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【新連載・旅する映画手帖】パリを旅した気分になる『間奏曲はパリで』

  • 2015.5.29
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映画を観ると、舞台となっている場所に行ってみたくなったり、その土地の文化に触れたいと思うことはありませんか? 今回から始まる新連載「旅する映画手帖」では、旅行気分を味わえたり、旅に出たくなったり、実際に旅行した時に楽しめるような映画を紹介していきます。 連載第1回目は、『間奏曲はパリで』という映画を紹介します。平凡な日常に変化をもたらそうとする主人公が、フランスのノルマンディーからパリへ。そこで人生を見つめ直す物語です。パリの都会的な街並みの中で、ヒロインが体験するワクワク気分を観ている人も感じることができます。

フランスの田舎町から憧れの街パリへ

フランスの北東・ノルマンディーで、夫のグザヴィエ(ジャン・ピエール=ダルッサン)と共に農場を営むブリジット(イザベル・ユペール)。すでに子どもは巣立ち、穏やかで幸せな日々を送っていますが、単調なルーティーンの中で、ブリジットは何か変化が欲しいと感じています。

ある日、パリから来た姪の友人のスタン(ピオ・マルマイ)と知り合い、彼と話すうちに、ブリジットは思い切って一人でパリへ行こうと決めます。

パリから来た若者の話をきっかけに2泊の旅へ

ブリジットは、パリに到着するとすぐに、エッフェル塔を訪れたり、セーヌ川のクルーズに参加したりと観光を楽しみます。タクシーのドライバーには、「素敵な建物があったら前を通って」とリクエスト。旅先で出会った人と一時を一緒に過ごすなど、ちょっとしたアヴァンチュール気分を楽しみます。

夜のパリは昼間とはまた違う趣きがある

一方、夫のグザヴィエは、変化を求めるブリジットの気持ちに無関心のようでしたが、妻の様子を見に、彼もパリへやって来ます。パリ旅行をきっかけに、ブリジットとグザヴィエには、どんな変化が訪れるのでしょうか……?

あらゆる年齢層の女性の共感を呼ぶ作品

冒険を恐れず、変化を求めるエイジレスなヒロイン・ブリジットがとても魅力的。彼女が身に着ける毛皮のロシア帽や、タータンチェックのマント、粋なスカーフといった“田園ファッション”もキュートです。

ブリジットやグザヴィエが観光するのは、オルセー美術館やチュイルリー公園、コンコルド広場の大観覧車や、遊覧船<バトー・ムーシュ>など、パリに行ったら一度は訪れたいスポットばかり。さらに、本作にはモンマルトルの丘の麓にある、フレンチ・カンカンで有名な老舗ナイト・スポット<ラ・ヌーヴェル・イヴ>なども登場し、パリの夜の顔も堪能できます。

ヒロインに感情移入しながら、一緒にパリを旅した気分になれる『間奏曲はパリで』。本作を観た後は、心に何か変化が起きているかもしれません。

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『間奏曲はパリで』 全国順次公開中

原題・英題:『La Ritournelle』

出演:イザベル・ユペール、ジャン=ピエール・ダルッサン、ミカエル・ニクヴィスト、ピオ・マルマイ

監督・脚本:マルク・フィトゥシ

2014年/フランス/99分/ビスタ/5.1ch/字幕翻訳:高部義之

配給:KADOKAWA