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シンガポール女性の生理と選択|煩わしい生理とどう向き合っているか【在住ライターがレポート】

  • 2020.12.7
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1. 月経カップを選ぶ人が多いのは「生理貧困」をなくすため

Oana Cristina
Photo by Oana Cristina on Unsplash

数年前は欧米、しかもほんの一部の人しか使用していなかった「月経カップ」。それが、今や日本や世界中の女性の手に渡る機会が増えました。シンガポールでも国内に数件しかなかったエココンシャス(環境に配慮した)なお店など限られた場所でしか手に入らなかった月経カップですが、今はエココンシャスなお店が増えたこともあり、より多くの女性が月経カップを選択するようになりました。

日本やシンガポールのように生理用品に対して比較的に恵まれた国では想像しがたいですが、世界には生理用品を手に取ることが難しい国もたくさんあります。「生理用品がないから学校を休まなくてはいけない」など、私たちが想像している以上に困難を状況の中にいる女性も。

海外の月経カップを生産しているメーカーの多くは、そのような「"生理貧困"をなくす」ことを目標にしていることが多く、私たち消費者もそれに賛同することができます。女性の社会進出が発展しているアジアの一部地域では特にその傾向が強く、自分のため、自分の利益のためというよりも、"周囲のために"と月経カップを選ぶ女性が増えています。

アジアで今急成長中の香港で生まれた「LUÜNA naturals」もそんな生理貧困と戦っているブランドの1つ。是非、月経カップを選ぶ際は、会社のヴィジョンにも注目してみてはいかがでしょうか。

2. 東洋医学の知恵を取り入れて生理痛に向き合う

Dominik Martin
Photo by Dominik Martin on Unsplash

筆者の住むシンガポールは中華系が79%。東洋医学を選択し、先人たちの古来からの知恵を借りている人も多くいます。

東洋医学では、生理痛の最も一般的な外的原因は「骨盤の冷え」と言われています。また内的な原因としては、気の滞りやエネルギーの流れの滞り、血の不足などが考えられています。

生理痛に対する東洋医学の治療法は、ハーブ療法や鍼灸、外用温熱療法、ヨモギという海綿状の小さなハーブを皮膚の上で焼くお灸など様々。
東洋医学では、生理痛を始めとした生理にまつわる悩みには、万能薬はないと考えられています。一人ひとりの体が違うように、症状の背景にある原因も異なります。そして、その原因は体質や生活習慣、食生活などに応じて、さまざまな方法で対処しなければなりません。

3. 消臭効果の高いハーバルナプキンを選択する人も

Diana Akhmetianova
Photo by Diana Akhmetianova on Unsplash

生理の悩みと言えば男女ともに「生理痛」が思いつきますが、それだけではないのが生理が煩わしいと思っていしまうこと。例えば「ニオイ」。生理用ナプキンを使用している人であれば経験したことがあるという方もいるかもしれませんが、定期的にナプキンを交換しないと経血のニオイは更に強くなっていきます。

シンガポールで生理用品はナプキン派という人に人気なのが「ハーバルナプキン」。人気なのはローカルブランドの「Padeve」。ナプキンにハーブの香りがついていて悪臭を取り除いてくれます。筆者も使用しましたが、爽やかなハーブの香りはもちろんのこと、使用中ずっとスースーとして、生理の不快感が心地よいものになりました。シンガポール以外でも、台湾ではハーバルナプキンが人気の生理用品の1つです。

4. 生理をポジティブに捉える

Antonino Visalli
Photo by Antonino Visalli on Unsplash

生理の悩みは人それぞれで多岐に渡ります。生理用品が日本で発売されるはるか昔、生理は女性のシモものとしてタブーとして扱われていました。それでも時代の進歩で生理との付き合い方もより快適になり、また悩みや問題をオープンに話せる時代にもなりましたよね。

筆者の住むシンガポールでは、生理は女性の月に一度のデトックスと言う人もいます。また、妊娠や出産など女性だけが体験できる奇跡を可能にしてくれるのも生理のおかげ。生理をプラスなものと捉えている人も多いのです。

生理と仲良く付き合える女性が、今後より増えていければ嬉しいですよね。

ライター/桑子麻衣子
シンガポール在住8年のライター/Webクリエイター/ヨガインストラクター(全米ヨガアライアンスRYT200保持)。3歳の娘Emmaと夫と3人暮らし。妊娠、出産、育児を経験しヨガを深めたいとインストラクターの資格を取得。Webメディアを中心に記事を執筆しながら、人にも地球にも優しいサステナブル(持続可能)な暮らしの実践を目指すウェブメディア「House of Emma」を運営。ヨガの教えに基づいた「誰でもどこでもできる」をキーワードに、それぞれの暮らしに寄り添ったエコフレンドリーなファッション、ビューティー、ライフスタイル、ヘルスケア、旅行の提案をしている。

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