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都市や自然がまるでジオラマ! 本城直季の写真展。

  • 2020.12.10
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なじみ深い世界の虚構性を問いかける眼差し。

『本城直季(un)real utopia』

『line dance』2006年。歌劇場の後方から被写体を見つめる写真家の視点に、観劇の体験に伴う不思議な虚構性が宿る。

アオリと呼ばれる大判カメラの技法で、都市や大自然をジオラマのように俯瞰で撮影する独特の表現で知られる写真家・本城直季。ミニチュアを想起させる作品には、実在と虚構を問い、人間の営みへ注ぐ温かくも冷徹な眼差しがある。初の大規模個展では、市原市を被写体とした撮り下ろし作品も展示する。

『本城直季(un)real utopia』会期:開催中~2021/1/24市原湖畔美術館(千葉・市原)営)10時~17時(土、祝前日は9時30分~19時、日、祝は9時30分~18時)休)月料)一般¥800●問い合わせ先:tel:0436-98-1525https://lsm-ichihara.jp

*『フィガロジャポン』2021年1月号より抜粋

 

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