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アスリートの社会貢献を表彰「HEROsAWARD 2020」 最優秀賞は本田圭佑

  • 2020.12.22
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「HEROs AWARD 2020」受賞者。センターポール・堀江航氏、同・田中時宗氏、本田圭佑選手の代理で登壇した二村元基氏、有村智恵選手、炭谷銀仁朗選手(左から)

日本財団が、社会貢献活動を続けてきたアスリートや団体を表彰する「HEROs AWARD 2020」が2020年12月22日、東京都内で行われた。

今年度は4つの活動に賞が贈られた。その中で最優秀賞に当たる「HEROs OF THE YEAR」には、サッカー元日本代表・本田圭佑選手が選ばれた。

有村智恵選手は「智恵サンタ」で受賞

本田選手は、東アフリカのケニア、ウガンダ、ルワンダの子どもたちを対象に、無償でのサッカー指導やサッカーアカデミー入団機会提供、またサッカー以外の才能育成の機会提供を行ってきたことが高く評価された。現在ブラジル1部ボタフォゴに所属する本田選手は、ビデオでメッセージを寄せ、コロナ禍の2020年を「スポーツ界にも大打撃の1年だったと思います」と振り返った。自身の活動については、「いろいろなことに挑戦してきたのですが、正直まだまだできることがあったんじゃないかな」と、さらに上を見据えていた。

女子プロゴルファー・有村智恵選手は、「智恵サンタ」として震災で被害を受けた小学生のもとを訪れて、その「夢をかなえる」様々な活動をしてきた。表彰式では赤の鮮やかなドレスで登場した有村選手。「今までお世話になってきた方々、地域への恩返しをしたいという気持ちで行ってきたものなので、このような名誉ある賞に選出していただいたことはとても身に余る思いです」と語った。また、活動をサポートしてきた周囲の人々への感謝を口にした。

このほか、日本プロ野球選手会の「新型コロナウイルス感染症拡大防止基金への寄付、ドナルド・マクドナルド・ハウス支援」、一般社団法人センターポールの「学校・企業向け障がい理解講習及びパラアスリート競技支援」が受賞した。日本プロ野球選手会からは選手会長で読売ジャイアンツの炭谷銀仁朗選手が、センターポールからは代表理事の田中時宗氏と理事の堀江航氏の2人が、それぞれ壇上でトロフィーを受け取った。

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