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「初日の出」山頂から見たいけれど富士山、高尾山、筑波山...「ご来光」拝めるか

  • 2020.12.23
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山頂から見る初日の出は絶景だが

元日の朝、初日の出を拝んで新年を迎えるのは正月の風物詩だ。しかしここにも、新型コロナウイルスの影響が出ている。

人気初日の出スポットの高尾山(東京都)では、新型コロナウイルス感染拡大対策のため、2020年12月31日夕から21年1月1日早朝まで山頂の「大見晴園地」が封鎖される。やはり今回ばかりは、年の初めのご来光を拝むのはあきらめざるを得ないのか――。

高尾山はダメでも

富士山は、新型コロナウイルスの影響で今夏は開山されなかった。また富士箱根伊豆国立公園管理事務所や山梨県・静岡県が運営する「富士登山オフィシャルサイト」によると、現在も冬季閉鎖中で、全ての登山ルートや施設が閉鎖されている。

ただし初日の出スポットがないわけではない。筑波山(茨城県)でロープウエーを運営している「筑波観光鉄道」に取材したところ、山頂閉鎖の予定はなく、ロープウエーの営業も元日は早朝から行うという。また、徒歩による登山でも登頂が可能だ。公式サイトの時刻表によると、山頂へ続くロープウエーも元日は早朝4時30分から、ケーブルカーは5時から営業している。

千葉県の「鋸山ロープウェー」も、公式サイトの11月1日の告知の中で「鋸山山頂で初日の出を見よう」と呼びかけている。ロープウエーは元日5時30分から営業運転を行う。ただし、新型コロナウイルス対策として人数制限を行うと、同社はJ-CASTトレンドの取材に答えた。ロープウエーの下側駐車場が満車になり次第、案内を終了。また、ロープウエー以外で山頂に行くことができる山道の閉鎖を考えているとした。

三重県・朝熊山を通る有料道路「伊勢志摩スカイライン」と、山頂にある展望台を運営している三重県観光開発にも、電話取材をした。元日では20年12月31日の7時から21年1月1日の19時まで営業を行う。展望台には「伊勢志摩スカイライン」か、徒歩による登山でアクセス可能だ。

都庁は「オンライン初日の出」配信

外出を控えたい場合は、「オンライン初日の出」という選択肢もある。

東京都庁では「年末年始コロナ特別警報」を踏まえて、予定していた展望室の元旦営業を中止し、展望室から見える初日の出のオンライン配信を行う。配信は20年1月1日6時40分に開始する。また、宮城県の七ヶ浜町観光協会では、菖蒲田浜から見える初日の出の配信を6時から行う。いずれもユーチューブで配信される。

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