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周囲が結婚・出産で「お金がかかる」と嘆いている…予定がなくても貯金すべき?

  • 2020.12.11
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仕事や家事、恋愛……と毎日頑張っているからこそ悩みは尽きないもの。GATTA読者のみなさんから寄せられた“ホンネ相談”に、SNSを中心に人気を集めるコラムニストのぱぴこさんがおくるアドバイスは……?

今回のお悩み

正直、ある程度稼げる年齢になってきたけど、周りは結婚して子どもがいて、みんな口をそろえて「お金がかかる」と大変そう。将来自分は結婚するのか、子どもを産むのか、の予定はないし、まだ正直どうしたいかすらわからない。それでも、今のうちから貯金をすべきですか?

結婚、出産だけではない!お金があったほうがいい理由

貯金
出典: hirost / PIXTA(ピクスタ)

こんにちは。貯金はすべきです。万年金欠のミドサーが言うのだから重みが違います。もう一度言います。貯金、すべきです。

開始2文で結論が出てしまったのですが、乱暴なのでなぜ必要かを確認しましょう。相談者さんはある程度金銭面に余裕があり、周囲の結婚や出産による経済活動の変化から「将来の結婚・出産に備えて自分も貯金をするべきか?」と悩んでいます。

が、あるかどうかわからない“将来の結婚・出産”に備えて、無理に貯金をする必要はありません。

では、なぜ貯金をすすめるのか。それは「独身こそ、何かがあったときに貯金が命綱だから」です。

お金のあるなしは、意思決定に大きく寄与する

結婚とは、ある意味の負荷分散ソリューションだと私は定義しています。

1人のほうが気楽で自由だし、無理に結婚する必要もない。そうですね、その通りです。でも、1人の給与で1人の生活を支えていると、自分が倒れたら誰も家計にお金を運んできてくれなくなります。そのとき、すぐに助けてくれる親族や何かしらの制度があるかどうかはわかりません。

筆者自身も独身時代に休職を経験し、貯金の必要性を非常に感じました。緊急時には“すぐに動かせる現金”が一番強い。

また、病気や事故などのネガティブな理由以外でも、例えば“やりたいことが見つかって”仕事を辞めてチャレンジするとき、先立つお金があれば決断できる可能性が上がります。

このようにバックアップがあると有事はもちろん、自分のチャレンジを諦めなくて済む確立がグーンとあがります。

では、具体的にいくら程度あればよいのか?

“ある程度のお金”が自分を助ける可能性はわかったけど、「一体どの程度必要なの?」という疑問がでると思います。個人的には300万と定義しています。これは“無職で1年過ごせるお金”と考えたとき、年収程度の現預金を持っていることが望ましいからです。

なので、もし今貯金がないのであれば、まずは100万を貯めてみましょう。それが達成できたら、次に300万というボーダーを超えることを考えましょう。300万円あればあとはその時々の状況で、一部を投資に回していくことも可能です。

 

預金通帳の数字が増えていくのは意外と楽しいですし、「最悪仕事辞められるな」と思うことでチャレンジできることもあります。将来の生活のためというよりは、あくまで“自分のために”貯金を作っておくのも悪くないですよ。

【画像】
※hirost / PIXTA(ピクスタ)

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