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【三次市】古代を見に行く『みよし風土記の丘』

  • 2020.12.14
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こんにちは、2児の母Nokiです。

先日、『みよし風土記の丘』で子供向けの自然体験イベントがあり、終了後施設内を散策しました。幼児期から訪れても楽しい、魅力的な場所でしたのでご紹介します。

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出典:リビング広島Web
様々な住居様式が知れる

百聞は一見に如かず。子供達にはこれらの古代の復元住居を見せるためだけに来ても、十分に価値があると思いました。外見だけでなく、中も薄暗いですが、見ることができます。この写真の古墳時代の住居だけでなく、江戸時代初期の住居も少し中に入って見ることができます。

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出典:リビング広島Web

この住居を過ぎるとすぐに七塚古墳群があります。道は奥にも続いていましたが、私たちはこの辺で引き返しました。のちに、奥には想像以上にたくさんの古墳群が続いていたことに、驚かされました。

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出典:リビング広島Web
古墳の丘だけじゃない

下の写真の石室は、広島南部では数か所にあるものの、北部では唯一のとても珍しい横穴タイプ。これは飛鳥時代(7世紀)末期、当時の政治の中心地だった近畿地方の皇族や官僚の墓と同じ作りらしく、どんな重要人物がここにいたのか、興味深いところです。

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出典:リビング広島Web

他にも古墳時代後期(6世紀末~7世紀末)の子供の墓(下の写真の一番奥)などあり、子供も興味を持ってくれ、後日3歳次男は、庭で虫の墓をこの箱型石棺タイプで作り、5歳の長男は公園の砂場で円形古墳を作るというセルフフィードバックをしていました。(笑)

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出典:リビング広島Web

『みよし風土記の丘』の敷地内に有料で入れる『歴史民俗資料館』があります。せっかくなので、入ってみました。入ってみると、たくさんの資料と出土品の数々。焼き物の焼き方で何時代か分かるなど、わかりやすく、模型もあるので見るだけで楽しかったです。

アメリカで縄文矢じりが発見される

資料館で見ていると、スタッフさんがこんな説明をしてくれました。

2、3年前にオレゴン州で見つかった矢じりが、日本の縄文時代の矢じりの製造法にそっくりだということ。そのほかにも、洞窟の中から縄文人と同じ頭蓋骨、わらじ、土偶など見つかっていて、ネイティブアメリカンが縄文人だ、というのが裏付けられる話がたくさんあるそうです。

そのことから縄文人が太平洋を横断してアメリカへ渡っていたという説が有力になりつつあるとか。いつか歴史の教科書も変わるのでしょうか。歴史はロマンを感じさせますね!

みよし風土記の丘 開園時間 9時~17時 休園日 年中無休 入園料 無料 駐車料金 無料

みよし風土記の丘ミュージアム(広島県立歴史民俗資料館) 広島県三次市小田幸町122 Tel 0824-66-2881 開館時間 9時~17時(入館は,16時30分まで) 休館日 月曜日,年末年始(12月28日~1月4日) ※月曜日が祝休日の場合は開館し,翌日以降の最初の平日に休館します。 入館料 一般 200円・ 大学生150円 ・高校生以下無料 ※特別企画展は別料金です。 駐車料金 無料 https://www.pref.hiroshima.lg.jp/site/rekimin/

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