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働く女性が抱くキャリアの“もやもや”、「ビジョンシフト」で解消できる!

  • 2020.12.15
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今年の流行語大賞が「3密」となったように、新型コロナウィルス感染症による未曾有の危機に、不安や戸惑い、“キャリアのもやもや“を感じていない人はほとんどいないのではないでしょうか?

出典:シティリビングWeb

2009年9月9日に、アーヴィン・ラズロ博士の呼びかけによって「WorldShift」という宣言が出されました。世界的な危機を目の前に、皆で明るい未来のために危機に立ち向かおう!という宣言です。10年以上がたちましたが、世界はさらなる危機に直面しています。

キャリアカウンセラーとしては、「ビジョンシフト」という観点で、働く女性の背中を押してきたので、読者の皆さんにも解説させていただきます。

一人のビジネスパーソンであり、市民でもある私たちは、一人では大それたことはできません。むしろ、大きな危機を目の前にすると無力感や諦め、ときには逃げ出したくなることばかりでしょう。しかし、「意識のシフト」は誰でもすることができるのです。

World Shiftとは、簡単に言ってしまえば、前と後。

Before → After

と考えてみたほうがやさしいですね。

withコロナの「現在」も、緊急事態の渦中におかれています。政治家や経営者という立場の人たちだけが考えるのではなく、私たち働く一人ひとり誰もがafterコロナの世界を希求しています。元に戻ることは無いからこそ、明るい未来を開かなければなりません。

自分の羅針盤、ありますか?

男も女も関係ないとはいえ、特に女性は人生(=キャリア)を歩む中で、トランジション(転換期、心理学上で言われるアイデンティティの危機にあたる重要な節目)に多くぶつかります。

就職、転職、結婚、出産、転居、離別など、「変化」によって心理的にとても大きな不安と混乱に陥るときがあります。心が揺らされるとき、迷ったとき、行くべき方向を見失わずに歩むための、自分の羅針盤、ありますか?

親に言われたから、友達がこうしているから、恋人にたしなめられたから、みんなもやっているからなどの言葉に流されず、自分で自分の人生を切り開くチャンスが「現在」にはあります。

岐路に立たされたとき、素敵な人生、納得のいく人生にするために、主体的に自分の道を選び取ることができるかどうか、その選択権は「わたし」にしかありません。

大切にしたい自分の価値観を掘り出す

未知の感染症の影響によって、自分の意思に反して「ビジョン(思い描いてきた理想とする未来)」を「シフト(ギアチェンジするかのように漸進的に変化させる)」する必要に迫られています。だからこそ、下記7つの問いを通して、自分の羅針盤を掘り出してみてください。

・明日死んでしまうとしたら言われてみたい一言は何ですか?

・もし、たった一つだけ願いがかなうとしたら何を願いますか?

・かなわなかった夢、かなえたかった夢はありますか?

・一番誰を笑顔にしたいですか?

・変えたい決まりやルールはありますか?

・あなたの仕事を通してできることは何ですか?

・絶対に守りたいものは何ですか?

自分の羅針盤とは、大切にしたい自分の「価値観」のことです。多忙極まるオフィス空間でも、人間関係や働き方が大転換している激動の時代です。だからこそ、本質的に自分自身の「価値観」を軸として持ち、揺れない強い心で良い未来を創るために社会に参加し続けて欲しいと思っています。

参考までに

私のbefore

余裕なしの鬼婆ワーキングマザー

私のafter

笑顔のワーキングマザー

みなさんのbefore→afterをぜひ教えてください。新しいビジョンを一足飛びに描くことは難しいですが、アフターコロナを目指して、自分の価値観に従って今できるベストを尽くしたいですね!

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