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弘中綾香&田中みな実「好きな女子アナ」ワンツー、根強い人気のワケは?

  • 2020.12.19
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田中みな実さん
田中みな実さん

毎年恒例の「好きな女性アナウンサーランキング」(オリコン調べ)が12月4日に発表され、テレビ朝日の弘中綾香アナウンサーが昨年に続き首位を獲得。2位にはフリーアナウンサーの田中みな実さんがランクインし、こちらも昨年と同じ順位となりました。

2人は現在、テレビ朝日系バラエティー「あざとくて何が悪いの?」(毎週土曜 後9:55)で共演中。“あざとさ”について語り尽くす新感覚バラエティーとして今年10月からレギュラー放送が開始され、番組内で見せるあざとい表情やSNS上での盛り上がりなどが度々、話題となっています。

同番組でMCを務める2人が昨年に引き続き、上位にランクインした理由について、作家・芸能評論家の宝泉薫さんに聞きました。

まるで“コンビ”のような一体感

弘中さんは2013年、テレビ朝日に入社し、同年10月に音楽番組「ミュージックステーション」のサブMCに抜てきされ、2018年9月まで約5年間担当。現在は「あざとくて何が悪いの?」の他、「激レアさんを連れてきた。」「ノブナカなんなん?」などのバラエティー番組を中心に活躍しています。「特に『ミュージックステーション』のサブMCに抜てきされたことが、彼女にとっては良い経験になった」と宝泉さんは評します。

「アナウンサーに必要とされる、自分が悪目立ちをせずに周りを立てるスキルを『ミュージックステーション』で鍛えられたのではないかと思います。タモリさんやアーティストの魅力を引き出すアシスト能力に加え、その中でも、自分の存在感を出すスキルは『ミュージックステーション』での経験が生きていますし、それ以降もキャリアを着実に重ねることができたからこそ、今のキャラクターや地位があるのです」(宝泉さん)

一方、田中さんは2009年、TBSへ入社後、2014年にフリーアナウンサーへ転身。2019年にはドラマ「絶対正義」(東海テレビ・フジテレビ系)で本格的な女優デビューを果たし、同年12月に発売したファースト写真集「Sincerely yours...」(宝島社)は歴史的大ヒットを記録しました。2020年はドラマ「M 愛すべき人がいて」(テレビ朝日系)での怪演ぶりや、8月に発表した芸能事務所フラームへの移籍などが話題になり、「日経トレンディ」が選ぶ「2020年今年の顔」にも選出されました。

「弘中さんとは異なり、局のアナウンサーとして出始めた頃から、ぶりっ子キャラなどで自分のキャラクターを積極的に出していましたが、数々の番組を通して、今では多くのお笑い芸人から認められている印象です。単純に、見ていて面白いですし、特に有吉さんや爆笑問題とは長年番組で共演していることから、彼らにとっては頼もしい存在のはずです。今年は事務所も移籍し、女優としてのキャリアアップを図っているとみて間違いないでしょう」

2人の人気やキャラクターを決定付けたのは、現在、共演中の「あざとくて何が悪いの?」の存在が大きいといいます。

「局アナとフリーでそれぞれ所属は異なるものの、もはや『コンビ』と言っても過言ではないくらい、2人がセットになっている感じがしっくりくるのです。また、この番組が“あざとかわいい”という言葉を定着させるきっかけにもなったことで、MCを務める2人の存在がこの言葉の権威や象徴となるイメージを植え付けたことにもつながり、結果的にプラスとなりました」

「番組自体も単にアナウンサーを売り出すような番組ではなく、トレンドを作り出そうとしている志の高さが見えるバラエティーです。“あざとかわいい”のイメージを象徴している2人がMCを務めることで説得力も増しますし、今後、あざとかわいいキャラで売っていきたいタレントの登竜門的な存在の番組になるのではないでしょうか」

2人の今後の活躍についても、宝泉さんは太鼓判を押しています。

「今年はコロナ禍により、テレビ業界も大きなダメージを受けていますが、2人は昨年からの勢いそのままに、露出がさらに増えています。露出が増えているということは、弘中さんにとってはテレ朝からの信頼度、田中さんは世間からの評価がそれぞれ高まっていることの表れであると言えるでしょう」

「ビジュアルとしてのかわいさと出演者としての面白さを兼ね備えている点は、2人はアナウンサーの中でも突出しています。両者ともタイプ的には似ていますが、お互いがライバルでもあり、仲良しにも見えるような2人の雰囲気が、支持されている理由の一つでもあり、強みでもあります」

オトナンサー編集部

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