それをクリアすると誰でも安心というわけではありません。今回は60歳時点で2,500万円準備したにもかかわらず、自分たちの家計を把握していなかった夫婦の失敗談をご紹介します。

■老後資金をすべて投資に回した結果

老後のための資産運用でご相談に来られた、都内に住むRさん(62歳)とその妻(60歳)は、この世代には珍しく、夫婦共働きでどちらも定年まで働いていました。貯金が3,000万円近くあり、将来もらえる年金も月々28万円と、平均的な家庭に比べるととても恵まれているという印象です。

投資の経験はないが、これからチャレンジしたいとのこと。Rさん夫妻の家計は、ときおり子どもや孫に対する高額な出費があるものの、普段は質素です。今の生活で将来苦労することもないと思われたので、逆に「なぜ今から投資をしたいのですか」とたずねました。

返ってきたのは、「老後を豊かにしたいから」というもの。投資にはリスクがつきものであることや、いざという時の現金・預金の必要性などをお伝えし、初回は面談を終えました。

ところが、次の面談でRさんから開口一番「投資をはじめました!」と報告がありました。聞くと、投資は早くはじめた方が有利と思い、銀行に行ってさっそく手続きをしたとのこと。

内容は外貨預金と投資信託のほか、安全資産としてご紹介していた「個人向け国債」でした。ただ、問題はこれまで貯めてきたほとんどの資産をこういった金融商品に回したことです。安全資産と投資信託、そして外貨の組み合わせで、一見バランスがよいように見えますが……。

■老後の計画は夫婦でしっかり話し合って

現役時代と一変する定年後の生活には、入念な計画が欠かせません。特に、夫婦2人で暮らしている場合は、よく話し合っておかないとのちに後悔することになる可能性もあります。できるだけ具体的にイメージして、早めのうちに話し合っておくことをおすすめします。

文・fuelle編集部

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