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テイラー・スウィフトの新曲「ドロシア」はセレーナ・ゴメスに着想?面影がちらほら

  • 2020.12.12
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テイラー・スウィフトのニューアルバム『エヴァーモア(evermore)』の収録曲「ドロシア(Dorothea)」が、親友のセレーナ・ゴメスにインスパイアされたものなのではないかとファンたちが想像を膨らませている。(フロントロウ編集部)

ハリウッドで夢を追う女性の物語「ドロシア(dorothea)」

シンガーのテイラー・スウィフトが12月11日にリリースしたキャリア通算9作目となるアルバム『エヴァーモア(evermore)』は、7月末にリリースした8作目のアルバム『フォークロア(folklore)』の“姉妹作”。

幻想的で成熟した『フォークロア』の世界観を引き続き掘り下げた作品である『エヴァーモア』には、テイラーが“tales(架空の物語)”と呼ぶ15曲(CD、アナログ・レコードはボーナストラック2曲を含む17曲が収録)がラインナップ。

テイラーは、アルバム解禁前に行ったYouTubeでのライブチャットのなかで、「『フォークロア』が春と夏を表しているので、『エヴァーモア』では秋と冬を表現したかった」と語っている。

これまでにも数々の作品に「イースターエッグ」と呼ばれる、隠しヒントを忍ばせてきたことで知られるテイラーだけに、『エヴァーモア』に関しても、解禁されるやいなやファンたちが早速“宝探し”に奮闘。収録曲それぞれに込められたヒントや楽曲との繋がりを次々と見つけ、SNSで意見交換している。

そんななか、一部のファンたちが、テイラーの親友でシンガー兼俳優のセレーナ・ゴメスの面影がチラついて頭から離れないと言っているのが、トラックリストの8曲目に収められた「ドロシア」。

「ドロシア」について、テイラーは、『エヴァーモア』のリリース後に公開したメッセージのなかで、「ドロシアはハリウッドで夢を追いかけるために小さな街を離れた女性」と説明。今でも故郷で暮らす主人公が、ドロシアに語りかけるかたちで、いまや遠く離れたハリウッドの光り輝く世界で名声を手にした彼女との古き良き思い出を振り返り、“つらくなったら、いつでも自分のことを思い出して”と伝える楽曲となっている。

「ドロシア」はセレーナにインスパイアされた曲?

「ドロシア」には、テイラーとセレーナの関係や、セレーナのこれまでの体験を連想させる歌詞がいくつも登場する。

画像: 「ドロシア」はセレーナにインスパイアされた曲?

ファンたちが対比させている、歌詞とセレーナのコネクションにはこんなものがある。

Hey, Dorothea, do you ever stop and think about me? / When we were younger down in the park

ねえ、ドロシア、立ち止まって私のことを思い出すことはある?/ 若い頃はよく公園でふざけ合ったよね

テイラーとセレーナは、過去に公園で一緒に過ごす姿が何度か目撃されている。

You got shiny friends since you left town
この町を去ってから、ピカピカ(スター)の友達ができたみたいだね

セレーナにはハリウッドにたくさんセレブ友達がいる。

A tiny screen's the only place I see you now
今となっては、あなたに会えるのは小さなスクリーンの中だけ

テイラーは最近はスマホでのビデオ通話などでしかセレーナに会えていない。写真はテイラーがセレーナの料理番組『Selena + Chef』にビデオ通話を通じて出演した時のもの。

And if you're ever tired of being known for who you know/ You know, you'll always know me
もし自分が知っている誰かのことで有名でいるのに疲れたら/私がいるってわかってるよね

セレーナは10年近くにわかりくっついたり離れたりを繰り返した元恋人でシンガーのジャスティン・ビーバーとの関係について、破局後も名前を並べて報じられたり、さまざま説がウワサされてきた。

You'rе a queen sellin' dreams, sellin' makeup and magazines/ Ooh, from you I'd buy anything
あなたは夢を売る女王様/コスメや雑誌を売ってる/あなたからなら、私何だって買うよ

セレーナはコスメブランド「Rare Beauty(レア・ビューティー)」をプロデュースしており、言うまでもなくたくさんの雑誌の表紙を飾っている。

When it was calmer, skipping the prom just to piss off your mom and her pageant schemes
穏やかだった頃は、プロム(卒業パーティー)や美人コンテストの計画をサボったりしてあなたのママを怒らせたよね

セレーナは幼い頃、母マンディの勧めで美少女コンテストに参加していた。

ちなみに、「ドロシア=セレーナ説」を強力にバックアップしているのが、セレーナの一番好きな映画が『オズの魔法使い』だという事実。本作の主人公の名前は「ドロシー」で、テイラーはそれにちなんで「ドロシア」としたのではないかとウワサされている。

楽曲の解釈には諸説あり、まったく違う読み取り方をする人たちもいるし、テイラー本人がこの“物語”にどんな思惑を込めたのかも現時点ではまだ説明がない。

でも、テイラーとセレーナは長年にわたって支え合い、切磋琢磨してきた親友同士。テイラーがセレーナとの友情にインスパイアされた楽曲を作ったとしても不思議はない。

「ドロシア」には続きがある

テイラー本人による「ドロシア」という女性に関する説明には続きがあり、「ドロシアはハリウッドで夢を追いかけるために小さな街を離れた女性で、休暇で実家に帰った時に昔の恋人と再会して起こることが描かれている」とされている。

この説明の後半部分に当てはまるのが、『エヴァーモア』の4曲目に収録される「tis the damn season(ティス・ザ・ダム・シーズン)」。こちらの曲では、クリスマス休暇で故郷に戻った女性(ドロシア)が、昔好きだった相手と再会し、ひとときの切ないロマンスに身を委ねる物語が描かれている。

(フロントロウ編集部)

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